テラーノベル
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自宅マンションに到着。
手を繋いでエレベーターに乗る。
私たちしか乗っていないエレベーター
そういうシチュエーションも手伝って、
亮の抱きしめたい!衝動が加速する。
チュッ
いきなり、キスをする亮!
「あ、ダメだよ、監視カメラがあるのに…」
「そう?」
「亮の立場もあるんだから、夫婦と言えども、噂を立てられると困るわよ。」
「は〜い!我慢しま〜す。」
そう言って、25階に到着。
部屋の鍵を開けて中へ…
ずっと我慢していた亮が、止まらない。
いきなり、もう一度、熱いキスをする亮
「う〜ん、亮〜」
全然やめない
「中に入ろうよ〜」
聞こえたはずなのに…
自分から離して指で、亮の口を塞いだ
「入ろう!」
「分かった。」
靴を脱いで、ようやく中へ
「手を洗わないと、ダメじゃない!」
「ごめんね、舞ちゃん♡」
「な〜に?その言い方…ふふ」
首の後ろを持たれて、またチュッ
「もう〜〜〜!」
洗面所で、一緒に手を洗う
リビングへ行き…
「舞〜〜〜♡」と、また、ベタベタする亮
「何?藤堂《《部長》》♡」って呼ぶと、
「懐かしいなぁ〜舞に、そう呼ばれると、なんだかドキっとする。」
「どうして?」
「可愛かった舞が蘇るから…もっと抱きしめたくなる」
「そうなんだ〜今は、可愛くない?」
「もう、色気たっぷりで、たまらない!」
そう言いながら、舞の手を引っ張って、
ぎゅーっと抱きしめる。
そして、何度も何度もキスをする。
「あー大好きだ〜」
「ふふ、愛されてる!」
「うん、いっぱいいっぱい愛してるよ」
「あら〜部長さん、どうしちゃったんだろう?」
「舞〜ちょっとだけ…ダメ?」
「お風呂に入らないとダメよ。」
「分かった。じゃあ、すぐに入ろう!」
と、お風呂にお湯をために行く亮
2人で入って、綺麗に洗う。
洗っては、オッパイを愛撫する
「もう!」
綺麗になったら、2人で上がる。
寝室へ連れて行かれる舞
お腹の子は、もう安定期に入っている
かと言って、激しく扱ってはいけないから、
丁寧に丁寧に優しく扱う
「舞〜大好き〜♡」と、堪らず
全身を堪能する亮
「綺麗だ〜」
止まらない亮を好きにさせる
たまらず、声が漏れてしまう舞
その声に、余計に反応してしまう亮
「誰よりも綺麗で、色っぽいよ、舞〜」
「あ〜〜」
「可愛い〜」
それなりにあった胸は、妊娠中ということもあり、
更に大きくなり、たまらないようだ。
「はあ〜最高だあ〜」
一通り楽しみ、その時を迎える
妊娠中は、必ずゴムを使わないといけない!
そして、負担をかけないように…
横を向いて…浅く…優しく…
気づかないながら…
「大丈夫?」
「うん」
舞を抱きしめて、キスをした。
「舞〜」とても、愛おしい〜
好き過ぎるのは、亮の方だ。
ずっと、そうだけど…
舞は、自分の方が好きなんだと、思っていたから、
最近、少しずつ、亮の愛の重さを感じてきている。
翌日は、日曜日
久しぶりに何も予定を入れないで、ゆっくり出来る。
パジャマのまま、いつまでも、ダラダラできる喜び。
午前10時
「そろそろ着替えないと…お腹空いた?」
「まだ、イイよ〜」と、いつまでも、ベッドでゴロゴロしている亮
妊娠中は、腰が痛くなり、長時間同じ体勢で、
横になっているのもツライ。
そして、トイレも近くなる。
「ちょっとトイレに行って来る」
「うん、大丈夫?」
「うん、大丈夫よ。」
トイレから出ると、亮もトイレへ
「じゃあ、もう起きようよ」
いつものように洗濯機を回して、
遅い朝ご飯の用意。
亮が「朝ご飯、作るよ」と…
「嬉しい〜」
「ゆっくり休める日は、作るよ。」
1人暮らしが長かったから、何でも自分で出来る。
舞は、ジーっと眺め、
「何でも自分で出来たら、奥さんなんて要らないのかと思ってた。」
「それは、違うよ。家事は分担しても構わないけど、やっぱり、舞は必要だよ。」
「私、限定?」
「そう!他の人なら、要らなかったかもしれないけど、舞だけは離したくなかったから…」
「亮〜♡」と、亮の後ろから、ぎゅーっとした。
「あー舞〜今、両手塞がってるのに…」
『抱きしめられない…』
フライパンとフライ返しを持って、お皿に
ハムエッグを盛り付けところだった。
「ふふ」
しばらく、くっついたまま動く
ようやく、フライパンとフライ返しを置いて…
「舞〜♡」と、前からぎゅーっと抱きしめる
「ご飯食べよ!」と、あっさり言う舞
「えー!」
チュッ
軽く一度だけキスをしたら、逃げられた
「美味しそう〜食べよう」と笑ってる舞
「舞、すっかり悪阻も落ち着いたみたいだね。
良かった。」
「あ、ホントだ!良かった。いただきます。」
「いただきます。」
「美味しいね〜」
「良かった」
「やっぱり亮に作ってもらったら、美味しい!」
「ふふ、褒め上手だね〜出来る時は、俺も作るから」
「ありがとう〜幸せ〜」
今が幸せすぎて、恋人でもない、カラダだけの関係だと思っていた時期のことなど、もうどうでも良くなった。ずっと恋人だったんだ!
忘れよう。
「ずっと、恋人だったんだよね?」
「うん、そうだよ。」
ニコッと笑う亮が好き
『パパ、素敵だね…カッコイイね』と、
お腹を撫でながら、赤ちゃんと会話する舞
「あ!今、すごく動いた!」
「えー!」
慌てて触る亮
「いつも思うけど、触ると動かないね。」
「うん、もうずっと触ってたら動くんじゃない?」
と、言うと…
グニョーっと変形するほど、足か手か?
イビツに動くのが分かった。
「すごいね!」
「うん、良かったね。」
「うん!ビックリしたけど…」
『エイ○アンでも入ってるのか?と思った』
絶対、言えないけど…
亮がお休みの日は、一緒に買い物に出かける。
舞にとっては、亮と出かけられる唯一の時間が
とても大事で、大好きな時間だ。
結婚してから、バタバタと披露宴をして、
いきなり選挙活動に入り、
ゆっくり新婚生活を楽しむ間もなく、
忙しい生活が始まり、妊婦になった。
もっと、ゆっくり一緒に過ごしたい!
ずっと、そう思っていたから、並んで一緒に歩ける
そんな時間が大好きだ。
たまには、お互いの服を選んで買いたいし、
赤ちゃんの物も買いたい。
「今日、何にする?何が食べたい?」って聞きながら、夕飯の食材を選ぶのも嬉しい。
ただ、それだけのことなのに、それすらも味わう暇もなくバタバタしてたから…寂しかった舞。
だから、ハイテンションで見て回る。
「舞、なんだか楽しそうだね」
「うん、楽しい!亮と一緒にゆっくり買い物も出来なかったから…」
「あ、そうだよな、ごめんな。」
亮は、ようやく気づいた。
結婚してから、バタバタと慌ただしくて、
ずっと舞を1人にしていたこと…
一緒に買い物にすら、ゆっくり行けてなかった。
ラブラブするだけじゃ以前と変わらない。
「ん?」舞が不思議そうに、亮を見てる。
「いや、ごめんな、ずっと、なんでも全部1人でさせて…」
「ううん。そんなことないよ。結婚前はずっと1人だったけど、今は毎日、亮が帰って来てくれるから…
1人じゃないよ。だから、嬉しい〜」
そう言って笑ってる舞を見て、もっと2人の時間を大切にしないといけないなぁ〜と思う亮
これからは、赤ちゃんが生まれれば3人になるし…
なんだか無性に抱きしめたくなった。
肩を抱き寄せて歩く
「ん?どうしたの?」
「ううん」
『何か気にしてるのかなぁ?』と思う舞
今度は、舞の手をぎゅっと握って、恋人繋ぎ
「ふふ」と、嬉しそうな舞
それを見て亮も嬉しそうに微笑む
『大好きだ!帰ったら、絶対また抱きしめよう』と思う亮だ。
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