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そんな違和感を感じたまま、
日帝の家族に会うことになった。
アメリカ
「失礼します。」
彼が家にはいると、
わらわらと子供がやってきた。
にっぽん
「わぁ…
兵士さんだ!」
日本
「止めなさい。
この人は危ない人だよ。」
にっぽん
「にしては優しそうだし、
客人だからもてなさなきゃ…」
日本
「適当に菓子でも置いて。」
にっぽん
「はい!」
でてきたのは獣耳が生えた少年と青年。
話を聞けば、日本っていうやつは日帝の兄で、
にっぽんは日本の息子らしい。
日本
「あの…一つよろしいですか?」
アメリカ
「何だ?」
日本
「妹は、戻りますか?」
アメリカ
「え…?」
妹。その言葉が違和感を少しなくした。
アメリカ
「はぁ…?ってことは…
日帝は…」
日本
「女の子です…
軍服とか、男装をしているので…
あと…胸が小さいので…」
アメリカ
「Oh…
わかったけど、最後はちょっと酷いぞ…」
日本
「は、はい…。」
アメリカ
「あいつに聞いてみる。」
日本
「酷いことはしませんよね?(圧)」
アメリカ
「わかった…」
そうして、彼らの家を出たアメリカは
すぐさま家に帰り、日帝を呼んだが、
日帝
「あっ…
な、なわけないです。…。
(なんで…なんでバレて…)」
アメリカ
「…そうか」
否認していた。
そこから月日が経った。
沢山の出来事のせいで違和感が
確信になってしまう日は近かった。
アメリカ
「なぁ…」
日帝
「何でしょうか?」
アメリカ
「そろそろ、呼び名とかつけたらいいんじゃないのか?」
日帝
「じゃあ… 鬼畜米t…」
アメリカ
「それは止めろ。」
日帝
「わかりました。」
日帝
「じゃあこれで良いですか?」
アメリカ
「なんだ?」
日帝
アメリカ
「は…?」
日帝
「あなたは、たくさんの海を渡って来たんですから…。」
アメリカ
「そうだな…。」
日帝
「あとこの前話した幼女のお話で、この呼び方が気に入りましたし。 」
アメリカ
「…。
そうなんだな…。」
日帝
「もう2年ですね…
あと8年…。」
アメリカ
「そんくらい嫌なんだな。」
日帝
「はい。」
でも…小さな出来事が
決定打だった…。
アメリカ
「お前は少しはおめかしとかしないんだな。」
日帝
「してはいけません。
そもそも、俺は男です。」
アメリカ
「そうだった…
(嘘にしか感じねぇ…)」
アメリカは何かを思いついたような顔をして、
アメリカ
「薄いピンクの紐って無いか?」
日帝
「ぴんく…?」
アメリカ
「なんか、えっと…
ほら!木に咲いてる花!」
日帝は少し考えたような顔をし、引き出しのなかをあさった。
やっと顔を上げた時、手に握られていたのは
淡い桜色の紐。
日帝
「これですか…?
桜の…」
アメリカ
「そうだ!それだ!
これをお前の頭につけて…」
数十分がたった。
少し難しかったのか、時間がかかっていた。
アメリカ
「こうでどうだ…
…!?」
アメリカは言葉を失った。
そこにいたのは、あの時の幼女…。
…紐をつけた日帝だ。
蘇っていく記憶が辻褄の合う点を繋いでいた。
日帝
「…外していいですか?」
アメリカ
「あ…良いぞ…」
紐を外したらいつも見ている顔だった。
だけど、アメリカの違和感はすべて消されていた。
もし、これが本当なら、
アメリカ
「(もし…これが本当なら…。
…確かめたほうが良い…。
今日だと、さっきのことで、怪しまれる…。)」
アメリカは少し、考え事をした。
彼が実行しようとしていることは
難しいものだった。
アメリカ
「(…決めた。
心の準備もある。
だから…)」
コメント
3件
尊い!
「水兵さん」って呼び方、すごく切なくて好きだな…。桜色の紐で髪を結った日帝のシーン、一気に記憶が繋がる感じが鳥肌立ったよ。アメリカがどう動くのかドキドキしてる。続きが気になりすぎる…!