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「い…ってぇ…」

全身が叩かれたような痛みで目を覚ます。


「ここ…どこ…?」


先程いた神社もそこにいた怪しげな人達も皆いなくなっていた。


見えるのは気が滅入る程暗い曇り空と…やけにボロボロな日本家屋だ


辺りを見渡していると急にコツコツと足音のようなものが聞こえてきた。


「隠れなきゃ…!」


何かわからないが本能が拒絶するような嫌な感じを察知し急いで草木が生えている所へ身を潜めた。


危ないとわかっていながらも気になってしまいコソッと覗き見るとその何かが見えた


「………気のせいか」


そこに居たのは人間?で合っているはずなのだがどうにもそうとは思えない雰囲気だ


服は少々ボロボロだが素人でも上等だと分かるほどの着物。そして鞘に収められた刀。


(なんでこの時代に刀なんて…)


そんな事を思っているうちにその刀を持った人は何処かへ行ってしまった。


「もう大丈夫かな」


こんなとんでもなくやばそうな所でどうしろと言うのだろうか。金を稼げるようには思えないのだが


ふーっと一息ついてリュックの中を漁る。


今入っているのは自決用短刀、札数枚、食料、日用品、だ


食料は乾パン……に栄養ドリンクとか…ゼリー………もう見たくないな。


日用品はボディーソープやシャンプー、歯ブラシとか色々ある。


「日用品はちゃんと用意してくれてんだ…」


無駄な気遣いを感じつつこれからどうしようかとため息をつく。


「ん?なんだこれ」


リュックの奥底に触れた時硬い何かがあった。


「これタブレット!?」


電源を急いで入れると1件のメッセージが来ていた。


「…ようこそブラック本丸へ…君には今からこの本丸で主として頑張ってもらいます…?」


少しずつ読み進めていくとすべき事というリストが出てきた


「其ノ壱…」


本丸にいる刀剣男士達を仲間にせよ


其ノ二 本丸の環境を改善せよ


其の参 この本丸を一般の本丸として公開できるように育てあげよ


「…なんだこれ」


さっき歩いていたのが刀剣男士なのだろうか


あの明らかに禍々しい雰囲気纏った奴と仲良くなれと??


どうやって……


素晴らしい審神者ライフを送らせろ

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