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辛さも君となら ____ .
「 辛いな … 」
よく俺はそう思うようになった . 死にたい感情はない.ただ学校の同級生や家族に会うのが嫌なだけだ . でも休んだら幼馴染が心配する. 寝付けない日々が続いている .
「 ど ー しよ 」
その時インターホンが鳴った . 多分、茈だろう . いつも登校する前に集合する集合場所に居ないから迎えに来たのだろう .
「 は ー い 」
俺が玄関を開けると勿論、茈が居た . いつもより不機嫌そうにしている茈が ____ .
「 赫、遅い 」
「 ごめん 」
「 許すけど . なんかあったのか ? 」
「 ぃや … 」
「 ……… とりあえず学校行けそうか ? 」
優しい口調でそう俺に聞いてきた . その時一粒の雫が俺の瞳から流れ落ちた ____ .
「 ぇ ゛!? 赫 っ 💦 」
明らかに動揺して焦っている茈に気づかず俺は泣き出していた .
「 ど ー した ? 赫 」
何とか理解したのだろう . 茈は玄関に入り鍵を閉めて俺を抱きしめて背中を優しく摩ってくれた .
「 ん゛ぐすっ … ひぐ っ … 」
「 何があった ? 学校の事 ? それとも 」
今更言うが俺の両親は両方俺をほったらかして各々の浮気相手の場所に住んでいる . お金の仕送りなどはしてくれているから生活は出来るが皆は両親が居るのに俺には両親が居ないという『孤独感』がある ____ .
そんな時に助けてくれたのが茈だった .茈の両親は片方は交通事故に合って今でも昏睡状態らしい . だから片親、父親と暮らしている . 彼もまた俺と同じ『孤独感』に襲われていたのだろう .
「 大丈夫 ゞ 俺は赫の味方だから 」
「 ん ゛っ … ぐすっ … 」
優しく頭を撫でてくれる彼の手が俺は好きだ .小さい頃ジャングルジムから落ちて片足を骨折した事がある . その時にギャン泣きしてた俺を茈は撫でてくれていた . 安心感のある優しくて大きい手 . そんな手が俺は好きだ __ .
「 辛かったな . 大丈夫 ゞ 」
少し頭の中がふわゞする優しくて安心する声が好きだ . たまに不思議になる何処からその声が出てるのか . 彼は「 母親譲りかな 」 と言っていた . 深堀しちゃった『罪悪感』が少しあるが彼は「 大丈夫だからな 」と優しく言ってくれた ____ .
「 今日は学校休んで寝よっか 」
「 茈 … 学校は … ? 」
「 休む . 」
「 駄目… 行って … 」
「 今の赫をほっとけねぇよ 」
「 ッ …………… 」
その後は彼と寝たりご飯を食べたりして少しづつそのネガティブな気持ちも薄れていったのだった _____ .
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また駄作だわ ˙◁˙
もうやだ (( 殴
おつひと .