休日________
あんなことがあった翌日,私はいつメンと遊ぶ約束をしており,公園で待ち合わせをしていた
美咲「アイ〜,奏〜,結〜」
アイ「やっほ〜」
『やほ』
美咲「ヤホ〜」
奏「みぃちゃんのファンクラブすぐに人増えたよね
凄いわ」
あれ,いつの間にファンクラブが
美咲「うん…挙句の果てにお兄ちゃんまで入ってきたし…
まさかの恋愛としての好きだったとは……」
逆に気付いてなかったのか…凄いな
私は一眼見た時から分かってたのに…
奏「まぁ,そうだよね」
アイ「逆に気付いてなかったみぃちゃんが凄い」
2人は口々に云う
美咲「え,2人とも気付いてたの?」
2人「うん」
2人はそう即答した
美咲「マジか…
歩きながら話すか」
アイ「そうだね」
私達は話しながら飲食店に向かう
〜in飲食店〜
美咲「はぁ,今日暑いね」
アイ「そうだね」
奏「こんな時は涼しいところで昼ごはんが1番だね」
『何食べようかな…』
今日はゆったり出来そうな予感
ふと横を見ると私達が座っている席を黒い服を着ている4人の人が通り過ぎた
私は見知った姿があり,目で追う
『あっ』
誰かが何かを落とした
美咲「ん?何か落ちた…あれ?誰のだろ
あ!あの人かな!」
『えっあちょっと佐倉さん!』
佐倉さんは落とし物を拾って届けに走ってしまった
私も慌てて追い掛ける
美咲「ちょっと待って下さい!」
『佐倉さんちょっと!』
その声で4人が一斉に振り向いた
シュウ「あれっ,君もしかして…いや,なんでもないや
それにしても結さん奇遇ですね」
シュリ「ん?あら,あなた…いえ,なんでもないわ
久しぶりね〜!」
?2人とも何を言いかけたんだろう
佐倉さんと知り合い?でもそんなそぶり佐倉さんにはないし…まぁいっか
『闇ノ兄妹お久しぶりです
てか佐倉さん,いきなり走ったら危ないでしょ』
私は佐倉さんに注意した
美咲「ごっごめん!
あ,それとこれ…貴方のですよね?」
すると1人の男性が私達に近付いた
青年1「あ!しゃけ!(あ!僕の!)」
私達は顔を見合わせた
美咲「ん?しゃ,しゃけ?
???」
『え〜と…?
さ,魚が好きなんですね…???』
私は的外れなことを言う
青年2「狗巻先輩,人と喋る時は俺か闇ノさん達呼んで下さいって言ったじゃないですか」
あ,通訳の方かな?
美咲「えっと…狗巻さん?」
狗巻「しゃけ!(そうだよ!)」
青年2「あ,因みに「そうだよ!」って言ってます」
もしかして,しゃけは肯定?
美咲「え…どゆこと?なんで分かるの?」
シュリ「今時間ある?
説明は長くなるからある方が良いのだけれど…」
美咲「あ!大丈夫です!」
『いや,勝手に決めちゃって大丈夫なの?
アイ達も居るしさ…』
その時アイがやって来た
アイ「どしたー?遅いけど」
美咲「あ!友達も居るんですけど大丈夫ですかね?」
青年2「全然大丈夫ですよ
まず自己紹介から…」
シュリ「いや伏黒君まず席に座りましょうよ
此処に立ったままは他の人に迷惑になるわよ」
伏黒「すいませんシュリさん…」
シュリ「謝るより先に行動
いいかな?」
アイ「僕は大丈夫」
美咲「私も!」
こうして私達は自分達の席に連れて隣の机をくっ付けて座る
伏黒「自己紹介をしましょうか
俺は伏黒恵です」
シュウ「僕は闇ノシュウといいます」
シュリ「私は闇ノシュリです
シュウの片割れをしています。妹です」
美咲「私は佐倉美咲!」
『黛結,です…』
美咲「こっちは友達のアイと奏です」
アイ「(ペコリ)」
奏「m(_ _)m」
2人は各々お辞儀をした
美咲「で,その,狗巻さん?について詳しく教えてください」
〜青年淑女説明中〜
美咲「なるほど〜,まだちょっと疑問なのもあるけど,何となく分かった!」
『話しても良かったの?』
シュリ「別に構わないわよ
他の人に話したって絵空事なんて言われるだけだし」
まぁ,そりゃそうだもんね
私みたいに人ならざる者に会ったことがないと信じる人は少ないだろう
シュウ「この事は秘密ですよ?」
奏「分かりました」
アイ「はい」
狗巻「すじこ!めんたいこ!
(LIN◯交換して欲しい!)」
シュリ「L◯NE交換して欲しいって云ってるわ」
狗巻「すじこ!(御礼がしたい!)」
伏黒「御礼がしたいと」
美咲「良いよ!(なんで言葉分かるんだろ)」
わ〜よく会ったばかりの人とL◯NE交換出来るなぁ…私出来ないや…
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