TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

◇RANDA memories◇

一覧ページ

「◇RANDA memories◇」のメインビジュアル

◇RANDA memories◇

2 - EP2 踏み間違えた道

♥

1,048

2025年03月23日

シェアするシェアする
報告する


※本作は、前垢にて投稿していた《拝啓、本当の幸せを求める君へ_。》という作品を元に作成しています。(こちらはリメイク版です。)

画像


↑リメイク前を観たい方は、こちらの方を検索してご覧ください。


(小説の中で、暴言等の要素を含みます。しかし、作者はこれらを肯定したり、助長したりなどの意図は一切ございません。)

_________


話をしていると、外で建物が崩れ落ちたような轟音と、悲鳴が街中に響いた。そして、その音はランダ宅にも聞こえていた。


《なっ、何の音!?まさか地震…?誰か下敷きにでもなってたら……!!どうしよう、どうしよう……》


部屋の中の幸せな雰囲気が、一瞬にして不穏な雰囲気に埋め尽くされる。

その瞬間、ランダの中で自身の父親がフラッシュバックした。あの日、自分達を助けるために身代わりになった父を。


《…俺、行ってくる》


ランダは食卓を立ち上がり、外へ向かう。


《えぇっ!?ちょ、ランダ!!》


だが、時すでに遅し。ランダは家を飛び出しており、声は届かなかった。

_________


息切れしながら向かった先には、建物が崩れ、火が燃え広がる街があった。怪我人も多数いたようだった。


《もう火がこんなに…誰か!!怪我人を運べる人はいませんか!!》


彼女は周りに呼びかけつつ、できる限りの怪我人を街の外へ運んでいった。


それから数分後。怪我人は全員、街の外の病院に運ばれて行った。

自分も避難しようとしたが、何か忘れているような…。


《…!!姉さん!!》


その大きな声と共に家の方から悲鳴が聞こえた。悲鳴の正体は恐らくリヨだ。

息切れしているにも関わらず、ランダは一生懸命に、家の方へ走った。

_________


《…ハァハァハァ…姉さん!!どこ!?》


見回すが、辺りにリヨらしき人影は無い。

画像

そんな時、地面に落ちていたチョーカーを見つけた。これは自身の母親の形見でもあり、リヨが大事にしていたものでもある。


《おいバカ、早く撤収しないと見つかる》


《ごめんって〜すぐに行くからさぁ〜?》


チョーカーを見つめるランダの背後には、謎の人影が二つ。

ヒソヒソ話をしていたようだが、耳がいい彼女には全て丸聞こえ。


《!?誰だお前ら!!待てっっ!!》


《………チッ》


ランダが駆け抜けた次の瞬間には、その人影はなくなっていた。 わずか一瞬の間にだ。


《おーい!!ランダちゃん!!もうこの街は駄目だ!!急いで!!》


謎の人影に気を取られていたランダに、他の住民が呼びかける。

彼女は仕方なく、自身の命を最優先にする事にし、街の外に向かった。

_________


その後、何週間もの時間をかけ、街の火は消火された。

ランダも街に戻り、自分が住んでいた家に戻った。幸い、家はあまり燃えておらず、無事だった。


《…俺のせいで姉さんが…俺、姉さんがいなかったらどうしろっていうんだよ…》


涙に濡れたチョーカーを、ランダは力強く握りしめた。その手の中には、勇気と決意があった。


《…ここで弱音を吐いたって姉さんは帰ってこない。絶対に助け出さないと》


ランダは目一杯カバンに使えるものを詰め込み、新たなる新天地へと駆けていくのだった。

_________


《…ただいま戻りました。〇〇様》


《ご苦労様であった。それより例の者は》


《捕まえてあります。ですが、ターゲットではない者を捕まえてどうするのです?》


《それでいい。あいつは必ず取り返しに来るだろう。その時にZ計画を実行する。成功すれば、世界は我らヴァルキューレの物になるのだ!!》


《…成程、実に興味深いですね》


《…さぁ、来るがよい!!ランダ!!》

_________


❏補足

謎の集団《ヴァルキューレ》

おそらくリヨを連れ去ったであろう集団。

現在は目的は不明であるが、どうやら

ランダを狙っているようだ。

_________


→次回

《行く手を阻む者》

この作品はいかがでしたか?

1,048

コメント

3

ユーザー

追記:2025/03/26 物語が分かりやすくなるように画像を追加しました!

ユーザー

まってました!

ユーザー

お疲れ様です…!🍵 今回も凄いクオリティでした!次も楽しみです✨

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚