テラーノベル
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過去作リメイクします!!!🥹
今回はぐらさんのサムネ配布の画像を使わせてもらってます( 感謝 )
まぢでこのお話にぴったりすぎて運命感じた😩🤍
全部消えてしまいたい。もうなかったことにしたい、Ifという存在をこの世からなかったことにしてしまいたい。「If」って言葉を知ってるか?なんて訊いたとて誰も答えられず。わからないって返ってくることが当たり前の世界になってしまえばいい。
「………」
今、目の前に広がっているのは大好きな青色で大嫌いな青色。ザーザーと音を立てて広がっているその景色は今日も変わらずのまま。そもそも俺が青色と共に過ごしてこなければ俺はしんどい思いをしなくてよかったのに。なんてさえも考えてしまう。散々この青色と生きていくことで助けられたのに馬鹿みたいだ。
『有名税』
そんな言葉に聞き覚えはあるだろうか。アンチに誹謗中傷など理不尽な批判の声が殺到することに対してつけられるこれもまた理不尽な言葉。…なんて前までは思えていたのに今では税金だってそんなもんだしなんて思ってなんとも思わなくなってしまった。
でもその声でなんとも思わなくなったから傷つかないわけではないわけだった。俺の知らない内に大丈夫だと思っていたのに限界はくるもので今精神的にも肉体的にもしんどい状態が続いている。
だから消えてしまいたい。
「ははっ…」
誰かに何を言われたわけでもないのに…ある意味諦めの笑みがこぼれてしまう。俺がこの右足を一歩前に出そうとしても結局誰かに止められてしまう。
…今日くらい許してくれよ、神様
なんて思いながら俺は右足を一歩前に出す。
…なのに、やっぱりだめ。ぱしっと音が響き渡る。ぎゅーと離さないぞという意思を感じられるほどきつく握りしめられる。
痛い、痛いよ。頼むから居なくなりたいんだよ、俺は。
もう、俺はなんだっていいんだよ。誰に何を言われようともういいやってなってしまった。
落っこちようとするも後ろからわんわん喚く声が聞こえる。これが一般人の声なのか仲間たちの声なのかもわからなくなるほどに俺は俺の世界に入っている。
でももし、これが仲間たちだったら一緒におちるわけには行かない。一般人はどうでもいい、俺には関係ないし関係ないやつを止めに行くほうがバカだったって悔いるべきだ。
でも仲間たちは違う。俺と関わっている、少なくとも俺のこと大事だと思ってくれてる…はずの奴らだから当然止める。俺だって止めるしな。そんな善意まみれのやつらをこの世から消すわけには行かない。
なんて思いながらも俺の体は言うことを効かず右足が一歩前に出し、大量の重力が俺の身体にのしかかる。
がくんと、地面にしがみついている左足に体重が思い切りかかった。
最初に見たときは正直、またか。って思ってしまった。俺がこの世でいちばん大好きな相棒がまた海の崖っぷちの方に立っていた。
だめ、だめだよまろ。なんて思い腕をぱしっと掴んで声を上げる。
それなのに彼には俺の声が届かずただ黙ったまま前へ進んでいく。…本当に、タヒぬ気だ
それを感じとった瞬間、俺は声を荒げて止めるしかできなかった。…嗚呼、視線が痛い。みんなこちらを見ている。
…ねぇ、こんなにも新鮮が集まってるんだよ?…ねぇ、だめだよ、まろ。こんなに目立っちゃ身バレしちゃう。だから戻ってきて俺とあにきが一緒に説教させて。
「まろ…!!本当にだめ!!いっちゃやだ!!俺まだ伝えられてないこといっぱいあるからッ…!!」
「ッ…、東京ドームはどうすんだよ!?まろが居ないといれいすじゃなくなんだよ、ばかッ!!」
そう声を荒げても彼は聞く耳を持とうともせず前へ、前へと進んでいく。そしてあと一歩でおちるってなった時に足を止めた。まだ、まだためらいがあるんだ。
…そう希望の光が輝いて見えた。だから俺はまた声を一層大きくして彼に届くように言った。
「ねぇ、まろ…戻ってきて…すき、っ…すきだよ…!!」
「やだッ…本当にやだッ……タヒなないで、俺のもとに居て…」
「………」
彼は黙ったまままた体を動かす。なんで、…なんで彼はそんなに覚悟を決めちゃったような顔してるの?
嫌だ、嫌だよそんなの
なんて思った時頭の中でフラッシュバックされる。
『🔎 ないこ 嫌い』
『🔎 ないこ 死ね』
そんな言葉をいつしかSNS、Google検索で見かけたことがある。所謂、誹謗中傷というものだな。そういうのを見かけるたびに胸がズキンズキン痛む。ドクンドクンと脳が麻痺するような、なにも考えられないような感覚に陥る。苦しい。まともに息もできないや。
「…ッ、ま、ろ…っ」
だからこう思ってしまった
「 一緒にタヒんでしまおう 」
なんてね。
俺の気持ちが彼に通じたのかよくわからないが彼も一歩前へ右足を動かした。でも、俺はまだためらいがあった。パシンッと離されたその腕からはおちていくメンバーの姿。それに俺はただ見送ることしかできなくて。
おちていくその表情はひどく驚いたような、でも解放される嬉しさのような笑みを浮かべていた。
…俺はなにに迷ってるんだろう。目の前で大切な人を1人守れないで、色んな人から嫌われていて、なにもできない俺がこの世界で生きている意味ってないのに、なんでタヒぬことに躊躇ってるんだろう。
そう考えたときは闇の中。俺の足は無意識に彼の方へと向かっていった。
「けほっ…、…ま、ろ…?」
水の中で話しかける。彼は心底驚いた顔をしていた。そして酷く、酷く酷く傷ついた顔をしていた。…嫌だなぁ、タヒぬ間際にそんな顔しないでよ、笑顔で、笑顔でにっこり俺の大好きな顔をして一緒にタヒのうよ。俺、まろのためなら命捧げられるんだよ。身を持って証明しているよ
「…なん、で…あほ…やん」
「あほなのはまろでしょ…?笑」
「……なぃ、こ…」
今、俺が涙を流してるのかもよくわからない。嗚呼、めまいしてきた。苦しいな。でもまだ言いたいこと言えてないから言わせて。
「「 だいすき 」」
目の前が真っ暗になって、目の前の景色を捉えようとするのも諦めてしまって目を閉じた時、俺とは違う声と合わさって俺らの声が静かな海の中に音をこもらせて聞こえる。目を閉じているその世界で音だけは聞き取れた。
動かなくなった体を必死に動かして彼に抱きつくと彼も弱々しく抱きついてくれた。
end
コメント
2件
うわちょっと待ってくださいやっぱり運命ですよね???合いすぎじゃ無いですかっっっ…素敵な作品にこんな手抜きのゴミ絵使ってくれてありがとうございます😭😭💞