テラーノベル
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二人の歩んできた時は止まり
錆び付いて動かなくなった
籠の外の鳥はいつぞ出はった
後ろの正面には何が見える
美術室
『彼の子は酷く真面目で几帳面な子だ
でも周りの人より傷付きやすく繊細な子だ
そんな子を愛しいと思い同時に裏切られた』
彼の夏の記憶を目を瞑り思い出してみる
と同時に彼の子が好きだった歌を歌ってみる
だんだん思い出してきた
彼の子と過ごした日
コンクールに追われた美術部員が犇めく美術室
そこから少しはなれた所の準備室に彼らは居た
「ねぇー正矢は上手くいってるー?」
とっ絵を覗き込んできた
「わっ絵がずれるだろ」
「ごめんごめん」
そう謝った
それから気を取り直し正矢は描き始めた
「愛平は何を描いているんだ」
「うーん?
それは君の絵だよ
何てね風景画だよそれしか描けないから」
とっ寂しそうな表情で言った
「そうか」
「正矢はいいよねぇ
人物画の才能があって僕も綺麗に人物を描きたいよ」
「俺はお前の風景の才能がほしい人物をいくら描いたって風景がぱっとしなければ台無しだろ?」
「そうだねぇ」
二人の楽しい時間は夕焼けに飲まれていった
コンクール結果発表の日
結果を確認しにいくと
呆然と立ち尽くしている正矢がいた
「やぁ結果はどう?」
「聞かないでくれ」
そのまま二人は黙ってしまった
数分が経過して
愛平が会話を切り出す
「あはっ僕呼ばれてたんだ」
そういって走ってトイレへと向かった
トイレ
「賞をとらなけてばよかったなぁー
はぁー
あんなに、あんなに正矢が悲しむなら」
そう個室で声を潜めながら泣いた
翌朝
(コンクールのことも正矢ならもう気にしてないんだろうなぁー)
とっ思いながら
正矢に声をかけた
「おはよう」
「.......」
「あれっ無視?」
「話しかけないでくれ」
「なんで?」
(僕が賞をとったから我が儘言ったから
ねぇなんで)
急に延びるては愛平の体に触れて弾きとばした
土煙を上げ勢いよく転がった
(しくった受け身を撮り忘れた)
「うぅ」
ふと正矢を見上げると
こんな怖い顔は始めてみた
愛平を恐怖が包み込む
しばらく見つめてると
正矢が絶叫した
「見るな見るな見るな見るな見るな
見るんじゃないみっみっ
見るなぁぁぁぁぁぁぁ
こんな醜い男を見るなぁー
やめろぉー!」
(嗚呼醜くくないよ
綺麗だよ今回は僕が悪いよっ)
てっ言おうとしたが恐怖で声がでなかった
時は流れ僕も三年生になった
彼の時の僕とは違う
新しい親友もできた
可愛くて優しい子
名前は生、饕獰 生
僕と一緒で化粧品が好きで可愛い子
教室
「ねぇ
このメルティプリックの新作
リップは伸びもいいし発色もいいんだよ僕はレモントワイライトがおすすめ」
「それな
僕はストロベリームーンリットがいいなぁー」
「そうなんだ
一緒に後でいこ」
「オッケー」
翌日
「やぁ」
「なにっ
僕いそがしいんだけど
これから生と化粧品とか見に行くのに」
「ごめん」
次の瞬間腹部に鋭い痛みが来た
「えっ」
果物ナイフが腹部を裂きながら
鮮血を撒き散らしながら
二人倒れ混む
紅に染まった二人の身体
最後の力を振り絞りこう言った
「ごめ、なさっい」
僕の意識はそこで絶たれた
でもまだ僕彼の事諦めてない
コメント
2件
ありがとうございます
うわああ〜〜😭💔 また切なすぎる展開すぎる、、!! 正矢くんのあの絶叫とか、愛平くんが「僕が悪いのに」って思ってるのに声が出せないシーン、胸がギュッてなったよ、、、。 新しくできた親友の生くんとの楽しい時間も一瞬でぶった切られてしまうなんて、マジで心臓に悪い展開すぎる!! でもラストの「まだ彼のこと諦めてない」って言葉に、かすかな希望みたいなものを感じたよ。どうなるんだろ、続きが気になりすぎる、、、次の話も絶対読むね!!!