私達が笑い合っている間にもクラスメイトは何かを言っている
クラスメイト 結花さん泣かせるとか本当にないよね
クラスメイト というか結花さんじゃなくても虐めるとかあり得ない
クラスメイト 虐めて何が楽しいのだろ?
クラスメイト 分かりたくも無いわ
クラスメイト 最低すぎ
私はそんな罵声を浴びせられながらやっとこの状況を理解した
今まではいろんなことが起き過ぎていて
脳が処理を終えるのにとても時間がかかってしまった
結花さんは多分、今もの凄くどうしたらいいか困っていると思う
困っている人かもしれない人がいるなら助けてあげないと
そして悲しんでいたり、泣いている人がいると何も出来ない自分が嫌になるから
そして私の行動が少しでも人の為になるのなら
誰彼構わず助けた
例え、ありもしない噂を流されても
そしてクラスメイトを避け、うずくまっている結花さんの近くへ行き
ゆっくり結花さんに手を差しのべた
理菜 大丈夫?
そしたら手を払われて
彼女はこう言った
その言葉は私の心を抉った
そんな、私はみんなのこと思って…
そんなつもりじゃなくて
私は、その言葉が嫌いだ
世界一嫌いな言葉かもしれない
人の気持ちを知らないのに勝手に私の気持ちを決めつけないで欲しいな…
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