テラーノベル
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【設定】
しろせんせー×まちこりーた
※解説あり
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《初めまして。また会おう。》
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ぱち、と目が覚めた。
目線の先には白い天井。
💚(ここ…どこ………………?)
目をぱちくりさせながら当たりを見渡す。
ここは病院らしい。
💚(私……何してたんだっけ…)
とりあえずナースコールを押してお医者さんから話を聞く。
私は事故にあって入院していたらしい。
そして……記憶喪失、らしい
一通りの話を聞いたあと病室に戻り今後のことを考える。
家族、友達……何もかも思い出せなかった。
バンッッッ!!!!
すると、大きな音とともに病室のドアが開いた。
♡「ま、ちこ……………………?」
名前を呼ばれる。
おそらく………私のこと。
ということは私の知り合いらしい。
相手が傷つくだろうけど、勇気を持って返事をする。
💚「すみません…誰、ですか……?」
その言葉に、相手の男の人は少し辛そうな顔をして目を伏せる。
しかし、また顔を上げてこちらを見つめた。
♡「俺は……しろ……ううん、白井裕太。」
💙「…………まちこの、友達だよ」
“友達”大切な存在のはずだ。
なのに、思い出せなかった。
💚「っ!すみませ、ん…覚えてなくて……っ」
💙「いいよ、記憶喪失、なんやろ?」
💚「はい…………………………」
💙「体調は?大丈夫?」
💚「はい…………」
💙「よかったあ……」
💚「でも、みんなのこと…白井さんのことも忘れてて……」
💙「まちこ」
💚「は、い……………………?」
💙「あんまり自分を責めるな、みんな、まちこが生きてるだけで嬉しいんよ」
💚「そう……で、すね………、白井、さん…」
💙「っ……なあに、まちこ」
💚「まちこ、って…なんの事、ですか…?」
“まちこ”そう呼ばれてからずっと気になっていた疑問。
私の名前はそんなものじゃないのに。
💙「ん〜、、まちこはな」
💙「シークレット声優だったんよ」
💚「シークレット声優?」
💙「そう…顔を隠して、声優をしてた。TikTokr……みたいなもの、かな」
💙「そこでの名前が、まちこりーた」
💚「そう…だったんですね……だから」
💙「そう、まちこ」
💚「……………………………………」
💙「…………ねぇ、まちこ、それ……」
白井さんが、私の首元を指差した。
私の首元には、指輪が通ったネックレス
💚「あぁこれ……あんまり、覚えてないんですけど…………ずっとつけてたような気がするんです…」
💚「きっと……ものすごく大切なもので…」
💙「そう……なんやね」
ふわ、と白井さんが笑った。
💙「………………………………」
まちこ、と私の名前を呼ばれ、温かな声が病室に響いた。
………………どこかで、聞いたような
💙「俺、さ………まちこ?」
何度も、聞いたことのある気がするようなその声に
💙「何で、泣い、て……」
涙が零れた。
💚「わかっないんですっ……わかっ、ない、けど……」
💚「白井さんの声が…なつっ、かしく…感じっ、てっ……」
私の脳内の何かが、私に伝えてくる。
💚「私はっ……しあわせだったって…………!」
“幸せなら、笑えばええんよ”
何かの言葉。それは誰からか、思い出せないけど、でも。
💚「きっとっ…!これからもしあわせだから…………っ」
今できる最大限の笑顔を、目の前の人に向ける。
💙「まちこ………………」
目の前の人が目を見開く。
💙「まちこ…………」
💚「はい…………、?」
💙「まちこの周りには、まちこの事を大切に思ってる人がいっぱいいる」
💙「もちろん俺も」
私の笑顔に返すように、白井さんもにこ、と笑う。
💙「これからも、まちこは幸せなんよ」
俺もう時間が、と呟き白井さんがドアの前へ行く。
💙「この後あいつら……まちこの友達が来るからな」
💙「じゃあまちこ、また後で…会おうな」
💚「はい………………!」
最後の白井さんの顔は見えなかった。
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その後、4人の私の友達と名乗る人達が来た。
左から、ニキさん、キャメロンさん、りぃちょさん、18号さんと言うらしい。
💜「まちこはね、シークレット声優っていう、TikTokrをしていたの」
先程、聞いたような言葉
💛「それで俺達は、まちこりと一緒に活動してて……」
💖「もう1人、いるんだけどね……」
💖「今はちょっと違うとこにいて…」
❤️「俺達全員、親友だったんですよ」
💜「ごめんね、言われても分からないよね?」
💚「分かりますよ?」
💚「さっき…聞きました」
💜「え?」
💚「えっと……白井さんっていう人…から……」
💛「ボ、ビー…………………………」
💖「は…………」
❤️「………………………」
💜「……先に……来たのかな…………」
💚「……?あの……………………」
💜「!なに?」
💚「もう1人って、、」
💜「あ、、それが、白井さん」
❤️「活動ではしろせんせーって言うんだけど」
❤️「優しい人だよ」
💚「さっき話して……思いました」
💜「………………よかったね、まちこ。」
そう、18号さんが私に言った。
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初めての短編集です!
しろまちの長編が人気で調子に乗りました(
こちらは亀さん投稿ですがお楽しみに𓂃 ◌𓈒𓋪
𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠.
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【解説】
せんせーとまちこちゃんは付き合っていました。
ここからはせんせーを💙まちこちゃんを💚と表記します。
物語が始まる1週間前、💚は信号無視のトラックに轢かれかけました。
その時、恋人である💚を突き飛ばして助けたのが💙。
トラックということもあり💙は即死、💚は意識不明の重体でした。
💚が目が覚めると記憶喪失。
そこに現れたのは亡くなった💙。つまり幽霊です。
💙が何故💚の元に来たか。それは💙が亡くなる直前、最期に💚の笑顔を見たいと願ったからです。
本物語にも💚が笑った後に💙が部屋を出ていますね
この後、💙は完全に成仏しました。
💙が💚を庇って亡くなったことは、医師の気遣いでその日に言わなかったそうです。
ちなみに、💚のネックレスは💙が付き合って1年記念日にプレゼントしたもの。
それは記憶の片隅に残っていたのでしょうね。
その証拠に、💚が💙の事を少しだけ思い出して涙を流しています。
時は進み💜💛❤️💖集合。💖の「💙は違うところにいる」それは天国。でも💚に今伝えるべきではないと判断した💖は曖昧な表現で誤魔化しています。これは💖なりの優しさでしょうね。
そして💜の「先に来たのかな」これは💜だけが💙が天国からやって来たことをなんとなく理解したことを表しています。
でも、💛❤️💖もなんとなく分かっていたでしょうね。
そして最後の💜の「よかったね」これは💚。そして💙への言葉でもあります。
2人には「“会えて”よかったね」+💙には「“伝えられて”よかったね」そんな意味も込めた一言でした。
そして、私にとって1番考えた言葉。「最後の白井さんの顔は見えなかった。」
これは、💙は💚の笑顔を見れたからもう会えないとわかっているから、涙を流してしまいます。
大切な人に、涙を見せないために最期は💚の方を向かなかったのでしょうね。
ちなみに、これは💚目線のためまた会えると思って最後と描かれています。
💙の「また後で会おう」それは💚への💙なりの気遣いからか、後では何十年も先の天国のことなのか、それとも💚が💙のことを思い出す時のことなのか、皆様なりに考えてみてください。
最後になりますが、のちのち暮らしていくうちにスマホの写真フォルダや、医師からの言葉、ファンからの言葉などで💚は💙との関係を思い出すでしょう。
その時の💚の思いは、読者の皆様におまかせします。
ゆーと🎲💎🐇🐱
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#ちょこらびBL
なづ
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コメント
7件
普通に泣きました…天才ですか??
神ですやん...(´;ω;`)

うっっうっ泣ける…