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続き待ってました!曲が完成したんですね!良かった良かった…! というか主さん?奏さんを20連で当てたとか何事ですか?運いいなぁ… 私は2周年のイベント限定が奏なんじゃないかと予想してるので貯めてます…ガチャ引きたい…
「誰か私を助けてよ。」
誰もいないこの小さな世界で呟くようにささやく
この中はとても静かでそして暗かった。
なにもないこの世界でもう過ぎた昔のことに思いをはぜる。
その時はこの小さな世界も明るくて賑やかだった、
「お兄ちゃん、この本読んで!」
幼い私が兄にせがむ
「はいはい、分かったから落ち着け。」
キラキラした目で兄が足元を走り回る私をたしなめる。
そしてその様子をお母さんとお父さんが笑って見ている。
「ねえ、今日カラオケにでも遊びに行かない?」
中学に上がったばかりの私が親友達に尋ねた。
「良いねー。」
「駅前のとこに行く?」
「そうと決まったらさっそく行こー!」
それぞれがそれぞれの答えを返してくる。
私も含め皆笑っている。
そんなことを思い出していると涙が溢れそうになった。
だからいつも通りスマホを開き音楽を聞こうとしたその時、プレイリストに入れた覚えのない曲が一つ入っていた。
「こんな曲入れてたっけ?」
そう思いながらも気になって聞いてしまった。
曲を聞き始めた瞬間、目の前が明るくなったように思えた。
ミクと5人の高校生くらいの男女が踊ってる光景も見えた気がした。
この曲を歌いたいと思った。
久しぶりに希望が見えてしまった。
救われたいと思ってしまった。
だから曲を聞き終わったとき絶望してしまった。
これは一人の私では歌えず、希望を持っても助けてくれる人がわからないから。
それでも、周りをよく見てとこの曲が訴えてくる。
部屋のカーテンを久しぶりに開けてみた。
当たり前のように窓からは玄関が見える。
そしてそこには、私を忘れたと思ってた仲の良かった3人がいた。
私の母と何か話していた。
気になって窓を開けて身を乗り出して話を聞くと、
「でも、外は危ないわ。」
と母はお決まりのセリフを苦しそうに言っていた。
「なら私たちが守ります。」
「言葉は厳しいと思いますが、お母さんも彼女が外に出なくなってから暗くなったと思いませんか。」
「私たちが絶対守るので、少しだけ外で彼女と話させてくれませんか。」
ここまで聞いて私は玄関まで走って行った。
驚いた顔でこっちを見てる皆を見て息を整えながらも、
「お母さん、私は…」
なぜ寂しそうなのかとキレイな目で聞いてくるミクに私は、
「何時も一緒にいる仲間とは作れてないし、その子達のことを心配してるからだと思うよ。」
と答える。
まだ不思議そうな顔をしてるミクに続けて
「私もそうだけど、何時も見ていた光景が見れないのは少し寂しいんだ。」
「曲を作ったり、歌ったり、踊ったり、聞いたりしていても大切な人とかと一緒じゃないと寂しいんだよ。」
そう言うと、いつの間に集まってたのか皆がこっちに来てうなずいていた。
驚いていると、司が
「出来たから見て貰おうと思っていたんだが話を聞いてしまってすまん。」
と言った。それに私は大丈夫とだけ答え、その後皆と一緒に曲を完成させた。
それから、
「ミク、あの子にお願い。」
と完成させた曲をミクに渡した。
お久しぶりですね。
まず投稿が遅くなってすいません!
言い訳ですがネタが浮かばなかったんですよ。
さて瑞希バナーが始まっておりますね。
今回ダメ元で20連したら推しの奏ちゃんが来てくれたので嬉しさでここまで書き上げました!
限定が来なかった代わりに来てくれたのでしょうか?
終わりがどんどん近付いていますね。
また番外編(ボツネタ)とかはあるのでまた上げるかもです。
後、フォロワー数が60人越えてました!
イラストの方の人も多そうですがフォローありがとうございます!