テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1,281
241
#ご本人様には関係❌
yuna🍑
107
コメント
1件
第10話読み終えたよ〜!「13人目は最初から存在していなかった」ってオチ、めっちゃ好き…!実は仲間の絆を確かめる試練だったんだね。みんなで帰る朝の光の描写がすごくきれいで、ホラーから友情話への流れが自然だった。最後の「次の12人も、最高の仲間たちだった」ってアルバムの一文がじーんときたよ🥀 完結おめでとうございます、素敵な物語をありがとうございました〜!
男の人が指差した森の奥。
「この森には、まだ一人――」
「誰も知らない13人目がいる。」
全員「…………」
たっつん「……まだ続くんかい!!」
シヴァ「ここまで来たら最後まで聞こうよ」
じゃぱぱ「うん、そうだね!教えてください」
男は少し笑った。
「実は、この森に伝わる『13人目』は――」
男がアルバムを指差す。
「最初から、存在していなかった。」
もふ「……どういうこと?」
「30年前、この場所にいた12人は、仲間を大切にすることを証明するために、この試練を作ったんだ」
なおきり「なるほど……」
「『13人目』という存在を作り、12人のうち誰か一人を犠牲にさせようとする。そして、そこで仲間を選ぶかどうかを見る」
えと「でも……」
男「そう。30年前の12人も、誰一人として仲間を選ばなかった」
ゆあんくん「じゃあ……」
男「その時点で試練は終わっていた」
⸻
女の子がアルバムを開く。
最後のページ。
そこには、新しい文字が浮かんでいた。
『12人であることを忘れない者たちへ。』
その下には――
『合格。』
じゃぱぱ「……」
えと「終わったんだね」
もふ「うん」
たっつん「……長かったわぁ」
るな「るな、途中で帰るかと思いました!」
シヴァ「一番怖がってたもんね」
るな「言わないでください!」
⸻
女の子が笑う。
「ありがとう」
じゃぱぱ「……君は?」
女の子「私は、この試練を見守る役目をしてるだけ」
うり「じゃあ、13人目じゃなかったんだ」
女の子「うん」
ひろ「……よかった」
なおきり「でも、ホラーとしては最高でしたね!」
たっつん「最後までそれかい!!」
⸻
小屋を出る。
朝の森には、昨日までの不気味な雰囲気はもうなかった。
木々の間から光が差し込んでいる。
じゃぱぱ「……なんか、普通の森になったね」
えと「ほんとだ」
ゆあん「じゃあ、キャンプに戻ろ!」
どぬく「朝ごはん食べたい!」
のあ「そういえば、まだ朝ごはん食べてませんでしたね」
るな「お腹すきました!!」
たっつん「結局そこやな!」
⸻
帰り道。
うりが空を見上げる。
うり「……綺麗だな」
ひろ「星はもう見えないけどね」
うり「朝の空もいいじゃん」
じゃぱぱ「うり、最後までロマンチストだなぁ」
うり「いいでしょ?」
シヴァ「まぁ、今回のキャンプは結構楽しかったよね」
もふ「色々あったけどね」
なおきり「また来たいですね!」
たっつん「俺はもうええわ!!」
全員「wwwww!!」
⸻
そしてキャンプ場に戻る。
じゃぱぱ「みんなー!」
12人が振り返る。
じゃぱぱ「今回のこと、忘れないようにしようね!」
えと「うん!」
ゆあんくん「もちろん!」
のあ「はい!」
もふ「忘れないよ」
なおきり「最高の思い出になりました!」
たっつん「……まぁ、悪くなかったな!」
じゃぱぱ「じゃあ――」
じゃぱぱが笑う。
「これからも12人で、カラフルピーチやっていこう!」
全員「おー!!」
青空の下。
12人の声が、キャンプ場いっぱいに響いた。
そして、誰もいなくなった小屋では――
古いアルバムが、静かに閉じられる。
最後のページには、新しく一文だけ残っていた。
『次の12人も、最高の仲間たちだった。』
森の奥の13人目
ーーーー完ーーーー