テラーノベル
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また逢う日まで。
青「 るーとくーんっ! 」
黄「 なーあに!ころちゃ! 」
青「 将来、僕のお嫁さんになってくれる? 」
黄「 …っ!!なる! 」
そんな約束をしたのももう12年前
そんな僕はもう高校生になっていた。
桃「 ころんーっ! 」
青「 どうしたの? 」
桃「 今日転校生くるらしいぞ 」
青「 …ふーん、」
桃「 どうしたそんな浮かない顔して 」
青「 …なんでも? 幼馴染の事思い出してた 」
桃「 お前幼馴染居たんだな 」
青「 そりゃ居るよ僕だって 」
桃「 …転校生が幼馴染だったらどうする? 」
青「 そんなアニメみたいな事、あるわけないでしょ 」
桃「 あるかもしれないだろ 」
青「 あったらいいのにね 」
ぼくは少しだけ転校生に期待をしていた。
るぅとくんだったらいいのに。
先生「 転校生紹介するぞー 」
黄「 結芽咲中から転校してきました るぅとです 」
青「 …っ、?! 」
黄「 好きな物はお花で、好きな色は青です 」
やっと見つけた。
僕の初恋の人
先生「 席はころんの隣な〜。」
黄「 …ころ、ん…っ? 」
黄「 …ぁ、っ! ころちゃん…っ、! 」
青「 …るぅとくん覚えててくれたの? 」
黄「 …そりゃそうですよ。 忘れるわけない 」
青「 るぅとくん相変わらずだね。」
黄「 ばかにしてます? 」
青「 してないよ笑 」
楽しかった。 久しぶりに会って…
また前みたいになれるって思ってた
青「 今、彼氏いるの? 」
黄「 …いますよっ( にこっ 」
青「 …っ、!!そうなんだっ、お幸せにね 」
黄「 …ありがとうございますっ、 」
この時にるぅとくんの変化に気づいてあげてれば
すぐに助けてあげれていたのに。
桃「 ころん、本当に幼馴染だったな 」
青「 まさかほんとに幼馴染と思わなかったよ 」
桃「 …でも彼氏いるんだってな 」
青「 初恋壊れたよね〜、笑 小さい時に約束した結婚しようねとか叶わないもんだよね 」
桃「 1回離れると難しいよなぁ、」
青「 さとみくんは良いよね〜、小学も中学も離れなかったから付き合えて 」
桃「 鈍感すぎて苦労したけどなぁ、」
小さい頃の約束なんて叶わないもんだ。
本気にしてたのが馬鹿みたい。
黄「 ころちゃんと結婚したかったなぁ…、っ 」
「 ころちゃん覚えてるかなぁ、約束…っ、」
「 もう__も___なんてさ、もうやだよ 」
黄「 …ころちゃんおはよ 」
青「 るぅとくんおはよっ 」
黄「 ころちゃんはさ、小さい頃の事覚えてる? 」
青「 覚えてるよ。るぅとくん花言葉だいすきだったよね、笑 」
黄「 ただ咲いてるだけなのに、ただ綺麗なだけなのに、意味があるの素敵じゃないですか? 」
青「 うん、とっても素敵だよ。」
青「 さとみくん。」
桃「 ころんどした? 」
青「 僕、気持ちに気づいて欲しいんだ。」
桃「 …おう、」
青「 花言葉ってしってる? 」
桃「 知ってるよ? 」
青「 花言葉で気持ちに気づいてもらう。」
桃「 るぅと…だっけ?お花すきなんだろ? 」
青「 うん、すきだよ 」
桃「 じゃあいいんじゃね?気づいてくれるよ。」
青「 …ありがとう 」
10⁄25
青「 るぅとくん 」
黄「 どうしたの?ころちゃん 」
青「 …誕生日おめでとう 」
黄「 …えっ、!ありがとうございます! 」
「 …ぁ、鈴蘭と胡蝶蘭… 」
青「 受け取ってくれる…? 」
黄「 …っ、彼氏居るから……」
青「 …彼氏いないの知ってるよ。」
「 るぅとくん、嘘つく時下唇噛む癖があるんだよ? 」
黄「 …気づいてたんですね、っ笑 」
「 …でも僕、余命1年も無いんです。」
青「 …ぇ、っ? 」
黄「 迷惑かけたくないの、だから嘘ついてた 」
「 途中で居なくなっちゃう僕より、ちゃんと人生を共にしてくれる人と結婚してほしいんです 」
青「 …馬鹿なの? 僕はるぅとくんがいいからこうやって告白してる。迷惑なんて思わない。」
黄「 …でも、」
青「 僕の隣にはるぅとくんがいて欲しい。」
「 残りの人生、全力で楽しませるから、お願い…っ、もう、るぅとくんと居れる時間を失いたくない。」
黄「 …僕なんかで、よければ…っ、」
青「 …残りの人生、一緒にがんばろうねっ、? 」
黄「 …がんばりますっ、! 」
青「 るぅとくん、動物園いかない? 」
黄「 えっ、!! いきたいです! 」
青「 るぅとくん、水族館いこ? 」
黄「 えっ、! じゃありいぬ達誘いましょ? 」
青「 ダブルデートだね?笑 いいよ? 」
青「 るぅとくん、お花畑いくよ? 」
黄「 やったぁっ、!たのしみっ、!! 」
青「 はい、るぅとくん 」
黄「 お花の冠…? 」
青「 それ、あげる 何があっても ぜったいに離れないでね 」
黄「 …もちろんっ、( 泣 」
この一年間、るぅとくんのやりたい事、行きたい所はぜんぶやったし、行った。
もうふたりで出かける事が出来なくなるのかもしれないんだよね。
「 最後の手術がもし、成功したら、ころんさんと生涯を共にする事ができます。」
医者にそう言われた。
僕は成功してくれ と願うしか出来なかった。
突然、医者から電話が来た。
「 ころんさんっ、! 手術が成功しましたッ…! 」
その言葉を聞いた瞬間、靴を履いて病院へと飛び出した。
青「 るぅとくんッッ…!! ほんとに良かった、」
黄「 ……えっと、どちら様ですか…? 」
青「 … ぇ、っ…? 」
るぅとくんに忘れられていた その事実が受け入れられなくて、医者に聞いた。
青「 るぅとくんは なぜ、僕のことを忘れているんですか…、」
医者によると、後遺症か何かで本当に大切なものを忘れている、特殊なケースの記憶障害だそう。
これだと一緒に居れることはないかもなぁ…笑
青「 るぅとくん、またきたよ 」
黄「 ころんさん わざわざありがとうございます 」
青「 …ころちゃんって呼んでよ、」
黄「 ころちゃん…っ、!? 」
青「 ぁ、いや、ごめん…笑 気にしないで 」
黄「 …ごめんね、” ころちゃん “ 」
青「 …っ、!! …思い出すまで来るから覚悟しといてね?笑 」
黄「 …、笑 待ってますね? 」
黄
黄「 ねえ、りいぬ? 」
赤「 どうしたの? 」
黄「 ころちゃんと僕って、どんな関係だったんですか? 」
赤「 …笑 すっごくラブラブなカップルだったよー? 」
黄「 カップルってりいぬ達みたいな…っ、? / 」
赤「 俺たちよりも、もーーっとイチャイチャしてたよ…笑 羨ましかったりしたよね笑 」
桃「 ふーん? じゃあもーっとイチャイチャしちゃう?笑 」
赤「 ぇ、っ…、!? さとちゃ、!? 」
桃「 りいぬが嫌がるかなーって我慢してたけど、そんなん聞いたらイチャイチャするしかないよね〜。 」
黄「 ここ病室だからイチャイチャしないでくださーいっ!! 」
桃「 俺たちよりイチャイチャしてた癖に…、 」
黄「 それとこれは別ですッッ!! / / 」
赤「 あれー?お顔が赤いなぁー? 」
黄「 もう帰ってくださいっ!!! / / 」
ころちゃん、今日は来ないのかな。
僕、今日退院なのになぁ、
青「 るぅとくんっ、!! 」
黄「 わ、ころちゃっ、!! 」
青「 遅れちゃってごめんね?今日退院らしいし、行きたい所あったからさ、っ! 」
黄「 えっ、!? どこですかっ? 」
青「 ないしょっ!!笑 」
青「 るぅとくん、目開けていいよ 」
黄「 わっ、お花畑…っ!? 」
青「 …思い出してくれたらなーとか…笑( 小声 」
黄「 ねえ、ころちゃんっ!胡蝶蘭と鈴蘭だよ! 」
ズキッッ…
頭が痛い…っ、何か大事な事を忘れてるような…
青「 るぅとくん、こっち向いて? 」
黄「 …っ? 」
青「 はい、お花の冠! 鈴蘭でつくったんだ 」
黄「 わ、かわいい…っ! 」
ズキズキッッ…
痛い…ッ、痛いよ、っ
「 るぅとくん? 」
「 ずっと離れないでね 」
だれ、?聞いた事のある声…っ、
黄「 …ぁ、っ 」
そうだ、ころちゃんだ。
僕は大事な事をわすれてたんだ。
黄「 …っ、ころちゃ…っ( 泣 」
青「 ぇ、ぁ、どうしたの!? どこか痛い!? 」
黄「 思い出したの、僕の大事な人はころちゃんだって。 」
青「 …っ、!! …よかったぁ、…( 抱 」
黄「 …ころちゃん、ごめんね 」
青「 もう思い出してくれたからいーの、… 」
桃「 …よかったな。」
赤「 また、イチャイチャが見られるのかな 」
桃「 見れるだろ、ころん達の事だしな、笑 」
赤「 …さとみくん、俺 恥ずかしがってばっかで素直な気持ち伝えれなかったし、甘える事ができなかったけどさ、」
桃「 …うん。」
赤「 俺、さとみくんにもっと甘える。今までさとみくんには照れくさくて甘えれなかったけど、命とかさ、この恋人って関係なのにも、限りがあるって今回るぅとくんが教えてくれた。」
桃「 …りいぬのペースでいいんだよ。俺は別にそれで飽きたり、目移りしたりしない。ツンデレなりいぬもすき。デレデレなりいぬもすき。りいぬ自体がすき。」
赤「 …だいすきだよっ、? 」
桃「 俺もだいすきだよ。」
黄「 りいぬ、さとみくーんっ!! 」
赤「 わ、っ!!るぅとくん! 」
黄「 僕たち、親友でもあるし、恋人でもあるじゃんっ、それって最高な関係だと思うんだ 」
桃「 そうだな 」
青「 これから、どっちかが別れそうになったら助けるんだよ。」
赤「 誰かが欠けてもこの4人は最強だし、欠けても他ふたりがサポートすればいいからっ、!! 」
桃「 な、シェアハウスしてみない? 」
青「 …有りすぎ、」
黄「 それ賛成っ!! 」
赤「 誰かが倒れててもすぐ気づけるし、それって一石何鳥だろ!!? 」
桃「 百鳥くらいあってもおかしくないな?笑 」
青「 合言葉はー!!? 」
「 何があっても四人はずっと離れない赤い糸! 」
4000文字も書いた……
1回目3000文字まで書いたのに
1000文字くらいまで消えてて、
2回目は2000文字くらいまで書いたのに
1000文字くらい消えてて流石に挫けそうになりました🙌🏻🙌🏻
また逢う日まで っていう題名とちょっと違う気が。
リクエストで幼馴染がまた逢うみたいなだったので書いてみたけどなんかちょっと違う。病気メインになっててちょっとごめんなさいほんとに。
鈴蘭の花言葉 「 再び幸せが訪れる 」
胡蝶蘭の花言葉 「 あなたを愛します 」
そして読むのお疲れ様です✊🏻💙
コメント
3件
最高すぎる🥲こんな感動系の物語書けないからまじで尊敬‼️よかったです……👍🏻
う〜泣ける…ハピエン好きなんです!シェアハウス最高ですねなんでそうゆうの思いつくんですか?天才ですか?続きあったらあったで楽しみにしています。(シェアハウスの様子が見たい…)