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#ドズル社
れもん🍋
926
mona
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ふうはやside
名前……りもこんって言うんだ
結局、話しかけても逃げちゃったし、話せなかったな……
でも、見てたら、りもこんは朝早いってわかった。
明日、早めに行ってみようかな?
朝、まだ完全には日が昇っていない頃
現在時刻、6時
ある少年が1人、窓を眺めていた。
いつも変わらない景色。
見ていたって何も面白くないけれど。
ただそこには、ひとつだけ、異なるものがあった。
(……昨日の、人……?)
少年は、ぱっと窓から目を離し、
読んでいた本へと目を下ろした
その、数分後だった
ガラッ
「……?!」
彼が立っていた。
「……りもこん、おはよう」
彼は、笑っていた。
りもこん、と彼の名を呼び、
彼の方を見て、笑っていた。
りもこんは、すぐに目を逸らしてしまった。
ふうはやは、それでも話しかけた。
fu「ねえっ、なんで、いつもひとりで居るの、?」
rm「あ、……えっと、/」
沈黙が流れた。
先に口を切ったのは、
fu「……あの、ごめん、!」
ふうはやだった。
焦ったようにこちらを見て、眉を下げていた。
「言いたくなかったら、別に、」
ふうはやを見て、
りもこんは、申し訳なさそうに顔を俯けた。
(なんで、返事しなかったんだろう)
(せっかく話しかけてくれたのに)
(僕のせいだ)
授業中も、そのことしか頭になかった。
fu「……」
授業内容が頭に入ってこない。
何?どういうこと?
元から勉強は苦手だけど、
今日はわけが違う。
あの人。
りもこん。
やっぱり、気になる。
明日も、明後日も。明明後日も。
声、かけよう。
春の風が吹いた。
ふうはやの髪を揺らした。
ふうはやの、心も揺れた。
──あれ、なんで俺、そんなことばっかり考えてるんだろう。
会ったばかりの人に、なんでこんなに必死になってるんだろう?
「じゃあそこを、──ふうはや」
fu「え、あ、はいッ!」
fu「えっと……分かりません」
そんな考えは、すぐに消されたけれど。
コメント
1件
やばやばやば!!待って待って待ってこの回エモすぎん??😭💕 ふうはやくん、りもこんくんのこと気になりすぎて朝早く行っちゃうとか…!しかも「話しかけても逃げちゃった」から次の日もチャレンジするとか…その一途さが尊すぎて泣ける💦 「春の風が吹いた。ふうはやの髪を揺らした。ふうはやの、心も揺れた。」ここマジでしんどい…詩的すぎるよわらびもち先生…!✨ まだ会ったばかりなのに「なんでこんなに必死になってるんだろう」って自問するふうはやくん、青春!って感じで最高〜〜〜〜次の話も楽しみにしてます🌸