●プロローグ
______________ヒトって何なんだろう。
最初はそう思っていた。
何のためにいるの?何のために存在してるの?
_____何で存在してるの?
疑問で仕方がなかった。
でも、いつの日か気づいたんだ。
ヒトがいるのはね_____________。
(ワンク:学パロ&少し暗めのお話)
瞼を開けて、また閉じる。
そうして文章を読んでいく。
俺は「クロノア」。ただのヒト。
今、俺は読書をしている。
友達と絡めって?いないから絡んでないんだよ。
まぁ、絡もうとも思わないけどさ。
友達がいない俺は朝から読書する以外の
道がないんだよね。悲しい。
kr「うわっ…?!」
そんなことを思っていると後ろから衝撃が走った。
「あっ、ごめーん」
kr「う、うん…だいじょぶ…」
相手は周りを見てなくて俺にぶつかってしまったっぽい。
それなのに謝りの言葉は凄くテキトー。
kr「はぁ…」
こっちの気も使って欲しいものだ。
まぁ、仕方がないっちゃ仕方がないのかもだけど。
こんな陰キャで人と話せないキャラなんて、
みんな、絡みたくもないよな。
すると教室の扉が開く。
それと同時に生徒たちは席に座る。
そう、担任が来たのだ。
そうして朝のHRが始まった。
いつも通りのそれは眠くて仕方がなかった。
HRが終わって、俺は保健室へ向かっていた。
…なんでかって?そうだな…。
俺だけ、授業は別室で受けることになっている。
…まだ、何でかは言えないけど…。
それにしても…今日の廊下はすごくうるさい。
いや、賑やかだ。俺はふと掲示板に目をやる。
「高校1、2年生に転校生!」
そんな文字が、ふと目に留まった。
そして俺はそれを後に保健室へと向かった。
今回の連載はリクエストからです!
みーさんリクエストありがとう!!
コメント
2件
え!めっちゃ嬉しいです! すっごい面白いです!