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《randa memories》

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《randa memories》

2 - EP2 平和を覆す魔の手。

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2025年03月23日

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※この作品は私の前垢にて投稿していた《拝啓、本当の幸せを求める君へ_。》という作品のリメイク版です。

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↑リメイク前を観たい方は、こちらの方を検索してご覧ください。


※たまに暴言等の要素を含みますが、これらを肯定したり、助長したりなどの意図は一切ございません。


−−−−−−−−−−−−−−−−−


話をしていると、外から建物が崩れ落ちたような轟音が響いた。


《なっ、何の音!?まさか地震…?》


《…行かないと》


ランダは食卓を立ち、外へ向かう。


《えぇっ!?ちょ、ランダ!!》


だが、時すでに遅し。ランダは街の大通りに着こうとしていた。


−−−−−−−−−−−−−−−−−

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息切れしながら向かった先には、建物が崩れ、火が燃え広がる街があった。怪我人も多数いるようだった。


《もう火がこんなに…誰か!!怪我人を運べる人は居ませんか!!》


彼女は周りに呼びかけつつ、怪我人を街の外へ運んでいった。



それから数分後、怪我人は全員、街の外の病院に運ばれて行った。

自分も避難しようとしたが、何か忘れているような…。


《…!!姉さん!!》


その大きな声と共に家の方から悲鳴が聞こえた。悲鳴の正体は恐らくリヨだ。

ランダは一生懸命に、家の方へ走った。


−−−−−−−−−−−−−−−−−


《…ハァハァハァ…姉さん!!何処!?》


見回すが、辺りにリヨらしき人影は無い。

そんな時、地面に落ちてあるペンダントを見つけた。これは自身の母親の形見でもあり、リヨが大事にしていたものでもある。


《おーい!!ランダさん!!もうこの街は駄目だ!!急いで!!》


他の住民が呼びかける。彼女は仕方なく、自身の命を最優先にする事にし、街の外に向かった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−


その後、何週間もの時間をかけ、街の火は消火された。

ランダも街に戻り、自分が住んでいた家に戻った。幸い、家はあまり燃えておらず、無事だった。


《…俺のせいで姉さんが…》


ランダは強くペンダントを握りしめた。


《…絶対に助け出さないと》


ランダはカバン一杯に使えるものを詰め込み、新たなる一歩を踏み出したのだった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−

《…ただいま戻りました。〇〇様》


《ご苦労様であった。それより例の者は》


《捕まえてあります。ですが、ターゲットではない者を捕まえてどうするのです?》


《それで良いんだ。あいつは必ず取り返しに来るだろう。その時にV計画を実行する。成功すれば、世界は我らヴァルキューレの物になるのだ!!》


《…成程、実に興味深いですね》


《…さぁ、来るがよい!!ランダ!!》


−−−−−−−−−−−−−−−−−


❏補足

謎の組織《ヴァルキューレ》

リヨを連れ去った組織。

現在は目的は不明であるが、どうやら

ランダを狙っているようだ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−

次回

《新たなる一歩と出会い_。》

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