ohmr side
僕には記憶がない。
どうやら交通事故でなくしたらしい。
うっすら覚えてることが一つだけ。
僕にはものすごく大切な人たちがいたということ。
その人たちとバンドを組んでたことだけ。
その人たちのうち1人は赤髪のセンター分けで、ギター。
もう1人は金髪のキーボード。
そこまでは覚えてる。
でも、それ以外は覚えてない。
絶対に忘れちゃいけない人たちなのに。
今日面会で、僕に会いたい人が2人いるらしい。
どんな人だろ。
そんなことを考えてると。
扉が開いた。
wki「mtk、!」
fjsw「mtk、!」
聞き覚えのあるような声が病室に響き渡る。
でも、2人のことは知らないはず。
おかしい。ナニカがおかしい。
ohmr「えっと、どちら様ですか、?」
僕がそう聞くと、2人は驚いた顔を見せた。
その顔を見てると何故か、こころがいたくなった。
何故だろう。
でも、2人は僕を見てこう言った。
wki「改めて自己紹介するわ、
俺、wki hrt。wkiって呼んで。」
fjsw「僕はfjsw ryok!
ryoちゃんって呼んでほしいな!」
2人は微かに震えた声で自己紹介した。
そんな2人を見てると。
僕はナニカを思い出したような気がした。
ohmr「wki、 ryoちゃん、… 」
そう呼ぶと2人は悲しそうな顔で笑った。
そんな2人を見て、僕はまたこころが痛くなった。
おかしい。
2人とは初対面なはずなのに。
心のどこかで2人のことを知ってる自分がいる。
2人とは初対面なはずなのに。
おかしい。
きっと何かの間違いだ。
そう思っていたいのに。
僕は気づいたら目から涙が溢れていた。
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