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ほんとに泣けてくる😭 好きすぎます!!続き楽しみにしてます!!
ぁ。
誰かが立った。
やばいこっちに来る。
また
暴力を
受けて
タヒぬのを嬲られる。
…下しか見れない。
前を見れない。
皆んながどんな顔してるのかも見れない。
どうしよ。
動かない。
体が硬直して
逃げようとしても
逃げれない。
あ、目の前に止まった。
誰かいるんだ。
やばい、
やばい
殴られる
3
2
1
大 「 っ…… 」
若 「 ちょ、なにしてんの? 」
藤 「 流石に良くないと思うけど…? 」
…止めた…?
なんでだよ
おい
2人とも
偽善者なんだろ
止めるなよ
なんだよ
2人が
僕を
虐めるのか?
そいつの代わりに。
やれよ
早く
やってくれよ
なんで
何もしない
なんで
僕を庇うんだ。
意味ないだろ
そんなことしたって
報われないだろ。
お前らみたいな奴を
巻き込みたくないんだよ
迷惑なんだよ。
やめてくれよ
大 「 っ……グスッ 」
若・藤 「 っ…!! 」
あれ。
なんで
泣いてんだろ
ダメだ
止まらない
どうして
泣いたことなんてないのに
なんで
泣けてくる
どうしてなの
分からないこの感情
どうしたらいいの
泣きやめないよ
なんで
ねぇどうして
大 「 っ…… 」( ダッ
若・藤 「 ぁっ…… 」
…
全速力で
屋上へ逃げた。
もう
嫌だ
僕今日おかしいよ。
なんで泣いてんだよ
いつもなら泣かないのに
なんであいつらがいると
泣けてくるんだよ。
大 「 グスッ……はぁっ…グスッ… 」
…もう
タヒにたい。
ここから飛び降りようかな
やってみるか
…
風が少し荒い。
寒い。
顔に掠れて痛い。
でも
暴力に比べたらまだマシだ
ここから落ちたら
間違いなくタヒぬだろう
いや
誰かが助ければタヒなないか
なんて
そんな訳もないよな
はぁ
そろそろ
落ちるか
3
2
1
大 「 …… 」( スッ…
若 「 何してんだっ……!! 」( ぐいっ
藤 「 まだ、タヒんじゃダメだっ! 」( ぐっ
大 「 ……どうして… 」
若・藤 「 ……? 」( ぐぐ…
大 「 どうして僕をタヒなせてくれないの! 」
藤 「 それはね…大切な友達だからだよ。僕らの大切な友達だから助けるんだ! 」
大 「 大切な…友達……? 」
若 「 あぁ、そうだ…!俺らにとっちゃあ、大切な友達なんだよっ!! 」( ぐいっ
大 「 っ……! 」
…
助けられた。
また
タヒねなかった
あ
やっと
顔を見れた
君達は
なんで泣きそうなの
何も苦しくないのに
どうして
目に涙を溜めてるの。
大 「 なんでそんな顔するの。 」
藤 「 なんでだろうね…、自分でもわかんないや…笑 」
若 「 あはは…笑、俺ダメかも…笑 」
藤 「 若井、泣くの早すぎ笑 」
若 「 ごめん、涼ちゃん…笑グスッ 」
大 「 ワカイ…リョウチャン…誰…? 」
藤 「 あぁ、僕らの名前覚えてない…? 」
大 「 …… 」( こく
藤 「 僕は藤澤涼架、涼ちゃんって呼んで!若井、話せる…?笑 」
若 「 …代わりにお願い……笑 」( 泣
藤 「 めちゃくちゃ泣いてるのが、若井滉斗!若井でも、滉斗でもなんて呼んでもいいかも! 」
大 「 ……若井、涼ちゃん…… 」
藤 「 君の名前は…? 」
大 「 えっ…… 」
焦ってしまう
自己紹介なんて
いつぶりだ
まともに話せない
どうしよう
陰キャ特有の
人と話せないのが
発動してしまっている。
藤 「 喋れない…?ゆっくり深呼吸しな? 」
彼は
涼ちゃんは
優しく背中を
摩ってくれた。
偽善者なんかじゃないんだ。
抱き締めて…
くれるかな
大 「 ……っ… 」( 手広
若・藤 「 ……! 」
あ
やっぱり
その反応
引いてるよね。
若・藤 「 ……ふふ 」( ぎゅっ
大 「 んっ……! 」( 驚
抱きしめられた
初めてだった
また
止まらなくなるよ
目から
汗のように
涙が零れた。
ずっと
抱き締めてて…
to be continue … 。