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タイトル「死神、何でも屋になるってよ」
ここはあの世
罪人や幽霊に悪魔に天使、更には超能力者や都市伝説、妖怪が集まる場所
ーー第1話:死神、何でも屋なるってよーー
死神
それは人間の命を奪い、終わりを告げる神
…のはずだった
死神であるルカミは今絶対絶命の危機だった
右腕を掴み頬を膨らませ怒るのは、足がない高校生の都市伝説・てけてけ
何でも屋の1人
左腕を掴みてけてけを煽るようにしているのは、同じく何でも屋の1人の幽霊・首無しの女ライダー
何故か何でも屋に誘われて何故か修羅場というビックリな構図
「俺は絶対何でも屋にはならねぇからな!」
そう吠えるも力がつよく離そうとしない
ここまで女が怖くなったのは始めてだ
すると首無しの女ライダーは頭を此方によせスリスリさせてきた
猫かな?
てけてけは驚いたように為ながら
「っあ!ずる~い!」
何がズルいん?
何でも屋の入り口の前で吠えたりを繰り返していると、ドアが開いた
その瞬間
首無し女ライダーとてけてけの背後から拳が飛んできた
「!?」
「あでッ!?」
手をパンパンと払いながらてけてけ達に向かっていく
女ライダーは気絶したのか道に倒れる
「ちょっと社長!何するんですか!」
てけてけが反論すると、もう1発ゲンコツ
てけてけが観念したのか反論を辞める
「ああ…すまない…」
手をパンパンと払いながら此方に顔を向けた
巨体で筋肉質
肉屋とか力を使いそうなイメージだ
「い、いえ、大丈夫です」
咄嗟に礼をする
「まあまあ…顔を上げて?ね?私は元殺し屋の田中だ」
殺し屋
頭の中でその言葉が回り、一気に汗が噴き出る
落ち着け
「ウチの社員がすまないね」
なるほど、てけてけと首無し女ライダーは何でも屋の社長・田中の社員なのか
イヤドユコト?
この世界(あの世)…じゃ、死神以外も居るのか…
怖すぎるだろ
とりあえず生まれたての死神の俺は首無し女ライダーをおこした
頭が無いのでどうやら喋れないらしい
1回マジマジと見てみる
全身黒で統一されている
ヘルメットはフルフェイスで、ヘルメットのガラスの部分はインクのように黒い
高身長で、スタイルが非常にいい
アイドルとして食っていけそうなのに、何故何でも屋に?
「ついてきて。あ、ア歩ける?」
心配しながらてけてけを担ぐ元殺し屋・田中に恐怖を覚えながら何でも屋に入った
ーーーー
完全に死神を諦めるというわけではない
何でも屋でまた0から死神になる為に修行する
それで完全に死神になる
そしたら何でも屋は用無しだ
そう思いながら何でも屋に足を運ぶ
そこはもうお祭り騒ぎだった
社長(元殺し屋・田中)が事前に連絡していたのか、グイグイ社員がこっちに来る
社員は全員で、2名
首無し女ライダーとてけてけ、社長(元殺し屋・田中)を含めれば5名
で、新入りの俺で6名
意外と少ない
社長が手を叩き、落ち着かせ、社員の自己紹介を始める
1人目「ミハイル・フゴイフ」
幽霊・首無し女ライダーの本当の名前
フルフェイスのヘルメットは、恥ずかしがり屋だから付けているらしい
あと、頭がないから喋れない
2人目「草薙玲奈」
足が無い女子高生の都市伝説・てけてけの本当の名前
足がないので義足をつけている
3人目「ブレンディ」
悪魔であり、お菓子好き
天然少女悪魔として知られているが、本性は誰も知らない
4人目「大石大吾」
超能力者で、念力を使える
唯一まとも
5人目「田中昭」
この何でも屋の社長で、元殺し屋
見た目は怖いが、優しい
更生したのかな
ふと、俺は思った
ここで修行ッてキツくね?