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それからモブ助を追い詰めた。

モブ助はあっさり「写真を消す」と言った。

だけど条件付きだった…

モブ助の要求は


アマルをくれ


とのことだった。

俺は意味がわからなくて硬直していた。

アマルをくれ?

は?

意味がわからない。

あいつになんの需要がある?

俺は「それだけはダメ」と言ったが、アマルは…

「それで消すならいいよ」と言った

俺は怒りと焦りで頭がおかしくなりそうだった。

アマルを守れない上に、守ってもらう?また?

どんだけ自分が情けねぇんだろうと自分に失望した。

アマルは「これでぷりっつは良いだろ?」と言った。

良いわけねぇだろッッ…

アマルが行ってしまう。俺から離れてしまう…

そんなの…笑えねぇ冗談だよ…

モブ助は「んじゃ♪アマルもらうねぇ♡」「”また”アマルをいじめてやれることができるなんて夢みてぇだ♡」


その時、俺は音が聞こえなくなり、目の前は真っ暗になった。俺の中の感情的な何かに体を支配されてる感覚だった。


目が覚めた時にはモブ助は血塗れになっていて、俺の手が赤く染まっていた。

何があったんだ?

よくわからなくてアマルの様子を見ようと後ろを振り向こうとした瞬間、俺はふらつき、屋上から真っ逆さまに落ちた。


next→300♡

俺の1番大切な人

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