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第一話 第一の事件
赤い扉の向こうには、古びた教室があった。
「……普通の教室?」
ころんが一歩入った瞬間――
バタンッ!!
後ろの扉が閉まった。
「え!?」
全員が振り返る。
開かない。
「ちょ、待って! 閉じ込められた!?」
あっきぃが扉を引っ張る。
しかし、びくともしない。
そのとき、黒板に白い文字が浮かび上がった。
『第一の事件――消えた生徒』
「消えた生徒……?」
のあが呟く。
すると教室の中央に、一枚の写真が落ちてきた。
そこには――
31人全員が写っていた。
「……え?」
ころんが写真を拾う。
でも、おかしい。
写真の中には、31人の他に――
もう一人、知らない少女が写っていた。
しかも、その少女だけ顔が黒く塗りつぶされている。
「誰、この子……?」
ゆたくんが写真を覗き込む。
その瞬間、顔色が変わった。
「……知らない」
「本当に?」
らおが尋ねる。
「うん……」
そう答えたゆたくんの手が、わずかに震えていた。
ころんは気づかなかった。
――ゆたくんが、写真の裏側をこっそり見ていたことに。
そこには、小さな文字があった。
『最初に嘘をついた人が、最初に消える。』
「……!」
ゆたくんは急いで写真を伏せた。
「どうしたの?」
のあが声をかける。
「なんでもないよ」
笑うゆたくん。
けれど――
その笑顔は、どこか無理をしていた。
#琉歌の部屋
まぜ太@nrkr
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#まぜ太
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237
まぜ太@nrkr
83
#専用部屋という字読めますか?平仮名にするねせんようべや
まぜ太@nrkr
64
そのとき。
教室の時計が突然止まった。
12時00分。
そして校内放送が流れる。
『第一の事件を開始します』
『この中に一人だけ――』
『すでに死んでいる人がいます。』
「……は?」
全員が凍りついた。
ころんは、ゆっくり周囲を見渡す。
莉犬。
るぅと。
さとみ。
ジェル。
ななもり。
あっきぃ。
まぜ太。
ぷりっつ。
ちぐさ。
あっと。
けちゃ。
からぴちのみんな。
そして――
「……誰が、死んでるっていうんだよ」
ころんの声が震える。
その瞬間。
教室の照明が、一斉に消えた。
暗闇の中。
誰かの声がした。
「……ころん」
「え?」
「俺は――」
その声の主を確認する前に。
ドサッ。
誰かが倒れる音がした。
そして照明が戻る。
床に倒れていたのは――
莉犬だった。
「莉犬!!」
ころんが駆け寄る。
けれど莉犬は、目を閉じたまま動かない。
「嘘……」
ころんの手が震える。
そのとき、莉犬のポケットから一枚の紙が落ちた。
そこに書かれていたのは――
『この事件の犯人は、ころん。』
「……俺?」
ころんは言葉を失った。
そして教室の隅で――
ゆたくんだけが、震えながら呟いた。
「……始まっちゃった」
誰にも聞こえないほど、小さな声で。
「……あの日と、同じだ」
コメント
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読みました!教室に閉じ込められて、写真に写る“知らない少女”に、「最初に嘘をついた人が消える」――もう冒頭から不穏な空気が凄くて、一気に引き込まれました。ゆたくんが写真の裏をこっそり見て震えていたのが気になりすぎます。最後に莉犬が倒れて「犯人はころん」って……ええっ!?ってなりました。「あの日と、同じだ」の意味も気になる……続きが待ちきれないです!