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私さ、物語増やしては続き書かないからそれ用の連載作る。一応。一応。

全部殴り書き&手抜きだと思ってね……。だからめっちゃ短いときとかあるよ

だからなんか話がおかしいかもしれないよ



__秘密を話す事が出来たら、楽になるのかなぁ……?

暁山瑞希の悩みは、複雑なものだった。

言ってしまったらどうなるかすぐに分かってしまうからだ。

瑞希の悩みを話した所で、瑞希自身が苦しいままかもしれない。

“ニーゴ”だからこそ本当を話せないままで居る。

秘密を話したら、離れていってしまうかもしれないから。

『ずっと待ってるから』と言ってくれた絵名に嘘を付いた。

待っててくれる事は瑞希にとってどうなのだろうか。

更に苦しさが増すのか?楽になったのか……。





『逃げる』のも有り、なんだね

まふゆは噛みつく事も、逃げることも選択肢の一つ。

家でも学校でも素で居られないし、いつ壊れてもおかしくないよね……まふゆ。

もっとまふゆを楽にさせるために、一緒に作業出来る時間が作ることが出来れば……。

でもまふゆのお母さんの警戒強くなってるよね

__あれ?あそこに居るの、まふゆ……?

「まふゆ!」

「え……?あ、瑞希……」

振り向いたまふゆの顔は、凄く青白かった。

今にも倒れそうなんですけど……!?

「大丈夫!?顔めっちゃ青白いよ!?」

……大丈夫な訳無いよね……。

「……大丈夫……」

うん、絶対大丈夫じゃないね!

大丈夫?なんて呼びかけるのは間違いだった……。

「とっ、とりあえず……あ!そこのベンチに座って!」

「……うん、分かった……」


「…………はぁ」

「大丈夫?」

「うん、もうだいぶ平気になった……ありがとう」

「どういたしまして!」

とりあえず良かったんだけど……大丈夫かな、ほんとに。

いつ倒れてもおかしくない感じではあるけど……。

道端で倒れたりでもしたら大変だよ……。

「ねぇ、何かの帰りだったの?」

「……予備校の帰り」

「そ、っか……」

休みの日にも学校に行かなきゃいけないなんて、疲れるよね……。

もう休み、って呼べないよ。それは。

まふゆ、部活もやってて委員会もやってて予備校もあるなんて……。

流石に心配になるよ

休み暇とかあるのかなって今更心配になる。

「……一応のため、熱がないか診てもいい?」

「……良いけど……熱は無いと思う……」

ピタ…と、まふゆのおでこに自分の手を添える。

ちょっと熱い……かも。

「ちょっとだけ熱いから……もしかしたら熱の前兆かも」

「……そう」

「念のため、帰ったら暖かくして寝てね?」

「………分かった。じゃあ、またね」

「うん、お大事に!」

……明日も休みだし、きっと疲れを少しでも癒せる…………はず、なんだけど

勉強しなきゃいけないのかな………。

毎日しなくても、大丈夫なはずなんだけどなぁ

毎日学校行って、休みの日には予備校があったりして、それ以外にも部活とかあったり。

多分だけど、先生とかにも頼りにされてそうだから、頼み事とかされてるかもしれない。

……休み時間とか、本当に休めてるのかなあ。

昼食とか食べれない日があったりして………。


「__お母さん、ただいま」

「おかえりなさい、まふゆ」

……瑞希に言われた通り、早めに寝ようかな……。

学校の空き時間に勉強したし、夕食を食べたらもう寝よう……。

「まふゆ……大丈夫?」

「……え?なに、が?」

「顔が青白いし……足元がふらついてるわ」

「あ…………」

視界がぼやけてく。お母さんの声が、遠く感じる。

その場に立っていられなくなって、しゃがみ込んだ。

はぁ………はぁ………はぁ………はぁ…………

無音になって、何も聞こえなくなった時__


____目の前が真っ暗になった。


「__まふゆは本当にいい子ね」

…………っ!

………なに……?

ゆめ………?

「流石だわ」

………っ………!

お母さんの声が聞こえるたび、胸が……痛く、冷たく………凍る、感じがする………。

「まふゆは医者を目指すのよ」

医者…………医者……………?

私は…………本当に………医者、を………

目指してたの?

分からない………もう、何も………

分からない………。

「ちょっと!!」

………絵名の、声……?

「まふゆが苦しんでる事が分からないの?!」

「あら?その声は………」

「ホントにまふゆの事考えてるわけ!?」

「考えてるわ。だって、私の子だもの」

…………。

「……違う、違う!」

かな………で?

何で………奏も…………。

「本当は……まふゆの事なんか考えてない……!」

「__あら、どうして?」

「本当にまふゆの事を考えてるなら………」

「………まふゆのやりたい事を、尊重してあげるべきです……!」

私の………やりたい、事………?

そんなの、ない……私には……。

「まふゆのやりたい事……?」

「”私達と”音楽をやること」

奏、達と………音楽を………。

「まふゆはそれを望んでるの!」

「『音楽をやりたい』……そうまふゆに言われたんじゃないですか」

何でそれを………奏が………。

「あら……そうだったかしら?」

「「!!」」

……………。

………やめて………もう………やめて………

やめて……………!

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