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日本語おかしい
ある日の夜、れるはくに・こったろ、そしてゆうにひそひそと相談していた。
「……こえくんと、結婚のこと考えてもええんかな」
三人は真剣に耳を傾ける。
「れるちの気持ちはちゃんと伝わっているのか?」こったろ
「でも、慎重にした方がいいと思う」くに
ゆうも心配そうに頷きながらアドバイスする。
でも、その場にはこてはいなかった。
れるは言葉を選びながらも、真剣すぎて、もし聞かれたら誤解しそうな言い方になってしまう。
ところが、こえはたまたまその会話を聞いてしまう。
「え……?結婚のこと、俺の知らない間に…?」
胸の奥がぎゅっと締め付けられ、目に涙が浮かぶ。
独占されてると思っていた甘さの裏で、勝手に決められている気がして、どうしていいかわからない。
混乱したまま、気持ちを整理できず、家を飛び出す。
手に持っていたバッグをぎゅっと握りしめ、心の奥の寂しさと不安を抱えて夜の街へ走る。
涙をこらえながら、自然に向かったのはないこの家。
ないこは、違う歌い手グループのリーダーで、歌い手会社の社長としても知られる存在。
こえは安心できる存在を求めて、無意識にその場所を選んでいた。
扉をノックすると、ないこが落ち着いた笑顔で迎える。
「こんな夜遅くに、どうしたの?」
こえは言葉にならず、ただ肩を震わせて泣きながら中に入る。
ないこは無理に話を引き出さず、そっと肩に手を置き、座らせる。
「泣いていいんだよ。ここでは安心して」
静かに涙を流す受けを、ただ見守るないこの存在が、胸の奥の不安を少しずつ溶かしていく。
夜は深まるけれど、こえはまだ気持ちが整理できない。
ないこはそっと温かいお茶を出し、ただ隣に座ってくれる。
こえは泣き疲れながらも、肩越しに落ち着いた雰囲気を感じ、少し安心する。
外の冷たい風と違って、部屋の中は柔らかく温かい。
声や仕草で安心感を伝えるないこに、自然と心を預けることができる。
この夜、こえはれるのことも、ないこの優しさも考えながら、どうするべきかを静かに思い巡らせる。
続く。
コメント
1件
読み終えました。第8話、すごく切なくて胸がぎゅっとなりました……。こえくんが“結婚”の話を偶然聞いてしまい、自分の知らないところで話が進んでいるように感じて飛び出してしまうところ、本当に辛かったです。でも、逃げ込んだ先が「ないこ」の家で、無理に聞かずにただそばにいてくれる温かさに、こえくんじゃないけど少しほっとしました。れるちの真剣な気持ちもちゃんと伝わってほしいなあ。このすれ違い、どうなるのか続きが気になります。
#すたぽら
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