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続きでぇぇぇぇぇぇぇぇぇす!!!!!
注意:今回は略15000%妄想です。
ここから先は何でもOKな方のみで((
他は前回と同じです
地雷さんは回れ右
解釈違いさんも、さよなら👋
………………帰り道に、気をつけるんだよ☺️
それでは、どうぞ(((((((((((
_____鳴り止まない銃声。
幾つか銃弾は飛んできたが、中っては居ない。
幸か不幸か………私達はこの世界に触れる事も出来なければ、姿を見られる事も無い様だ。
しかし、『触れる事が出来ない』というのは可成り拙い。
探偵社に過去を見られる訳にはいかないが、触れることが出来なければ異能は解除出来ない。
敦「…………銃声、止みましたね」
与謝野「嗚呼、可成り数も減ったねェ……」
賢治「それにしても、これは誰が戦っていたんですか?」
乱歩「………ポートマフィアと、当時影響力の強かった犯罪組織」
乱歩「凡そポートマフィアの領域内で犯罪でも犯したんだろ」
国木田「ポートマフィア、だと………?!」
敦「えっ、じゃあ芥川も?!」
乱歩「否、まだ加入していない。先代首領の頃の話らしい」
乱歩「この頃は黒社会が可成り荒れていて……マフィアの首領が問題だったんだな」
太宰「……」
場面が切り替わり、薄暗い裏路地が映る。
息を切らして走る、黒服の男。
ポートマフィアの下級構成員のようだ。
構成員ではない、傷だらけの少年を抱えている。
真っ白なシャツと、濡羽色の蓬髪。
………何故か水に濡れていて、意識が無い。
谷崎「あ、誰かが抱えられて………何処に連れてってるンでしょうか」
敦「そんな、一般市民まで巻き込まれているなんて……」
国木田(………水に、濡れている………?)
与謝野「こりゃ、酷い怪我だねェ……おまけに意識が無い」
与謝野「かといって……非合法組織同士の抗争に巻き込まれた患者なンて、治療してくれる処があるかどうか………」
賢治「……あ、着いたみたいですよ!」
路地を抜け、開けた場所に出た。
………………………森医師の、医院。
福沢「………ッッッ?!?!」
社長の表情が険しくなる。
太宰(………嗚呼、社長は知っているのか……)
乱歩「社長……?如何したの?」
福沢「…………此処は…………」
福沢「現ポートマフィア首領…………森鷗外が過去に経営していた医院だ」
探偵社「?!?!」
福沢「森医師は昔、非合法組織の患者を治療する闇医者だった」
福沢「…………過去に、此処の用心棒を任された事がある。だが、先程の抗争は知らん」
敦「……それってつまり、社長の他にもこの医院に来た事がある人物が、この中に………?」
社員の顔に、一気に緊張が走る。
呆然と話を聞いていた与謝野女医が小さく呟いた。
与謝野「………森医師が、此処に………」
場面が切り替わり、医院の中の様子が映る。
先刻の抗争の負傷者が一気に集まっている様で、医院の中は混雑している。
足早に治療室から出て来た森さんに向かって、構成員が話し掛けた。
構成員「…………あ、森医師!!」
森「嗚呼、君か。怪我かね?」
忙しげに手を動かしている。
国木田(………これが現ポートマフィア首領、森鷗外………)
構成員「あ、いえ………先程の抗争に巻き込まれた一般市民です」
構成員「意識が無く、傷が酷くて……治療をお願いできませんか」
森さんは軽く目を見開いて一瞬立ち止まり、微笑んだ。
森「判った。生憎今手が離せなくてね、後で看よう。安心して任せなさい」
構成員「有り難うございます!!」
与謝野「………森医師が治療するのなら、命は助かるだろうねェ」
敦「それにしても、まだこれが誰の過去なのか判りませんね……」
暫く経ったようで、先程まで混雑していた医院には元の静けさが戻っている。
少年は一命を取り止め、ベッドに寝かされている。
意識はまだ戻っていない様だ。
余程酷い怪我なのか、全身が包帯で覆われている。
森さんは、少年が眠るベッドの近くの椅子に腰を掛けた。
森「_______この子は、本当に只の一般市民なのだろうか」
森さんが、独り言を呟く。
森「今回抗争が起きた地域には、一般市民は滅多に立ち寄ることが無い」
森「はて………彼処にあるのは……」
少年「…………………………此処は?」
探偵社「!!」
森「嗚呼、意識が戻ったのだね」
森「佳かっ
少年「ちぇっ」
探偵社(………………舌打ち??)
森「………………ちぇ、とはなんだい」
少年「はぁ…………折角、今度こそ成功したと思ったのに…………」
敦「………………この声、太宰さんに似てませんか?少し幼いですけど、」
谷崎「本当だ、云われてみれば…………」
賢治「包帯を巻いてるのもそれっぽく見えますね!」
国木田「…………」
太宰「………」
此方に視線が集まる。
森(…………成功…………?)
森「早速で悪いけど………」
森「君は、A地区で起きた抗争の際にポートマフィアの構成員によって保護された。覚えてる?」
少年「ううん」
森「保護された時点で意識がなかった、と………」
森「それで……君は何故、あんな処に居たんだい?」
森「君はびしょ濡れだったし、あの近辺には人の立ち寄らない川くらいしか」
少年「入水」
探偵社「……ッッ?!?!」
探偵社(太宰さんだ……)
森「…………何故、そんな事を?」
少年「死にたいからに決まってるでしょ」
探偵社「………」
森「……まぁ良い。それで君、名前は?」
少年「………人に名前を訊ねるのなら、先ず自分から云いなよ」
少年「只でさえ僕は、知らない場所に連れて来られて混乱してるんだから」
敦(“僕”……?)
森「全然混乱しているようには見えないのだけど………私の名は森鷗外、此処は私が経営する医院だよ」
少年「………只の病院じゃない。非合法組織の患者を扱う闇医者でしょ、おじさん」
表情も動かさずに淡々と述べる。
国木田「………太宰にも見えるが、本当にそうか………?」
太宰「………」
森(どんな状況にも即座に対応する、頭の回転の速さと冷静さ。然も「死にたがり」………)
森(……この子を巧く利用すれば……)
森「…………よく判ったね。その通りだよ」
森「では、次は君が質問に答える番だ」
森「君の名前は?」
少年「…………僕の名前は、“津島修治”」
探偵社「?!?!」
敦「え?!太宰さんじゃ無い………?!」
国木田「容姿こそ変われど自殺願望だぞ?!」
太宰「……」
一旦切りますーーーーー‼️
ひえ文才欲しい‼️いくらで売ってるんでしょうね‼️
ここ迄読んで下さり有り難うございました
誤字脱字等ありましたら教えて下さい