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キーンコーンカーンコーン
先生「ここまでが試験範囲だから
ちゃんとやっといてね、んじゃ号令」
起立ー礼ーー
ふー疲れたーなんて考えながら、
先生が言っていた試験範囲をメモしておく。
別にいい成績がとりたい、
とかではないけどなんとなく。
みんながとってるからとってるだけ。
黒板を消される前に ピンクの付箋にページ数を書いてノートに貼った。
号令と同時に解放された同級生たちは、
今日カラオケ行こうぜー、だとか、
今日プリ撮りに行こ、とか喋ってる。
実は、そういうのにあんまり興味がない。
というか何が楽しいのかわかんない。
私はどちらかといえばわちゃわちゃする
というよりはひとりで静かに過ごすのが
好きだったりする。
だからと言って別にずっと一人じゃない。
普通に友達もいる。
でもその友達もそういうタイプではないから、互いに過干渉しない。
みんなが話している間に
さっさと帰る準備をする。
今日はSTがないからそのまま各自の帰宅。
どんな時でも早く帰れると嬉しい。
早く帰れるし何しようかな。
今日は図書室にでも寄ってからバイトに行こうかな。