リクエスト作品です
※Dom/Subユニバース
※fwmt→Dom(攻)、kihr→Sub(受)
※ここから先は名前を伏せません
苦手な方は、自衛お願いします🙏
【第4話 変化】(甲斐田side)
あれから僕は、定期的に心身の状態の変化についてデータを送ったり、時間がある時にはダイナミクスの研究に参加するようになった
研究を通して、少数だけど、他のDomやSubの人との交流が出来たのは、僕個人にとっても良いことだった
悩みを相談できたっていうのもあるけど、1番は他を知ることで、自分を知ることが出来たからだった
○○「今から簡単なコマンド通しますね、何かあれば直ぐに仰ってください」
甲斐田「は〜い」
仲良くなったDom「LOOK(見て)」
甲斐田「(あれ、なんか、…
甲斐田「不破さんの時はそうでも無かったのに、
甲斐田「(他のDomのコマンドは、なんかモヤモヤする…)」
そして、僕の心情にも、確実に変化が起きていたのが分かった
甲斐田「んー…」
SMプレイまではいかないんだけどな…
…
甲斐田「(何調べてるんだろう…)」
誰かに褒められたい…尽くしたい…
そんな欲がどんどん強まっていくのを感じた
深い信頼が欲しい…
誰かのものになりたい…
支配されたい…
前に不破さんに、…されたみたいに…
不破さんに…
甲斐田「(あれ…)」
甲斐田「(なんで不破さん…?)」
ニュース「続いてはこちら、第二の性、ダイナミクスについて、皆さんはご存知ですか?」
甲斐田「(…!)」
世間では徐々に、第二の性が発現したという人が現れ始めた
比例して以前よりも、ダイナミクスがメディアに取り上げられる数は増えた
だけど、まだまだ謎が多いのが現状だった
ダイナミクスを持つ人が増えたことで新たに分かったことと言えば、みな口を揃えて、元々何処かに居た自分が、表に出てきたみたいだ、と言うことぐらいだった
嘘のような話が真実になっていく
世の中の常識が、人が、今この瞬間少しづつ変化しているのかもしれないと、そう思った
甲斐田「(あ、時間だ…)」
甲斐田「(準備しなきゃ…)」
僕と不破さんは、同じ境遇にいるということもあって、お互いの家に行くまで仲良くなった
不破「お邪魔しマース」
甲斐田「どうぞ〜」
2人の時はゲームして、くだらない話をして、ただそれだけの、普通の友達のような時間を過ごした
甲斐田「〜ーー!w」
不破「〜ーww」
でもある日、それが崩れた
不破「腹減った〜、なんかあったりする?」
甲斐田「あ、そういえば、冷蔵庫にプリンあったんで、持ってきますね」
不破「お〜、サンキュ〜」
不破「………」
不破「…、、」
甲斐田「〜♪」
不破「…」
不破「LOOK(こっち見て)」
甲斐田「っ!?」
無意識に身体が、不破さんの方を向く
甲斐田「(え…?不破さん…?)」
予想だにしなかったことが起こって、状況が掴めない、
不破「Come(こっち来い)」
甲斐田「へ…?」
僕の身体は、僕の戸惑う気持ちを無視して、不破さんから放たれた言葉に従順に従う
甲斐田「ふ…わ…さん?」
不破「晴、」
不破「どうしたら、俺のもんになってくれる」
コメント
4件
ふふはは、、ありがとう^^