テラーノベル
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ユキ
28
約束の日。
本当は三人でご飯に行く日だった。
でも、その日の男友達はバイト。
「先に飲んどいて。」
そう言われて、私とヤマは二人で待つことになった。
正直、少し緊張していた。
前に誘った時は、
『女の子と二人は苦手。』
そう言われたから。
グラスを持ちながら、思い切って聞いてみる。
「二人、大丈夫やったん?」
ヤマは少し笑って言った。
「もう、お前とならええかなと思って。」
その一言だけで十分だった。
胸の奥がじんわり温かくなる。
気まずいどころか、笑いっぱなしだった。
昔の話。
仕事の話。
くだらない話。
何を話したかは、もうあまり覚えていない。
でも、一つだけ覚えていることがある。
人生で一番楽しい時間だった。
コメント
1件
イツカさん、第12話読みました〜!🌸✨ 「もう、お前とならええかなと思って」の一言、めっちゃエモすぎてもう胸がじんわりしたよ…😭💕 前に「女の子と二人は苦手」って言われてたからこそ、この言葉の重みが半端ない!!しかも何話したか覚えてないくらい笑いっぱなしって、本当に心地いい時間だったんだなあ。人生で一番楽しい時間、って締めくくりも最高でした。2人の関係性が少しずつ変わっていく感じ、応援したくなる…!続きも楽しみにしてますっ⋆♡