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fw side
kid「そんなムリに笑わないでよ…」
突然言い放たれた言葉。
なんで?なんでバレたの?内心怖かった。
この笑顔じゃなきゃ、みんなに愛想振りまいてなきゃ仲良くしてくれないじゃん。
本当の俺を愛してくれる人なんていない。
家族も親戚も友達も先生も。全員この笑顔だったら一緒に笑ってくれる。
この顔じゃなきゃ…kidも離れちゃうの?
kid「アニキのことまた知れて嬉しいです。」
ドキッとした。なんでだかはわからない。
安心もした。このことがバレたら普通離れていっちゃうでしょ?
気持ち悪いって。
そんなん知ってる。こんな媚び売ってるみたいなもんだもんね。
fw「ねえ、あの曲また聴かせてよ。」
〜〜🎶
やっぱkidのギターはいいな💭
何も考えなくてもよくなってくる。
頭がぼーっとして。辛いことも忘れられる。
kid「どう…ですか?」
fw「最高だよ」
そう言ってkidの頭を撫でる。
kid「アニキ僕のこと子供扱いしてますか?」
fw「してないって笑」
fw「なんか…ありがとうね。楽になったわ。」
kid「そうですか?良かったです…。」
離れたく…ないな。
fw「ねえ今日一緒に帰らない?連れて行きたい場所ある。」
kid side
突然連れてこられた森の中。
kid「もう…ここに何があるって言うんですか」
fw「まあまあ来てみって。最高なものがあるんやって。」
なんだろうっていう好奇心もあれば大丈夫かなっていう不安もある。
fw「着いた着いた!!ここ!!」
!!!!!
これはびっくりだ。
そこはとても綺麗な森の中だった。
もう言葉じゃ表せきれないくらい。
kid「すごい…」
fw「今日のお礼と言ってはなんだけどな」
え?
kid「僕なにかしましたか??」
fw「にゃはw 知らんくてええよ。」
んんんんん気になるけど…
kid「わかりました…」
なんかここの場所アニキと同じくらい安心する。
ここに来たら自分の時間を使えてもっといい曲出来そう。
kid「また、来ましょうね。」
fw「もちろん。じゃ、帰ろっか」