ー美門目線ー
ビローン
ん? 若武からだ。
「若武が写真を送信しました」って上に出てる。
なにの写真を送ったんだろう?グループラインを見てみた。
え?まじで?アーヤの寝ている写真じゃん
俺は一番にいいねを押した。
ーグルラの内容ー
若武「どうだ、いいだろ。」
黒木「姫は疲れてたのかな。」
美門「俺なら、肩を貸してあげるのにな。」
若武「うるさい!!俺だって今から肩を貸してやるし。」
上杉「なら、お得意の証拠とやらを写真で送れよ。」
若武「おう。送ってやるよ。」
美門「若武、今のスクショ下から絶対やれよ。」
てか、もうリアクションほぼ全員ついてんじゃん。
若武、ズルすぎる。俺も、アーヤと近づかないと。
ー若武目線ー
くそー。肩に寝かせるなんて言っちまった。しかも、写真を撮るなんて・・・
にしてもよく寝てるなー。
「うわっ」
車が急カーブに差し掛かった。
ふう、終わった。
って、今のでアーヤが肩どころか俺の膝で寝てるじゃん。
しかも、それで起きないアーヤって疲れてんのかな?
まあ、写真撮るか。まじまじと、アーヤの顔を見てみた。
自分でも顔が赤くなっているのを感じた。俺何やってんだろ。なんか、起こすのかわいそうだな。
寝させとくか。もぞっ
彩「ん。」
若武「わっ」
彩「ん?おはよー」
アーヤは起きようとして、自分が俺の膝に寝ていることに気づいた。
若武「クスクスっ」
「アーヤ、顔真っ赤。」
彩「ごめん。」
アーヤが俺の膝から頭を上げようとした。
俺はなんだかアーヤと離れるのが嫌で、あ~やの肩を押して俺の膝の上に乗せた。
彩「え?え?ど、どうしたの?」
若武「もうちょっと時間があるから、寝てろよ。」
彩「で、でも、大丈夫だよ。」
「あれ、若武?」
つきましたよ、ぼっちゃま
彩「ついたよ。若武」
なんか、アーヤの声が近くから聞こえるな。
って、俺っ、アーヤの膝で寝てる。
若武「なんで、俺がアーヤの膝の上で寝てるんだ?」
彩「さっきの仕返し、クスクスッ。」
やられた。くそー。
コメント
1件
未熟ですがよろしくお願いします!!