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皆様こんにちは、初心者🔰と申します
prologueはご覧いただけましたでしょうか
まだの方は是非見てみてください
今回は第一話
それでは行ってらっしゃいませ
⚠注意⚠
実況者様の名前を借りております
ご本人様には一切関係ございません
ご本人様、私含めご迷惑をかけないよう、宜しくお願い致します
キャラ崩壊、エセ関西弁等が多くあると思います
ご了承ください
誤字脱字を見つけた際には教えていただければと思います
恋愛の匂わせのような描写などが入ることがございます
少しでも面白い、と思っていただければ幸いです
以上のことをご確認いただき本編へお進みください
- rd side -
rd「あ〜暇〜! 」
もう秋だというのに全く寒くならない
外には出たくないし、運営の仕事も無い
間違いなく暇だ
足をバタバタしていればきょーさんに冷めた目で見られる
kyo「いい歳したおっさんがなにしてんねん」
rd「だって暇なんだもん」
書類もある程度終わらせたし面白いことの一つや二つもない
我々軍にでも遊びに行きたいが生憎今日は戦争らしい
kyo「暇ってことはないやろ。いろーんな とこから招待来てるで?」
そう言ってきょーさんが出したのは大量の手紙
若干違う封筒の数々は全部パーティーへの招待状
パーティーと言っても運営みたいな裏組織が集まるむさ苦しいパーティーだけど
そのうち一枚を適当にとって主催者欄を見る
…まあ、こことの関係は悪いわけじゃないし良いか
明日の21時からのパーティーの招待状にハンコを押す
rd「はいこれ。一緒に行くのはきょーさんで良いや」
kyo「良いやってなんやねん」
そう言いつつもしっかりと連絡をしているあたり流石だ
久しぶりのパーティーだな
なに着てこう
md「ラダオクン、チョットイイ?」
ノックもなしに扉を開けたのはみどり
ここに来るなんて珍しい
普段は通信で終わらすのに
kyo「どりみーやん、なんかあったか?」
md「イマシラベタラキュウニナクナッテルソシキトカ、クニガアッテ」
rd「急に無くなってる組織に国?」
md「コレ」
みどりが渡してきたのは一つの組織についての書類
調べたら二日前に無くなっているらしい
md「ニマイメハベツノトコロノヤツ。ドッチモシラベタラジンタイジッケンシテル」
なるほど、気になったのはそこか
別に組織が一、二個潰れるのなんてよくある話だし違和感もなにもないのだが
書類を見ていけばどんどん組織や国が出てくる
人体実験をしている組織や国が続々と潰されているらしい
rd「意図的にやってるのか、偶々か」
kyo「ここまでハッキリしとるし意図的ちゃう?結構デカいところも潰されてるし多分この話も出るやろ」
招待状を煽りながらきょーさんが言う
既にみどりにも伝えてあったのかソウダネ、と頷いている
rd「え〜面倒くさいのはヤダな」
md「ソンクライガマンシナヨ」
kyo「話聞くだけやろ」
容赦のない攻撃がクリーンヒット
そんな強く言わなくても良くない?
rd「ひど〜い。俺泣いちゃうよ?」
嘘泣きをすればは?みたいな目で睨まれる
ちょっと、冗談だって
rd「とにかく!きょーさんは明日俺の護衛、みどり達には運営頼んだよ!」
はい、解散!
無理やり話を終わらせて部屋を飛び出す
彼処に居たってなにもない
明日のパーティーを考えなきゃ!
外交官の彼にスーツを借りに俺は足を運ぶのだった
パーティー当日
車を走らせて数時間
運営だと言えばあからさまに態度を変えて媚び諂う主催者
主催「これはこれは!運営様、お待ちしておりました!」
通された会場は古臭い感じのコロシアム
あれ、俺会場 間違えた?
rd「え、あの…」
主催「参加の場合は受付に申し付けください!それでは、お楽しみくださいね!」
後がつかえているのかそそくさと行ってしまう
rd「???????」
kyo「…まさかとは思うけど、どんな内容か分かってる?」
rd「ないよう…?」
kyo「はぁ…」
ため息を付かれ呆れたような目で見られる
だって中身なんて見なかったし、此処っていっつも美味しい料理が出てくるじゃん
こんな物騒じゃないじゃん?
kyo「見ての通りコロシアム。裏組織の交流のために拳を交えたいらしい。参加は自由。殺すのは無しで武器はなんでもあり。勿論参加しないで見物もあり。といううかそっちが本命やね」
rd「昨日言ってたこともあるしねぇ…きょーさん参加するの?」
kyo「するわけ無いやろ」
まあ、わざわざこんなとこ飛び込む必要ないよね
そのへんで配ってたチラシに詳しく書いてある
・武器は持ち込み
・相手が了承すれば魔法もあり
・人数制限も無し
別に変わったところはない
今も闘ってるし他の組織の人たちは周りに用意されている軽食を食べている
あ、あれ美味しかったやつ!
無くなりそうじゃん?!
rd「俺も参加しない。席取っとくから料理おねが〜い」
kyo「はいはい」
最早なにが欲しいかも言わず席に座る
あそこに居る小太りの人はあんまりいい話聞かないよな
あっちのガタイのいい人は前のパーティーで話したっけ
次々に周りを観察するのは職業柄だろうか
見覚えのある人の中で見たことない組が一つ
男女の二人組
窓際に座って箸を進めている
男の子は紫紺の仮面に水色の瞳
女の子は消炭色の仮面に真紅の瞳
どちらも左耳についている十字架のピアスが目立っている
キレイな人だなぁ…
見たこと無いけどどこの人だろ
kyo「何突っ立ってんの?」
rd「うわっ?!急に来んなよ…」
kyo「勝手に驚いただけやろ」
はいはい、そうですねー、俺が悪いですよー
◯◯「運営さんじゃないですか、お久しぶりです」
拗ねているとさっきの小太りのジジイが話しかけてくる
ナイスタイミング!
今だけ礼言う!
rd「お久しぶりです、◯◯さん。このような場所に顔を出すのは珍しいですね?」
◯◯「ええまあ。ウチの部下が武器を新調しましてね、良ければ一戦、どうですか?」
後ろでガチャガチャと銃を組み立てているおそらく部下
戦いたいのは俺かな?
kyo「…すいませんが今回僕ら武器忘れてしまっていて。他の方を誘っていただけますか?」
よそよそしい!!!
ほんと、慣れないなぁ
◯◯「それはそれは!仕方ないですねぇ…」
残念そうにしながら周りを見渡している
かなりこのパーティーには人が集まっている
大方、俺に勝って良いところを見せたかったんだろう
そこで振られたから次の狙いを決めてるって感じかな
◯◯「…すいません、お時間ありますか?」
話しかけたのは気になってた二人組
やっば目立ってるよね…
???「?私達でしょうか」
◯◯「ええ、そうです。あまり見ない顔だったもので…」
???「…このような場に出るのが初めてですから、無理はないかと」
比較的愛想よく答えた女の子とは裏腹に男の子の方は素っ気なく答えた
◯◯「…そうですか、このような場に出てくるということはあなた方も組織に属しているのですか?」
???「はい。ディペンド、という組織に属しています」
ディペンド
聞いたこと無いな
最近できたのか
将又、表舞台に出てきてないだけか
◯◯「ディペンドですか、私は◯◯と申します。一戦いかがですか?部下が殺気立っていまして」
???「…申し訳ありませんが戦うのは苦手でして。別の方を誘ってください」
◯◯「まあそう言わずに」
さっきから別の部下であろう奴らが負けている
汚名返上の為にも戦っておきたいんだろう
女の子の肩に手を伸ばした
◯◯「っ、ぁ?」
鈍色のナイフが光った
それは女の子を守るように立った男の子が振り上げたナイフに間違いない
鈍色が赤黒く染まる
さっきまで伸ばされていた手が切り落とされている
状況を理解できないのか母音を短く発している◯◯
???「…ウチのボスに触らないでください」
◯◯「、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
ようやく理解したのか悲鳴を上げる
というか女の子の方がリーダーなんだ
珍しくはないがこういう場に出るのはあまりない
???「あんまりやりすぎないで、って言ったよね?」
???「我慢できなかった。俺以外でもやってたし」
◯◯「あいつだ!あいつがやった。主催者、主催者は何処だ?!今すぐコイツ等を追い出せ!」
ぎゃあぎゃあと叫ぶ◯◯につられてその場にいる全員が◯◯を見る
主催者が急いで走ってくると目を見開いている
まあ、その反応が普通だよね
主催「な、なにがあった!?」
◯◯「あいつが俺の手を斬ったんだ!俺はなにもしてないのに!」
主催「なっ、ちょっと!なにしてるんですか!」
???「別に、コロシアム以外での戦闘は禁じられてないでしょ」
そう言われれば押し黙る
確かにチラシのどこにも`コロシアム以外での戦闘は禁止`とは書いてない
けどまあ、それは当然なことだし
普通手出さないでしょ
主催「…………」
???「気に入らないならちゃんと戦えばいい?どうせ結果は変わらないと思うけど」
◯◯「いい加減にしろよ!!!」
◯◯が銃を取り出して標準を合わせる
まあ、やり返すのもありだよね
???「いいよ、撃てば?」
ほら、と煽っている
段々と手が震えだす◯◯
主催者もやっと口を開いた
主催「今すぐ出ていけ!二度と現れるな!」
???「はいはい、帰ろっか」
???「殆ど私来た意味ないけどね。それじゃあ、失礼します」
軽い足取りで出ていく二人に全員が恐ろしいものを見るような目で見ている
kyo「やばい奴らやな」
rd「…ちょっと待ってて」
俺はきょーさんを置いて会場を出た
なにか文句を言っているが知ったこっちゃない
だって面白そうだ
下手すればあそこで殺されてたかもしれない
下手すればあの場にいた全員を敵に回していたかもしれない
それなのに一切の迷いもなくナイフを振るったと思ったらなんだ
自分のボスが触れられそうになっていたから
こんなの放っておくなんて手はない
rd「あ、ねえ!待って!」
良かった、間に合った
遠くには行っていなかった
声をかければ案外簡単に振り向いてくれる
???「あれ、運営じゃん」
???「本当だ。どうかされました?」
rd「ねえ、君達の名前は?」
出だし早々名前を聞くなんて失礼だろうか
でも行こうかそれほどまでに焦っていた
今ここで聞かなかったらもう二度とこうやって会うことはない気がして
???「…すいません。今は時間がなくて。また後日、お会いできますか?」
申し訳無さそうに渡された紙
この番号はメールアドレスか
rd「…わかりました、じゃあまた後日」
仕方ないが引き下がるしかないだろう
別にまた会えるんだ
なるべく早くにしよう
???「はい、また今度」
???「帰るよ」
別れれば丁度いいタイミングできょーさんが走ってくる
kyo「おまっ、何処行ってたん?!急に居なくなんなや!」
rd「ごめん。帰ろ」
帰り道でなにがあったかを話しながらみどり達のもとへ戻った
第一話、終わり!
文字数が約4600
これって多いんでしょうか?
とりあえずオリキャラの登場はさせられました
名前は次回明かそうかな、と思います
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なにか問題があった場合は教えてください
それでは、待ってくださる方がいるのでしたら、また次回