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「……ふぅ。地底でこんなに爽やかな気分になれるなんてね」
さとりが満足げに器を置いた。地霊殿の温度は相変わらず「めっちゃ暑い」ままだが、俺たちの心には、白だしがもたらした心地よい風が吹いていた。
「ねえ、料理人さん。……あなた、ここに住まない? 私のペットたちの餌……じゃなくて、食事の担当として」
「お姉様、名案! 私、毎日これ食べたい!」
こいしが俺の腕に抱きついてくる。若返った高校生姿の俺に、無垢なこいしのアタックは刺激が強すぎる。
「よ、よせよ! 俺は博麗神社の……」
「あら、さとり。私の居候を引き抜こうなんて、いい度胸ね。地底に核爆弾でも落としてほしいのかしら?」
霊夢が(煮込みを食べ終えて元気になったのか)不敵に笑いながらお札を構えた。