1【イジメ編】
『私は悪い人ですか?』
『これは私が悪いんですか?』
僕の名前は真雪(まゆき)。
僕が高校2年生の時に体験した話です。
これはイジメについての話です。
黒板消しを投げられ、トイレでは水をかけられたり、いろいろされていました。
なぜ嫌われているのか、僕は分かりませんでした。
すごく痛々しくて、すごく辛い出来事でした。
僕は理由が気になり、他の人に聞いてみました。
他の人は「虐めてないよ?」と言いました。
僕は「嘘でしょ?」と言いました。
他の人は「嘘じゃないよ」と言いました。
僕は信じられませんでした。
なぜなら服は薄汚く汚れてて、みんなとは違う服を着ているからです。
この汚れのせいで虐められていた。
なのになんでみんなは「虐めてない」なんて言うの?
どうして嘘をつくの?
あの子は黙ってばかりいて、いい子にしているのに、なんでこんな酷いイジメが起こるの?
僕はそう思いました。
僕は許せませんでした。
イジメは絶対に許してはいけないもの。
僕は今日…復讐をします。
僕は悪い人になります。
あの時と同じように悪い人になります。
ごめんなさい。お母さん。お父さん。
他の人たちのせいで、僕は悪い人になったんだと思います。
嫌われて当然です。
いい子にしていたあの子は僕のせいで亡くなったんだから。
僕が階段から突き落としたの。
あの子は良い子だったから、僕は叱られてばかりだった。
だからお父さんとお母さんからも嫌われていました。
イジメをしていた他の人たちも悪いから、他の人たちと共に僕もソッチへ行きます。
【僕は…悪い人だったのかな…?】
この子は一体誰なのか…
この子は悪い子だと思いますか?
この話の違和感に気づけましたか?
コメント
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