テラーノベル
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🎈「じゃあこのタイムスリップは、“セカイ”というものがもたらした可能性がある…と」
🌟「ああ。前にも似たようなことがあったからな。」
🌟「というか、寧々やえむのことは知っているんだな?」
🎈「うん。ワンダーステージで共にショーをしていた仲間だよ。」
🌟「…ほう、?」
🌟「よく分からんが、お前はとりあえず
寝ろ!酷い隈だぞ!!」
🎈「気をつかってくれてるところ申し訳ないんだけどね、」
🎈「やらなきゃならないことがあって、それを終わらせるまでは寝れないんだ。」
🌟「……ほう」
🎈「だから少しだけ…それをやってもいいかい?」
🌟「まあ、それは仕方ないか…
類が今どんなことをしてるのか、旭さんの話も聞いてみたいし…」
🎈「ふふ。ありがとう」
🎈「………違う。こうじゃない、…」
🌟「……」
🎈「ここはシリアスなシーンだから、そこを観客に分かりやすく伝えられるような演出にしないと、…」
🌟「………」
🎈「なら顔をよく見せるシーリングはつけない方がいいか…?いや、役者の表情ははっきり見えて欲しい、。地明かりとシーリングにすれば…でもそれだと明るすぎる。…」
🌟「…………」
🌟「……類」
🎈「…なんだい?」
🌟「寝よう」
🎈「すまないね。あともう少し…」
🌟「それ5回聞いたぞ。」
🎈「う…」
🌟「そういうところは昔から変わってないんだな…」
🎈「アークランドに来てからは、やらなければならないことも増えたからね。それに、僕のショーへの愛は日々大きくなるばかりだよ司くん」
🌟「類らしいな」
🎈「何年経っても、僕は僕のままさ」
🌟「アークランドでは、どんな感じなんだ?」
🎈「初めて旭さん達と会った時みたいに、とてもフレンドリーな人が多くて助かっているよ。君たちと別れた後、世界進出もしてね」
🌟「世界?!すごいな!✨️」
🎈「ふふ。今や世界各国の監督からお声がかかっているのだよ!」
🌟「なに?!」
🌟「…すごいじゃないか類!」
🎈「ありがとう。」
🌟「昔と変わっていなくて安心したぞ。やはりオレの目に狂いはなかったな」
🎈「……、」
🌟「オレはありのままの類が好きだからな。これからも、類のやりたい演出をしていって欲しいものだ!」
🎈「……っ、」
🌟「……類?」
🎈「ぁ、すまないね、」
🎈「すこし考えごとをしてて…」
🌟「…嘘だろ。」
🎈「…え?」
🌟「なにか…あったのか?
オレがなにかしただろうか。」
🎈「つかさくんは、…全然なにも…」
🌟「じゃあ、何でそんな辛そうな顔をするんだ。」
🎈「….、」
「類くんすごいよ!こんな演出まで思いついちゃうなんてね!」
「ほんとね!世界から注目されてるうちの“自慢の演出家”よ!」
「君の演出は素晴らしい。次は、更に良いものを“期待しているよ。”」
「今回もとても良かったけど…“類くんなら”まだできるんじゃないかな。」
周りからの期待。
僕はそれに応えなければならない。
だから寝てる暇も、食事する暇も、
僕には無い。
期待を裏切らない、
最高の演出にするために。
「……い、」
「…る…い、!」
🌟「類!!」
🎈「、!」
🎈「え、…ぁ、」
🌟「大丈夫か、類!」
🎈「あ、うん、」
🌟「はぁ…心配したんだぞ。突然黙るから話しかけても聞こえてないみたいだし。」
🌟「冷や汗も凄いし、酷い顔色だ。何があったのか聞きたいが…先に休むべきだぞ」
🎈「大丈夫だよ。まだ作業も終わってないし、このまま_」
🌟(ぎゅ…
🎈「、え…?」
🌟「お願いだ類。少しでいいから、少しだけでいいから休んでくれ。」
🌟「今のお前を見てると、心配でたまらない。早く休んで欲しいんだ。、」
🎈「………、わかったよ。」
🎈「心配かけさせて…ごめん。」
🌟「ああ。ゆっくり休んでくれ。」
やっと休んでくれた…。
類は限界が来て壊れるまで、溜め込み続けるタイプだからな。
早く話を聞いて助けなければ……
コメント
2件
好きすぎるんですが、
めっちゃ好きです…!! 続き待ってます!