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みらーぼーる
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#rmfu
Mona
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コメント
3件

遅くなったけど、コメントです!もう、普通に泣いちゃいました!😭私感情移入しやすいので、本当にうわよかった!みたいな感情でひとりで泣いてました😆これからもがんばって書いてください!
もうもうもうもう……! この話、最高すぎてお味噌汁が何杯でもいけますよ……! kzが涙を流して「あなたがいない世界なんて意味がない」って叫ぶシーン、伏線の張り方も心情の暴き方も完璧で、思わず息を止めて読んじゃいました。syuが「お前の鎖に喜んで繋がれてやる」って抱きしめ返す流れ、あれで全てが報われた気がしましたね。 それにしてもrm、よく「お味噌汁にネギが入ってないくらい最悪」って例えるセンス、天才じゃないですか? 読んでるこっちまで温かい気持ちになれました。fu様の「冷酷な当主命令」って言いながらの優しさもツボです! 本当に、読後感がポカポカする、宝物みたいなエピソードでした。ありがとうございます…!
【登場人物紹介】
fu 冷酷な若き当主。syuの涙の失恋報告を受け、自らもrmへの想いを募らせつつ、側近二人の関係を修復しようと動き出す。
rm 超天然な身代わり少年。お屋敷の空気が「お味噌汁にネギが入ってないくらい最悪」であることに気づき、純粋な優しさで動き始める。
kz 冷静沈着な側近。syuを切り捨てた罪悪感から笑顔を完全に失っていたが、密室でついに感情が決壊する。
syu 別棟の警備部門。お調子者だった面影は消え失せていたが、kzの本当の涙を見て男としての覚悟をもう一度決める。
【お屋敷の広大な食堂】
朝食のテーブル。rmが作った山盛りのお味噌汁から優しく湯気が立っている。しかし、そこにいるfu、kzの二人は一言も喋らず、お屋敷全体を重苦しい沈黙が支配していた。
いつもなら「なぁkz、このおかず貰っていい?」なんて騒がしく距離を詰めてくるsyuの席には、もう誰も座っていない。そのガランとした空間が、今の屋敷の冷え切った関係性をそのまま物語っていた
rm「……ねぇ、fu様、kzさん。……最近、お二人とも全然笑わなくなっちゃいましたね」
おたまを持ったまま悲しそうな表情でrmがいった
fu「……別に、いつも通りだろ。俺は元から冷酷な当主だしな。無駄に笑う必要なんてないんだよ」
お箸を持ったままピクリと手を止め、気まずそうに視線を泳がせる
rm「嘘っすよ。fu様は俺がボケたらすぐ『何やってんだよ!』って笑って突っ込んでくれたし、kzさんだって、syuさんがおちゃらけたら『はぁ、不真面目ですね』って、呆れながらもいっつも優しそうに微笑んでたじゃん。俺、それを見るのが好きだったんすよ」
kz「……rm様、それはただのあなたの見間違いです。私と彼は、ただの業務上のパートナーに過ぎません。コンビが解消され、別の部署へ異動した今、私があの男のことを思い出す理由など、世界のどこを探してもありません。……私はこれで失礼します」
『syu』の名前が出た瞬間、ビクッと肩を大きく震わせ、持っていた書類の手を白くなるほど強く握りしめる。だが、一瞬で冷徹な無表情に戻り、どこまでも冷たく響く声を絞り出した
深く一礼して、逃げるように足早に去っていく
rm「ほら、やっぱり。お味噌汁にネギが入ってないくらい、最悪の空気っすよ」
去っていくkzの寂しげな背中を、悲しそうな瞳で見送る
fu「……rm、お前は本当に、余計なところだけはよく見てるな。自分の身代わりの立場のことより、あいつらの心配かよ」
長いため息をつき、お椀を置いてrmの頭を優しく撫でる
rm「だって、kzさん、あの日も夜中に一人で執務室でボロボロ泣いてたんすよ。syuさんだって、昨日別棟の廊下ですれ違ったとき、幽霊みたいに目が死んでて、俺の渾身のギャグにも笑ってくれなかったんすよ。……俺、二人が笑ってないの、すっごく嫌です。早くいつものお屋敷に戻ってほしい」
fu「……分かった。お前がそこまで言うなら、冷酷な主人として、命令を下してやるわ。主人の命令だ、rm。お前は俺の隣にいろ。そして……あのバカな側近二人が頑なに被り続けている鉄の仮面を、俺とお前で、力技で粉々に粉砕しにいくぞ」
rmの純粋で真っ直ぐな言葉に、胸の奥が熱くなる。と同時に、夜中に泣きながら自分を頼ってきて『本当にコンビ、終わっちゃいました』と絶望していたsyuの姿を思い出し、不器用な独占欲を滲ませながらガタッと立ち上がった
rm「はい! お味噌汁パワーで、二人の笑顔を取り戻しに行きましょう、fu様!」
パッと瞳を輝かせ、嬉しそうに胸を張る
【お屋敷の裏庭】
午後。警備の巡回をしていたsyuが、一人でまだ完治していない左肩を気にするようにさすりながら歩いていた。その足取りは重く、かつての軽快さは微塵もない。そこへ、fuとrmが回り込むようにして立ちはだかった
syu「あ……fu様、rmちゃん。お疲れ様っす。警備の巡回、特に異常は――」
二人を見て、驚きに目を見開いた後、無理やりいつもの薄っぺらい笑顔を貼り付けようとするが、うまく笑えず歪んでしまう
fu「異常大ありなんだわ、お前のその死んだ魚みたいな顔がな。お前、鏡で自分の顔見たことあんのか?」
syu「っ……」
rm「syuさん、嘘つくの下手くそっす。全然笑えてないじゃん! ほら、今からfu様の命令で、特大の大作戦を開始するからついてきてください!」
一歩前に出て、syuの無傷の右手をがっしりと両手で掴む
syu「え? 作戦って……ちょっと待って、俺はもうただの一般警備員だから、fu様の直属の仕事に割り込む権限なんて――」
fu「うるさい、主人の命令だ。つべこべ言わずに来い。お前の意見なんて最初から聞いてねぇんだよ」
syuの背中を強引に押し、拒絶を許さず連行する
syu「ちょっと、fu様!」
rm「作戦開始だー!」
今の一瞬だけsyuは昔の頃のお調子者の姿を思い出したような気がした
【お屋敷の執務室】
kzが一人、机に向かって機械的に書類を処理していた。耳に届くのは、紙をめくる音とペンの走る音だけ。その単調な音が、かえって彼の孤独を際立たせていた。そこへ、ドアが勢いよく、乱暴に開け放たれる
rm「たっのもー!」
fu「kzは居るか!」
kz「fu様、rm様、何度も申し上げますが、業務の邪魔を――」
ノックもしない無礼さに眉をひそめ、冷淡に顔を上げる
しかし、kzの言葉はそこで完全に凍りついた。fuとrmの後ろから、腕を強引に引っ張られるようにして入ってきたのは、数日間一度も顔を合わせていなかった、あの愛おしい相方の姿だった。syuの姿を見た瞬間、kzの視界が激しく揺れ動く
目を見開き、ガタッと椅子から立ち上がる。声が激しい動揺で震える
kz「っ……! s、syu……!? なぜ、あなたがここに……。私は二度と前に現れるなと言ったはずです」
kzがsyuに気を取られているうちに
fu「現れたんじゃなくて、俺が強制連行してきたんだよ。いいかお前ら、今からこの部屋を完全ロックする。お互い、被ってるそのクソ寒い『嘘の仮面』を全部脱ぎ捨てて本音をぶちまけ合うまで、絶対にここから出さねぇからな。ドアを壊そうとしても無駄だぞ、防音も完璧だからな」
カチャリ、とお屋敷の頑丈な執務室のドアの鍵を閉め、鍵をポケットに突っ込む。冷酷な、しかしどこか楽しそうな笑みを浮かべた
rm「そうです! お味噌汁が冷める前に、二人とも早く仲直りして、いつもの面白い笑顔を見せてください! じゃないと、俺、このドアの前から一歩も動かないっすからね!」
特大のお鍋を机の上にドンッと置く
syu「……fu様、rmちゃん、いくら何でも無茶苦茶っすよ。もう決まったことなんだから……。あいつ、俺の気持ちが『重荷』だって、ハッキリ言ったんす。もう全部終わったことなんだから、これ以上惨めな思いをさせないでくださいよ……」
鍵をかけられたドアを振り返り、それから気まずそうに、ひどく悲しげに視線を床へ落とす。掴んだ拳が小刻みに震えていた
kz「嘘です……っ!! 嘘なのです、syu……っ!!」
『重荷』という、自分が彼を傷つけるために放った最悪の言葉を本人の口から突きつけられ、胸を刃物で抉られたような激痛に襲われる。これまで必死に張り付けていた冷徹な鉄の仮面が、一瞬でひび割れ、涙が堰を切ったように溢れ出した
驚きに目を見開きゆっくりと、信じられないものを見るようにsyuはkzを見つめた
kz「重荷なわけがないでしょう……っ! 怖かったのです……あなたが私のせいで傷ついて、もし本当にあのまま失ってしまったら、私は生きていけないと気づいてしまった。私の歪んだ、醜い独占欲で、あなたのまっとうな未来や、普通の女性と築くはずの普通の幸せを奪うのが……自分の存在であなたを一生縛り付けるのが、死ぬほど怖かったから、あんな最悪の嘘をついたのです……っ!!」
眼鏡を外し、机に置き去りにしたまま、大粒の涙をボロボロと流しながら、これまで隠していた本音を叫ぶ
syu「kz……お前、そんなことのためにそんなことのために俺を振ったのかよっ」
kz「あなたに嫌われれば、軽蔑されれば諦められると思ったのに……! あなたがいなくなってから、毎日が息もできないほど苦しくて、寂しくて、私の心は完全に死んでいました……! あなたのいない世界など、私には何の意味もない! 私は、あなたが好きです……っ、他の誰でもない、syu、あなたを一人の男として、頭がおかしくなるほど死ぬほど愛おしい……っ!!」
溢れる涙を拭おうともせず、声を激しく詰まらせて、 syuに向かってすがりつくように両手を伸ばして訴える
syu「っ、あ……、kz……?」
kzのボロボロの涙と、不器用すぎる前回と似たような本音の告白をぶつけられ、胸の奥を支配していた絶望の霧がすべて吹き飛ぶ。一歩で距離を詰めると、無傷の右手で、泣きじゃくるkzの身体を壊れるほどの強さで腕の中に抱きしめた
kzはsyuの胸の中に力強く引き込まれ、驚きで息を呑む
syu「大バカ野郎。お前が俺を縛り付けるのが怖いなら、俺が喜んでお前の鎖に繋がれてやるよ。普通の幸せなんていらねぇ、俺はお前と生きる未来が欲しいんだよ……! お前以外の誰がいいって言うんだよ。……もう絶対に離さねぇからな、kz」
kzの背中に腕を回し、その細い身体をこれ以上ないほど愛おしそうに、二度と離さないと誓うように強く強く抱きしめ返す。その耳元で、涙を堪えた熱い声を響かせる
kz「本当に……私のような男で、良いのですか……?」
syuの腕の中で、その変わらない温もりに涙をさらに溢れさせながら、彼の服を固く握りしめる
syu「当たり前だろ。お前じゃなきゃダメなんだよ」
お互いに相手の幸せを願うがゆえに一度は完全にバラバラになってしまった二人の鎖が、密室での本音のぶつかり合いによって、今度こそ二度と外れないほど固く結ばれた。kzはsyuの胸に顔を埋め、今度は嬉しさと安堵から、子供のように声を上げてポロポロと涙を流す。その横顔には、数日間消え失せていた、いつもの愛おしい呆れ顔と、優しい微笑みが戻りかけていた
【ドアの向こう側】
fu「……ハッ、やっと仮面が剥がれたな。おいkz、syu、明日から元のコンビに戻れ。これは当主としての絶対命令だ。異動届は俺がシュレッダーにかけて燃やしといてやる」
二人の抱擁を見届け、壁にもたれかかりながら、フッと満足そうに笑ってポケットから鍵を取り出す
rm「やったぁ!! 二人とも、やっといつもの格好いい笑顔になりましたね! ほら、仲直りのお味噌汁、冷めないうちに山盛り食べてください! 特製ネギ入りっすよ!」
お鍋の蓋を開けて、満面の笑みでバンザイする
syu「へへっ、fu様、rmちゃん、お節介ありがと。マジで助かったわ。……お味噌汁、いただきます!」
kzを片腕で愛おしそうに抱きしめたまま、 fuとrmに照れくさそうに、だけど心の底からの笑顔を向ける
kz「……ハッ。当主命令、及び rm様のお味噌汁、ありがたく頂戴いたします」
真っ赤な顔を涙で濡らしながら、syuの腕の中で小さく、しかしこれまでで一番幸せそうに微笑んだ
不器用に想いをぶつけ合って結ばれた側近コンビと、それを見守るfu、そして最高に美味しいお味噌汁を振る舞うrm。お屋敷にようやく、いつもの騒がしくて甘い、最高の笑顔の日々が戻ってきた
次回=♡250