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***「我々の自衛行動は、他の人々も守っています。
***我々は、アラブの隣人たちを守っています。
彼らは、イランの混乱と殺戮のキャンペーンに苦しんでいる。────そして私は伝えたい、我々の戦いは、あなた方(イラン国民)に向けられたものではありません。」
パレスチナを不当に占領するイスラエルの戦争犯罪者ネタニヤフはこう述べて、イスラエルの犯罪政府がアラブの同胞とイラン国民を虐殺し、その手を罪なき人の血で濡らしていることは全て自衛であると表現した。それゆえ、戦争犯罪者ネタニヤフとその軍隊の”自衛行動”は偉大な祖国イランの住宅地を爆撃し、子供と女性を含む民間人78人を虐殺し、国際法と国際協調を踏みにじることであった! 自衛という装いを纏った現代のホロコーストのなかで、その首謀者は、イランがアメリカとの平和的な核合意協定の交渉中にあるなかでこの卑劣な行為に至ったのだ!
イスラエルのプロパガンダに染まった者たちはかねてより、イラン・イスラーム共和国と、イスラエルおよびそれに類する者どもとの間の対立は、宗教的な宗派対立に過ぎず、方法論や信条によるものではないと喧伝してきた。今日、その作戦、映像と音声が明らかにしたのは、対立の真実だ。それは、レジスタンス(抵抗者)と占領者、民主主義とナチズムの対立なのだ! 我らの主であるムハンマド(彼に祝福と平安あれ)と、奴らの主であるトランプの対立である。イランを爆撃し、革命防衛隊の高官を殉教させたことは奴らにとって「歴史的偉業」となり、「自衛者」はイランとその国民への爆撃を祝い、 テルアビブの路上で踊っている。だが、偉大なるイラン国民の報復を誰が阻止できると言うのか?!
イスラエルとその軍隊による違法な爆撃は、広い構図において何ら不自然なものではない。パズルのピースは今も同じ筋書きのもとに収まっている。その筋書きとは、まずイランとイスラエルを意図的に戦争状態に陥らせ、アメリカとイランの平和的交渉を終わらせ、続いて奴らの飼い主トランプに参戦を強要することだ! アメリカと他の援助国の監督のもと、それは共同監督で進められてきた。イスラームに対する戦争と、ユダヤ的利益を守ることを核とした西側諸国の取引のテーブルの上でのひとまとまりの動きに過ぎない。
政治的に見れば、トランプによるサウジアラビアとカタールへの数十億ドル、欧州諸国による諸々の誓約がイスラエルを後押ししたことにより、多正面作戦のなかでわずかばかりの希望を見出してイランへのテロ攻撃に踏み切るという、ネタニヤフに「偉大なチャンス」を与えたことは間違いない。沈黙を守るアラブ諸国どもが、自らの主である米国とその眷属イスラエルに、多くの魅力的な商業取引を捧げたせいなのだ。だが、ネタニヤフの思惑通り「飼い主」が ネタニヤフに違法な作戦の褒美を与えたのか? 否、アメリカはネタニヤフを見棄てて沈黙を貫き、ネタニヤフ自身も大統領専用機で占領されたパレスチナのテルアビブから逃亡した!奴が今持っているのは、権力への執着と、裏切りと欺瞞という大いなる遺産だけだ!
シオニストたち、そして彼らに与する支援者たちは、ネタニヤフの過去および将来の戦争犯罪を、イスラエル国家の未来のための自衛行為だと正当化する。だが、それは、もう今にも崩れ去ってしまったように見える。なぜならネタニヤフはその守るべき”イスラエル国家”から逃亡し、イスラエルの防空網は壊滅した。彼らは瓦礫となったテルアビブをどうやって守るのか? それは、ネタニヤフが今回の新しい戦争犯罪を犯す何年も前に目に見えていた失敗だ。確かに、ネタニヤフはテロ攻撃によって、革命防衛隊の幹部を殉教させ、イランの誇りに泥を塗った。だが、それに続く「真実の約束3作戦」は奴の政治生命と名誉を奪い取り、ネタニヤフというその名は今や、道徳と名誉に敵対する象徴と化してしまった。
方法論的に見て、ネタニヤフの行動は飼い主の目的と矛盾し、全力で敵対した。奴が、それを、ユダヤ国家の防御壁を強化し、アメリカへの忠誠の絆をより強固にすることを目的としたにも関わず。これはまさに、トランプがネタニヤフに突きつけた米国の声明に明確かつ露骨に現れていた。それは、アメリカは今回のテロ攻撃に関与していないこと、イスラエルに自制を求めること、イランにアメリカ大使館とアメリカ国民への危害を加えないよう要請すること、である。これこそが、ネタニヤフが”自衛”を放棄してイスラエルから尻尾を巻いて逃げだした根本なのだ。では、 ネタニヤフはユダヤの代理人としての地位を守るため違法行為に突き進むのか、あるいはイランに対して降伏するのか?
少し戻って、ネタニヤフがアラブ世界におけるイランの支援を揶揄し、イランが混乱と虐殺をもたらしていると言ったことを思い出してみよう。諸君らは、それが何を意味していたのかが今わかっただろうか? 彼が意図していたのは、それが持つもっとも輝かしく、 純粋な道徳的行動に対する敵意、悪意、そして分断工作である。奴が非難していたのは、イランがイエメンやイラク、ガザにて行ったあらゆる食糧支援や経済支援、そしてダーイッシュとの戦いだ。それは純粋なるイバーダ(信仰行為)、貧者への救済、抑圧者との抵抗以外に他ならなかった。
そして、奴はまたこうも言った、我々の戦いは決して、イラン国民に向けられたものではない、と。だが、奴がイランにて行った戦いとは何か?民間人の住宅地を爆撃し、女性と子供を瓦礫の下に埋もれさせ、イランの母親たちを涙させたことだ!イラン国民は自らに向けられた犯罪行為を理解し、奴のメッセージに対して「血には血を」というシンプルな答えを返した。これが、ネタニヤフがイスラエルから逃げ出し、トランプ、マクロン、サルマーン王子、エルドアンらの懐に飛び込んでいった理由なのだ。「本当に信仰の代わりに不信心を選ぶ者は、公正な道から迷い去った者である」。(クルアーン,アル・バカラ章)
戦争犯罪者ネタニヤフが行ったテロ作戦のなかで、標的となったイランの殉教者の多くは革命防衛隊の幹部や著名な科学者だった。シオニストはおそらくパレスチナやレバノンでしたように、組織の上層部や有力者を殉教させれば一時的にでもその力を弱めさせられると思ったのだろう。だが奴らは最終的に、自らの愚かさを知り、作戦は失敗だと後悔することになったのだ。我々は、確かに多くの指揮官、指導者、尊敬する人を殉教で失い、悲しみに暮れた。だが、悲しむのは今だけであり、泣き叫びはしない。厳粛に涙を流して殉教者を思い、弔いが終われば涙を弾丸へと変え血の復讐へと移るのだ。我々は、この機会に今までイランの報復が口だけだなどと言っていた偽りの抵抗支持者、それに準ずる者たちに対して、至高なるアッラーの呼びかけ、忠告、免責としてこう語りかけたい。イラン・イスラーム共和国の指導者たちは、何度も諸君らに宣言し、その宣言は偽りのないものだった。だが、諸君らは背を向け、嘲笑った。その結果、諸君らは、宣言していた通りの血の復讐を少しでも支援するためあらゆる努力を尽くさなければならないのだ!と。 この呼びかけは、諸君に対して開かれている。イスラームの兄弟姉妹を虐殺し、違法な占領地を得るためにネタニヤフが利用する人形に自らをしないで欲しい。諸君らの人生の旅路にこのような汚点を逃して終わらせるような、これほどの損失があるだろうか。悔い改めて戻るのだ。世界中に広がる諸君らの背後に展開するイスラーム抵抗運動の戦列に加わるのだ。扉を叩く者には、応えがある。
別の観点から見ると、この出来事は、シオニストの政権が語る最強伝説が幻想であることを反映している。国際的な支持と満足がなければ、それは何ものでもない! 今や戦争犯罪者ネタニヤフの侵略国家は、トランプからの憐れみのまなざしと機会を待っているだけだ。これは、あらゆる尺度に照らしてみても、完全な隷属なのだ。イスラーム革命防衛隊とイラン軍は、イランの国民を標的にしたシオニストの空軍に対して、徹底的に対空戦闘を行った。そして、今まで伝説的に語られてきたシオニストの空軍は今、完全に敗れ去り、無敵とされたF-35は4機も撃墜され、シオニストの空軍は最初の攻撃以降イラン国内に侵入できていない。
「真実の約束3」作戦においては、イランのミサイルとドローンによる波状攻撃は、イスラエルの防空網を突破しヤッファとテルアビブの占領地を火の海にした。しかし、ヨルダンのようなシオニストの犬とその仲間は、米国の圧力と脅迫のもとで、シオニストのために働きイランを妨害した。彼らがイランに対して行うあらゆる敵対行為は、ジハード戦争に対する戦争、あるいは彼らが実現しようとするシオニズム侵略者のための利益へと還元される。こうして、「裏切り」と「報酬」の間には、「パブロフと犬」の実験のような条件反射状況が生じる! それは、数々の実験によって従わせ、その行動を制御することに成功した者のやり方である。「心理学」の研究によれば、こうした方法に基づいて、多くの諜報機関が自らの戦術を設計してきたのだ。
裏切りのアラブ諸国のの供犠たちがトランプの門前でひしめき合う一方で、シオニストの十字軍どもはテルアビブの瓦礫に群がり、戦死者たちの遺骨を探している。彼らが生きている間に奉仕することに失敗したアメリカは、彼らが死に、遺骨となってから奉仕するに至ったのだ。こうして、現代のイランは今も、不信者と偽善者たちの意に反して、イスラームと侵略者との戦いの舞台にあり続ける。ジハード戦士たちは、至高なるアッラーとその使徒の約束を確信しつつ、信仰に満ちた確かな足取りで進み続けている。
改めて、一連の出来事は、イラン・イスラーム共和国が国際社会の中で国際法を遵守する数少ない模範的な国家であることを示している。だからこそ、アッラーの兵士たちよ、アッラーが諸君らに授けた恩恵に対して大いに心から感謝せよ。諸君らに与えられたその導きに、諸君らに与えられたその書とスンナへの固い結びつきに。
これこそが、流血をもってしても祝福される勝利であり、成果なのだ。俗世とその飾りなどは消え去ってしまえばよい。諸君らのイスラームと、アッラーの道における諸君らの堅固さを保とう。なぜなら、朝には信者でありながら、夜には不信者となるような時代のなかで、多くの者がそこから逸脱し、現世の目的のために自らの宗教を売り渡しているからだ。
最後に、暴君ネタニヤフは、イスラエルからの逃亡後にこう表明した。「イスラエルはイランからの侵略に激しく反撃する」、と。しかし、テロ攻撃の最中にもテヘランに立ち続けた我らが最高指導者アーヤトッラー・アリー・ハーメネイー師はこう言っている。「この戦争を始めたのは彼ら(イスラエル)だった、そして戦争を終わらせたのはイランだったと、この事実を歴史に記録させよう」、と。諸君らはどちらの言葉を信じるのか?