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🇵🇼「……ナイチ……?」
昔見た時は、こんなに荒れてなかったのに。
🇵🇼「ナイチっ!ナイチっ!!!」
何回も呼ぶ名前。だけど、そこにはぐちゃぐちゃになったナイチしかいなかった。
🇵🇼「はぁはぁはぁ……う”ぇえ」ベチャベチャ
そこからは、覚えてない。放射線?とか、ナイチの死が原因で気絶してたみたい。気づいたら、病院にいた。台湾とかが、お見舞いに来てくれた。
🇹🇼「パラオ…大丈夫?」
🇵🇼「大丈夫だよ」
だけど、だけどね。ナイチじゃないと、僕の心にできた穴は埋められない。
🇵🇼「死にたいなぁ……」
🇹🇼「え……」
***
本当は、気づいてた。パラオが、壊れているのを。でも、気づきたくなかった。
頑張って気づかないふりをしてたけど……パラオの口から「死にたい」なんて言葉が出てくるなんて。
🇹🇼「ガシッ」
🇵🇼「っ!?た、台湾そんな握らないで。痛いよ」
🇹🇼「死にたいなんて言わないで!もう誰にも死んで欲しくないんだよ……!ねぇ、ねぇ、パラオもわかるでしょ?だから、やめてよ……」
🇵🇼「台湾……泣かないで」
🇹🇼「グスッもう、言わないで。僕の前から居なくならないで!」
***
台湾には、悪いけど僕は死ぬ。
もう、楽しくないんだ。昔みたいに、世界は輝いてなんかいない。
どんなに綺麗な場所、思い出の場所でも結局は戦場となってしまうのだから。
ナイチ……
☀︎「パラオ、また遊ぼうな」
🇵🇼「うんっ!」
嘘つき。もう”また”なんかないじゃん。
🇵🇼「う”ぅっ……ナイチ」
数週間後、僕は退院した。
台湾には申し訳ないなぁ。
ナイチ……待っててね。今、逝くから。
🇹🇼「パラオ!!!!!」
🇵🇼「台湾、ごめんね」
落ちる時、台湾の涙が僕の手に当たった。
僕は、我儘かもしれないけど暖かい温もりが欲しかった。
グシャ
🇹🇼「あ”あぁぁぁぁああ!」
なんかすごい短いし、低クオ………トホホ
すいません。ではまた!