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—— 数日後 / 病院 ——
(白い廊下。静かな空気)
— あっきい:
ちぐちゃん、緊張してる?
— ちぐさ:
……ちょっと。
— ぷりっつ:
まぁ普通そうなるわな。
— まぜ太:
ちぐ、大丈夫。俺らいる。
— あっと:
結果聞くだけだ。
— けちゃ:
うん、大丈夫だよ。
ゆっくりでいいからね。
(名前が呼ばれる)
— 看護師:
ちぐささん、どうぞ。
—— 診察室 ——
— 医者:
皆さんも一緒で大丈夫です。
— ちぐさ:
……お願いします。
(紙をめくる音)
— 医者:
前回、容体が悪化したあとに
詳しい検査をしました。
— あっきい:
……はい。
— 医者:
正直に言います。
(部屋が静まり返る)
— 医者:
病気自体は進行しています。
— ちぐさ:
……。
— 医者:
ですが、新しい治療方法があります。
— 全員:
……え?
— ぷりっつ:
治療……できるんですか?
— 医者:
成功率は高くありません。
ですが、症状を抑えられる可能性があります。
— まぜ太:
……やる価値はあるんですよね?
— 医者:
はい。
(ちぐさは少し考える)
— ちぐさ:
……もし成功したら、どうなりますか。
— 医者:
今より長く、普通に生活できる可能性があります。
(沈黙)
— あっきい:
ちぐちゃん。
— まぜ太:
ちぐ、決めるのはお前。
— ぷりっつ:
俺らはどっちでもついてく。
— あっと:
選べ。
— けちゃ:
ちぐが決めたこと、
俺たち応援するよ。
だから、焦らなくて大丈夫だからね。
(胸がぎゅっとなる)
— ちぐさ:
……俺。
(少しだけ、息を吸う)
— ちぐさ:
……やりたい。
— あっきい:
……!
— まぜ太:
そう来ると思った。
— ぷりっつ:
だろうな。
— あっと:
決まりだな。
— けちゃ:
うん。
一緒に頑張ろうね、ちぐ。
(ちぐさは小さく笑った)
— ちぐさ:
……うん。
(未来はまだ、終わっていなかった)
———
【第14話・終】