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Robrox|Forsakenまとめ

8 - MilestoneIII Noob × Guest

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2025年06月24日

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「Guest!!」

「Noob!」

スケートボードを上手く乗りこなしながらこちらへ向かってくる彼。

その仕草がかっこよくて少し胸がときめいた。

「おは!!これ飲む?」

飲みかけのBloxy Colaを差し出す彼、関節キスだなんて気にしないのだろうか。

「えっと⋯」

「いらない?ならぜんぶ飲んじゃうもんね!」

明るく笑って彼はBloxyColaを一気に飲んだ。

(もったいなかったかも⋯)

少し後悔もあるけど、また次の機会に期待して気持ちを切り替える。

「Noob」

「ん?なあに、Guest!」

名前を呼ぶとすぐにこちらを向いて笑ってくれる。

「好き」

「へ?おれもすき!」

「大好きだよ」

「うん!おれも!」

彼はきっと本気にしていないのだろう。全て「友達として」だと受け取っている。

「付き合いたい⋯だなんて⋯へへ、おかしいか」

「⋯」

彼は何も言わない。嫌われた?嫌だ。彼に捨てられる?絶対に嫌だ。

「ご、ごめんなさい!変なこと言ってごめんなさい!!」

怖くて怖くて頭を下げて謝る。

「⋯うーん」

Noobは少し考えてから話し出した。

「謝らなくてもいいよ、おれも付き合いたいって思ってたもん!へへ!」

その言葉に体が硬直する。

「へ、?ぬーぶも、?あぇ、?うそ⋯うそ⋯」

「嘘じゃないよ!」

「うえあああ⋯!?!、!」

顔が真っ赤になる。彼はそれが面白かったようで涙が出るほど笑っていた。

「はははっ!!Guestったらかわいいね!嫌われるとか思っちゃってたの?」

「う、うん⋯ごめんね」

「かわいいね!ちゅーする?」

「な、なんっ⋯!?」

「だってもうおれたち「コイビト」でしょ?」

彼は腰に手を回して抱きしめてきた。

彼と密着してわかった。

(背たかくなったな⋯)

少し顔をあげないと目が合わない。

「ん、⋯」

「っ?!???んんっ??!」

彼は突然唇を奪ってきた。

「はじめて?」

「え、は、はじめて⋯だよ」

「へへ、おれも!じゃあおれたちはじめて同士だね!思い出になっちゃうね!」

無邪気に微笑む彼が眩しくて。

(やっぱ好きだなぁ⋯)

恥ずかしくて顔を伏せた。でも君はすぐ僕の顔を覗き込んできて、頬にキスをした。

「うう⋯もー⋯」

「嬉しいんでしょ?わかってるよ!」

「Noob⋯!!」

「恥ずかしがらないで!もっとかわいくなっちゃうよ!」

「ねーえ〜〜!!!」

胸をぽこぽこ叩いても彼はずっと笑うだけで。

そんな彼に少しムッとするけれど、それ以上に幸せを感じた。

「⋯大好きだよ、Noob」

「おれも!世界でいちばん大好き!」

抱き合う体は暖かくて、柔軟剤のいい香りがした。


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