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第4話ですね〜
東海
静岡「あー。無理だよもう…オワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタオワタ」
愛知「つ、遂に壊れた…叩けばなるか?」
岐阜「いや治んないでしょ、昭和のテレビじゃあるまい」
三重「どうすんの?」
津市「あの…」
名古屋市「…えと」
岐阜市「一旦黙っておこう」
富士宮市「…」
岐阜市「って…え!?静岡県の市!?全滅したはずじゃ…」
富士宮市「僕は富士宮市…富士市と親戚みたいなもの。あと、全滅って言ってるけど、それは本当に全部の市が無くなった訳じゃなくて」
富士市「静岡県で有名で、ほぼ代表的な市が無くなったんだ。つまり俺たちのようなちっこい市は、まだ生きてるっつーこと。」
岐阜市「じゃあ…まだ!」
富士市「いや、崩壊っていうのはあっている。」
岐阜市「え?」
富士宮市「静岡県で大きな市、政令指定都市が居なくなった…それはもうほぼ機能しない。」
岐阜市「県庁所在地も居ないのか…」
富士市「うん。伊豆市、浜松市、静岡市。このうちの誰かがまだいれば崩壊は防げたかもしれない。」
岐阜「それで、そのうち全員いないから修復困難と…」
岐阜市「岐阜県さん…」
岐阜「ふぅ」テクテク
静岡「終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった」
岐阜「…静」ヨシヨシ
静岡「…う…うぅ…」
岐阜「はいはい、落ち着いて落ち着いて…」
静岡「うん……」
岐阜「まあ、小さいけど、まだ市はいるんだし…」
岐阜「なんだ!?」
愛知「あっつ…いったーーー!」
静岡「追い討ち…された…」
岐阜「もしや…核ミサイル!?」
三重「大阪か…」
大阪「よっ!東海地方〜」
静岡「こっちはほぼ市が全滅してるっつーのに…追い討ちかけんなよ」
大阪「まあ。素直に仲間になってくれたら、もう1発撃たないからさ〜。早く仲間になってよ」
静岡「…お前んとこの奴ァ、ほんまどえらい人達ばっかだや。」
大阪「なんや?」
静岡「けど、それは…こっちもっつーこと、忘れてんとちゃうんかいね!」
山梨「あー、疲れた…遠かった〜」
石川「ま、待って!置いてかないで!うぇーん!」
大阪「ほーん、仲間呼びよったか…」
静岡「おん…」
大阪「静岡崩壊数前やんwはよ仲間なった方がええんとちゃう?これは、“静岡県民”の為でもあるんやで」
静岡「!だまれ…お前なんかに…静岡の…静岡県民の苦しみ!気持ちがわかってたまるか!」
大阪「おーおー、さすが出世城様〜なら、もう1発撃つしかないな」
静岡「グッ…」
山梨「静!っち…てめぇ…いけ!甲府攻撃!ブドウ!」
大阪「たこ焼き」
静岡「…こうったら…」
静岡「石川。これをみんなに伝えといてくれる?」ペラ
石川「?」ペラリ
石川「!本気!?まあ、わかった。頑張っといで」
静岡「ありがとうじゃあ。」
石川「これは、静岡。本気で怒ってるな。自分がやられたことに対してよりも、他の人も奴隷となってしまったことにも、簡単に核を撃つ人にも。」
山梨「大阪〜知ってる?」
大阪「あ?」
山梨「桜えびは静岡でしかとれんの。日本三大銘茶のうちの一つ、なくなるよ。いいんだな?」
大阪「構わん。」
石川「へぇ〜いいんだ〜必殺!ブリカスからかっぱらったスコーン!」
大阪「は?え?あー、撤退撤退」
石川「よし。って、み、みんな!中部!」
中部「なに?」
石川「静岡が、米国と同盟を組みに行くらしい」
山梨「国じゃないじゃん。」
石川「昔は?」
山梨「国。」
石川「でしょ?あと、戦ってる間は独立でもいいんじゃない?ってことで、静岡今米国に交渉中だから。」
静岡「ただいま。」
石川「どうだった?」
静岡「一時的な同盟は組めた。」
新潟「さすが!」
静岡「これで脅そう。こっちにゃ米国が居るってね。」
山梨「静!それで、核2つ落とされたけど…大丈夫?」
静岡「ところがねぇ、大丈夫ばないんだ。崩壊している。静岡の有名なお茶も、桜えびも、みかんも、餃子も、新幹線だって、取れなくなった。なくなった。人自身に被害は出てないかもしれない。ただ、静岡県民の帰る場所を無くしてしまった!安心出来る店、安心できる家、歴史を殺した。人の心を傷つけてさ、その記憶は一生残るだろうね。一生僕を静岡の化身を恨むよ。他にも沢山あるさ。僕が、僕の判断ミスで、ほぼ、失くしたも同然なんだ…恨んで当然なんだ。批判を言われて当然なんだ。殴られて当然なんだ。僕と県民が、同じくらいの罪になっただけ、むしろ僕の方が罪軽いんだ。それを、人数で来る…ただ、それだけなんだよ。 」
愛知「…」ベシッ
静岡「へ?」
愛知「馬鹿!」
岐阜「愛知!?」
愛知「本っ当に馬鹿じゃないの!?」
静岡「すみません」
愛知「本当さ、静ってしっかりしてそうで、自己犠牲的じゃん。」
愛知「いいか?自分を大事にしねぇヤツぁ!人のことももろに大切にゃぁ出来ねぇ!自分を見ろ!山梨の心配してたのはそっちじゃねぇわ!馬鹿!」
静岡「え?」
山梨「俺は、静岡自身。県の化身としてでなく、ひとりの人として、心配してんだ。静岡自体、大丈夫かって聞いてんだ。人として考えろ。今、自分の体は、“本当に”県民のことを考える余裕があるくらい大丈夫なのか? 」
静岡「…僕は、不安。痛い、今すぐ辞めたい、怖いよ。なんで県は、こんなに苦しい目に会わないといけないの?なんで? 」
岐阜「よすよす…」ヨスヨス
静岡「知ってるよ…自分は7大都市にも入ってない…田舎でさ、やっと、何大の何のとこの数増えてきて大都市なんだ。けどそんなの…大都市じゃない…所詮僕は自分のことを自分で守れない。」
山梨「お、俺なんて、都会じゃねぇからさ、よくわかんねぇけど、苦労してんだな。」
埼玉「えーと、失礼。」
中部「何しに来た!関東!」
埼玉「先に謝って おこうと」
中部「ああん?」
新潟「こっちはもう被害出てんだよ!」
富山「大都市ならこんなちっぽけの集まりなんざ集めたって意味ねぇだろ!」
長野「愛知は分かるが何故中立立場の自分たちを?」
埼玉「ええっと…」
新潟「糞東京の兄弟!ベッドタウン!」
長野「お前の兄貴と性格まで似てんのか」
※中部は被害多すぎて我慢できなくなっています。(主も埼玉県民の友達いるんで、許してください。この通りでございまする。)
埼玉「まあ、東京に核撃たれそうだから言いに来たんですよ!僕は!味方です!戦争反対派ですよ! 」
中部「お前!嘘つけ!」
埼玉「本当ですって!」
長野「どうも信じられねぇ! 」
富山「信じろ言われても無理だろが!」
愛知「もう少し考えろ。立場考えな」
埼玉「すみません。あ、東京は貴方たち奴隷にして死ぬほど工業生産させて核兵器を作らせて、メンタル崩壊させればなんでも言うこと聞くだろう。と言っていたので、それが中部を味方にしたい、否、東日本に来て奴隷にしたい理由だと思いますよ。」
静岡「僕の浜松市、静岡市、伊豆市はどうした?大事なんだけど?ねぇ?ねぇ!? 」
愛知「静岡!」抑える。
埼玉「えーと…大変言い難いのですが」
静岡「なんだ?」
埼玉「か、可愛がられてます…特に、女の子らしい浜松市さん。」
中部「は?」
埼玉「変なことはしてませんよ。東京とか、もうなんか気に入ってたので、もう傷つけることはしないかと」
静岡「ふぅーん…へぇ〜ほーん」
愛知「政令指定都市を捕まえて行くなんて、何時もだったら速報に流れるよ?」
埼玉「もう、東京の態度、行動、命令にはうんざひです!もう晴れて自由の身になりたいです。関東も全員が全員仲良い訳じゃないんで。僕、特に千葉と仲悪いんで」
静岡「すまん、ウチも愛知と東京と山梨と仲悪いんで」
愛知「なんで!?」
静岡「浜名湖うちのものなのに、そっちが愛知のって言ってくるじゃん…やめてもらえる?僕“浜松市”って言う市があるんだよ。桜えび取れないところは口出さないで。」※桜えびは静岡でしか取れません(基本的にね)
愛知「それ静岡でしか取れないじゃん!」
静岡「あー、うるさいうるさい。東京とは、普通に、伊豆諸島の問題ですね。そこに入ってくる県もムカつく。うちは伊豆市があるんだぶぁーか!山梨は富士山譲ってくんねぇし!」
埼玉「…すみません」
金沢市「えっほ…よし、富士宮市さん!」
富士宮市「どうしたの?」
金沢市「それがですねぇ、完成した!」
富士宮市「なぁにー!?やっちまったなぁ!?」
金沢市「そのネタ入れないでください…最近の若い人に伝わりません」
富士市「私、失敗しないので!」
金沢市「それも伝わりません!」
富士市「え?まじ!?やっば〜」
金沢市「若い人ですよ!ねぇ!」
埼玉「あ、そうだ、この紙どうぞ。いざとなったら…」
静岡「うん、わかった。 」
愛知「名古屋市!いざ、レッツゴー!大阪市!大阪市潰すぞ〜!」
静岡「ちょ、装備をちゃんと!」
山梨「よし、行くか…」
次回 中部動く
コメント
2件
静岡はんー!自己肯定感低いなー!!!