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#琉歌の部屋
まぜ太@nrkr
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第二話 31人の秘密
「莉犬!!」
ころんは倒れた莉犬の肩を揺らした。
「起きてよ……!」
返事はない。
すると、るぅとが莉犬の手首に触れた。
「……脈はある」
「よかった……」
ころんは大きく息を吐いた。
けれど、安心したのも束の間。
黒板に新しい文字が浮かんだ。
『第一の事件・ルール』
一、犯人を当てること。
二、犯人を外した場合、一人が消える。
三、全員、自分の秘密を一つ持っている。
四、秘密を暴かれた者は――次の事件の主人公となる。
「秘密……?」
たっつんが眉をひそめる。
「なんやねん、それ……」
すると、教室の後ろから小さな声がした。
「……やめて」
のあだった。
「え?」
ころんが振り返る。
のあは自分の胸元をぎゅっと握っていた。
「秘密なんて……知られたくない」
その隣で、心音も俯いている。
ゆたくんも、顔を上げようとしない。
ころんは三人の様子を不思議に思った。
「みんな、どうしたの?」
「なんでもない」
ゆたくんが笑う。
けれど、その笑顔は明らかに震えていた。
そのとき――
「ころん」
低い声が響いた。
まぜ太だった。
「お前、本当に何も覚えてないのか?」
「……何を?」
「この学校のこと」
「知らないよ」
「……そうか」
まぜ太は目を伏せた。
その横で、あっきぃが小さく呟く。
「まぜ太……言わないって約束しただろ」
「でも、このままだと――」
二人が言い争っている。
ころんは、その会話を聞きながら違和感を覚えた。
みんなは、何かを知っている。
自分だけが知らない。
そして――
「ころちゃん」
突然、莉犬の声がした。
「……莉犬!?」
目を開けた莉犬が、ゆっくり起き上がる。
「ここ……どこ?」
「よかった……!」
ころんは泣きそうになりながら笑った。
しかし莉犬は、ころんの顔を見ると固まった。
「……ころちゃん」
「ん?」
「僕たち……」
莉犬は震える声で言った。
「一度、この学校で死んでるよ」
教室が静まり返る。
「……え?」
「僕も、のあも、ゆたも……」
莉犬は苦しそうに目を伏せた。
「本当は――」
その瞬間、校内放送が鳴った。
『残り時間、10分』
『犯人を見つけてください』
そして黒板に、最後の一文が浮かび上がった。
『ヒント――犯人は、事件のことを誰よりもよく知っている。』
ころんは、ゆっくり全員を見渡した。
その視線が――
ゆたくんのところで止まった。
ゆたくんは、青ざめた顔で笑っていた。
「……なんで、俺を見るの?」
「……だって」
ころんは写真を握りしめる。
「さっき、言ったよね」
「『あの日と同じ』って」
ゆたくんの笑顔が消えた。
そして――
教室の時計が、再び動き始めた。
残り9分。
コメント
7件
読んだよ〜!!😭💕 今回もめっちゃドキドキした…! 「一度この学校で死んでる」って莉犬のセリフ、マジで背筋凍ったんだけど!? しかもゆたくんの「あの日と同じ」発言が気になりすぎる…みんな何か隠してるよね…? まぜ太とあっきぃの「言わない約束」もめっちゃ伏線くさい…🔥 残り9分でどうなるの!?早く続き読みたいよ〜!!😭💕