テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「再申請は可能だが、国外退去処分が確定すれば、少なくとも1年間は日本に入国できない、その間、君はこの国で働けない、CEOが不在の会社がどうなるか、わかるな? 株価は暴落、CEOが国外退去の噂が広まればこの会社の信頼は地に落ちる!!」
中村が腕を組んで重々しく口を開いた
「パクさん・・・君の会社は我々投資家にとって貴重な戦力だ、君の才能を認め、我々はこの会社に長らく投資して来た・・・だが、こんな失態を犯した以上、君に任せ続けられる方法がなければ、我々は次の手を考えるしかない」
ジンは唇を噛みしめた、「経営管理ビザ」の申請ミス?
株主達の目は容赦なく、まるで彼を追い詰める猛獣のようだった、社長室の空気は緊張感に包まれていた
「ち・・・ちょっと待ってください」
とジンが静かに言った
「退去なんて話、急すぎますよ!『WaveVibe』は私の会社です、こんなことで諦めるわけにはいかない」
山本が嘲るように鼻を鳴らした
「諦める? 君に選択肢はないんだよパクさん、出入国在留管理局はすでに動いている、君は違反をしたんだよ!解決策があるなら、今すぐ示せ」
解決策?そんなものあるわけないだろう・・・ジンは心の中で言った
「もっもちろん!解決策はありますよ!たしかにっ・・・ビザ申請の不備は私の不手際です!それでも私には解決策があります!そうだ!明日の午前9時にまたお越しください!私の素晴らしい解決策をご覧にいれますよ」
苦し紛れの言い訳にしては大株主の四人はお互いに顔を見合わせて納得したようだ、 山本が書類を手に立ち上がり、冷たく言い放った
「いいだろう・・・明日の9時だな!しかしパクさん!口先だけの話では済まん、日本の出入国在留管理局が動く前にしっかりとした解決策を示してくれ!それができなければ、君は韓国に帰るしかない、会社は我々が引き継ぐことになるだろう!」
続いて田中が続けた
「1日ですぞ!パクさん!1日の猶予しかありませんよ!我々の投資は遊びじゃない、あなたの失敗で会社を潰すわけにはいかない」
佐藤が淡々と締めくくった
「明日、午前9時、我々はこの部屋で解決策を提示してもらいますよ!失敗すれば、CEOの座も終わりだ」
中村が最後に一瞥をくれて言い放った
「パクさん・・・この会社の株は6割は我々が保有している、残りはあなただ、この意味が分かるかね?あなたの会社は我々の会社でもある、それにとっても重要だ、だが、ルールを破った君を庇うほど我々は余裕はありませんよ」
4人の株主達は、冷ややかな視線を残して社長室を後にした、重い足音が廊下に響き、エレベーターの「ポンッ」という音が遠ざかった
コメント
1件
口からでまかせ😓ジンくんどうするよぉ〜😭