テラーノベル
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綺麗に咲き誇る一輪の赤い花の隣に自らが咲くためには何を犠牲にする必要があるでしょう。
🍍 「ごめんごめん!びっくりした?」
📢 「びっくりしますよ!!」
🍍 「ごめんてw君のびっくりした顔が見たくて 」
📢 「全く…心臓に悪い、、」
いつもとは違って体のラインが出ない地味な服装にメガネに帽子。セットせず帽子で押さえつけた前髪はいつもより目を覆い隠していて表情が見えにくい。
📢 「なんでここにいるんすか…?」
🍍 「だって、俺ここの学生だもん」
📢 「はぁッ!?!?」
🍍 「ちょッ!しぃー!!!」
📢 「あッすみませ…」
そうだここには人が大勢いる。なつさんの身なりからして目立ちたくないんだろう。
📢 「…今まで知ってて隠してたんですか?」
🍍 「バーで会う前から学内で君のことは何度か見かけていたから」
📢 「じゃあ教えてくれてもいいじゃないですか」
🍍 「まぁまぁw学内でばったりとか面白いかなってw」
前になつさんのピアスの音が聞こえた気がしたが、あれは幻聴じゃなかったのか。というか、会う前から俺のことを知ってたってことはひょっとして…
🍍 「まぁ、だからバーで見かけたときは驚いたよね」
🍍 「普段から好みの顔だなって思って見てたから」
📢 「…」(カァー/////
🍍 「お?照れた?」
📢 「…やめてください//」
てっきりお世辞だと思っていたのに本音だったなんて。俺のことを前から狙っていたという事実に嬉しくなった。ひょっとしたら俺が思っているよりもなつさんは俺に好感を抱いてるいのかもしれない。そう思っていた矢先、現実を突きつけられた。
🍍 「てかさ、友達になったんだから、その敬語やめろよな」
友達…。なつさんにとっては結局友達止まりなのか。心に刺さったトゲが抜けない。こんな感情をもったままこの人と上手く関わっていけるのだろうか。自分が勝手に気まずくなってつい話を逸らしてしまった。
📢 「なつさん何年すか?俺より上だと思ってるんすけど…」
🍍 「俺は2年だよ」
📢 「やっぱり年上だったか…じゃあもう誕生日過ぎてんすね」
🍍 「誕生日?俺冬生まれ」
📢 「はぁ?だって前店で酒を…」
🍍 「あー俺ダブってんだよね」
📢 「え」
🍍 「次の冬で21になる」
📢 「そうなんすね〜」
気まず…。なんで留年してるのか気になったが、触れてはいけない気がしてそれ以上その話題には触れなかった。”友達”なんて言ってるけど、まだまだ心の距離を感じる。そもそも友達ってなんだ。たまに店で会って、そのまま流れでセックスする。それって友達なのか。この人は俺に何を求めているんだろう。
今日は一段と雲が厚く、月の光も通らないほどだ。大学の帰り道、いつもの神社に寄ろうと思ったが、すちに誘われてバーに行くことにした。
📢 「…なんですちが呼んだのにこいつらがいちゃこらしてんだよ…」
🍵 「ごめんねひまちゃん笑」
🌸 「はぁ、、こさめはほんと可愛いね」
🦈 「らんくんもかっこいいよ♡」
〜イチャイチャタイム〜
📢 「…で、今日はなんの用?」
🍵 「ん?最近ひまちゃん元気ない気がするから大丈夫かなって心配でさ___らんらんが」
📢 「先輩が?」
🍵 「そ、なんだかんだ言ってらんらんも実は後輩が可愛かったりするんだよ」
📢 「別に…いつも通りだけど、、」
🍵 「例の人と何かあったの?」
📢 「…」
なつさんとは前に大学で会ったっきり会っていない。3週間ほど前に忙しくてしばらく会えないと連絡がきたのを最後に連絡もとっていない。俺から連絡してもいいのかと悩んでなんだかんだ連絡できずにいる。
📢 「…あの人、俺に何を求めてんだろ」
🍵 「…と言うと…?」
📢 「友達とかいいながら体の関係は持つし、肝心な時に頼ってくれないし…なんも話してくれないし…どうしたいんだよまじで…」
🍵 「…しばらく会えてないの?」
📢 「かれこれ3週間ちょっとかな〜忙しいんだってさ」
🍵 「…やっぱり何かやばいことでもしてんじゃない…?」
📢 「それってこの前言ってた噂の?」
🍵 「そうそう!体売ってるとかやばい組織に目つけられてるとか…」
📢 「いや、でもなつさんはそういう人じゃ…」
🍵 「火のないところに煙は立たないって言うでしょ」
📢 「まぁ、、」
🍵 「あ、こさめちゃんなら何か知ってるかも」
こさめとなつさんは別の店からの知り合いらしいし、俺たちが知らない話を知ってるかもしれない。が、プライベートましてや本人から聞いてもいない話を聞いていいんだろうか。
🍵 「こさめちゃーん」
🦈 「ん?」
🍵 「今なつさんが何してるか知ってる?」
🦈 「え?なつくん?」
🍵 「実はいるまちゃんがかくかくしかじかで…」
🦈 「えー!?だから前に2人ともびっくりしてたのかー!」
🦈 「いやーあの時はらんくに見つかってもうどうしようかと思ったよ〜!改めて迷惑かけてごめんねぇ!」
📢 「いや、それはもうそん時に済んだ話だから」
🦈 「いや〜知り合いなら言ってよ〜! 」
📢 「いや、俺とこさめそんな関わりなし…」
🦈 「なららんくんが言ってよ〜!」
🌸 「いや俺はなつさんと面識がないんよ」
🦈 「なるほどなぁ〜…で!なつくんの何が聞きたいの?」
📢 「いや…なつさんってたまに長期間忙しくて会えないってことがあるんだけど、なんでかなって…」
🦈 「あー…こさめも詳しくは知らないけど、なんか家の手伝い?みたいな…」
📢 「…やばい仕事じゃないのか、、」
🦈 「あぁーあの噂の!違う違うwそんなんじゃないよw」
📢 「…よかった」
🍵 「こさめちゃんはなつさんとはどういう経緯で知り合ったの」
🦈 「あ〜こさめが高校生の時にバイトしてたバーで知り合ったんだよね〜!」
🦈 「当時同性愛のことで色々悩んでたから相談に乗ってくれてさ!そっから今もずっと相談役になってもらってるw」
📢 「こさめは何か相談さりたりしねぇの?」
🦈 「あー、、こさめはあんまり…けど、たまにめっちゃ体調悪そうだから心配なんだよね〜」
📢 「…やっぱりこさめにも言わないのか…」
付き合いが長いこさめならもしかしたらと思ったけど、そうじゃないようだ。こさめに相談できないことを俺に言うわけないし、やっぱり1人で溜め込むタイプみたいだ。定期的に体調を崩すのに相談相手がいないなんて大丈夫なのだろうか。それとも、俺の全く知らないところに信頼できる人がいるのかもしれない。
🦈 「あ!でも最近なつくんが珍しくこさに相談してきた!!」
🍵 「どんな内容なの?」
📢 「いやいや、プライベート」
🌸 「まぁいいじゃん!いるまも気になるんだろ?」
📢 「…そうすけど、、」
🦈 「んー…なんか、1人忘れられない子?がいるみたいな?」
🍵 「…セフレでってこと?」
🦈 「いやー知っての通りなつくんはワンナイト限定だからさ、セフレってハッキリ言える関係の人はいないんだよね〜だから、好きな人?とかかなって思ってる」
🌸 「相談されたんだよね?!そこはっきりしないのかよ」
🦈 「なんか本人もよく分かんないっぽいよ〜まぁ、過去に色々あったっぽい人だからさ、そういうのに疎いんじゃない?」
🍵 「そんなあやふやな情報でよく相談乗れたね…」
🦈 「いや、相談されたのはデートする場所についてだから」
🌸 「なつさんが?偏見だけど手馴れてるんだと思ってた…」
🦈 「そうでもないっぽいよ!意外と恋愛面はウブなのかもw」
🍵 「こさめちゃんはなんて答えたの?」
🦈 「”動物園”って答えた!」
📢 「…ッ!!!」
🌸 「ん?どしたん?いるま」
📢 「いや…なんでも、、」
🍵 「動物園…こさめちゃんらしいチョイスだね…」
🦈 「動物園言って楽しめないやつなんていないだろー!!」
なつさんの忘れられない人か…それについてはよく分からないけど、デートの話は多分俺のことだろう。突然デートに誘われたと思ったら動物園なんてらしくない所に連れていくからどうしたのかと思ったけど、こさめの入れ知恵だったのか。
なつさんが意外と不器用なこと、自分のために色々考えてくれたことを考えると胸が暖かくなった。色々と考えを巡らせていたが、彼が自分のことを考えてくれていると思っただけで全部どうでも良くなった。
ふと窓の外を見ると厚い雲の隙間から月光が指していた。まるで今の俺のこころを映し出したかのように。
それからまた数日が経った。なつさんからの連絡は相変わらず来なかった。きっと忙しいんだろう。大学で会えなかいと思い周りに目をやって探してみたが、それらしい人は見つからなかった。そもそも学部を聞くのを忘れていた。最近、すぐになつさんの顔が頭に浮かんできてついつい彼のことを考えてしまう。きっと次会うときはまたやつれてえげつないクマ作ってんだろーな〜とか、しょうもないことを考えてしまう。
その日の帰り道、俺はまたいつもの所でお参りをして帰ろうと神社に寄った。もう夏真っ盛りで、日も長くなり、時刻が7時を過ぎても少し明るいくらいだ。いくら大学から近いからといっても少しは歩くため、体温は上がり、汗が滲んできている。だが、もう少しすると夏も終わりに近づき、この時間帯は少しは涼しくなるだろう。そうすると神社に来るのも楽だなと思い、少し前向きになる。
神社に到着するといつの間にか当たりは暗くなっていた。日が長くなったとは言っても、この時間だと沈むまでがあっという間だ。今日は何やら祭事があったのか、少し豪華な装飾が施されている。この神社でランダムに行われる祭事が今日あったのかもしれない。もう少し早く来れば見られたかもしれないと残念に思いながら、早いところお参りを終えようと一歩前に踏み出した。
_____フワッ…
すると、突然なにやら良い香りがしてきた。俺はあまり詳しくないから分からないが、おそらく何かの花の香りだろう。全身が包まれているような、ずっとこの場所にいたくなるような香りがする。今日はやっぱりゆっくりして行こう。そう思った。
参拝を終え、神社の前にある段差に腰を掛け、近くの自販機で買った缶のコーラを片手にくつろぎながら俺はこさめの話を思い出していた。
仮になつさんに好きな人がいて、俺をデートに誘った理由はなんだ?ただ単に暇つぶしの相手が欲しかっただけか、からかっただけか。もしくは友達になるきっかけを作りたかったからか。こさめと俺は別タイプの人間だから別の角度からの意見が欲しくて友達になりたかっただけかもしれない。それなら納得できる。つまりなつさんは恋の相談相手が欲しかっただけに過ぎないのかもしれない。
そう思うと自然と溜息をついてしまう。そうしてしまう時点で俺はもうなつさんのことが好きなのだろう。今まで誰を相手にしても好きにはならなかったし、なりたいとも思わなかった。なのに好きになってしまった。しかも絶対に好きになっても報われない人を。
📢 「はぁ〜…どうすっかな…」
プシュっと缶を開け、コーラを一口飲み込む。辺りはもうすっかり暗くなり、夜の鳥が鳴いているのが聞こえる。少し風が出てきて肌寒くなり、薄手の羽織ものが欲しくなった。今のシュチュエーションなら幽霊でも出そうだなと思っていると、シャンっシャンっと音が聞こえてきた。
なんの音だと思い耳を澄ませるとどうやら神社で使うお祓いか何かの道具の音のようだ。まだ祭事をやっていたのだろうか。だが、こんな時間の祭事なら普通じゃないような……。お化けの想像をしていたこともあり少し怖くなってきた。ポケットからスマホと有線のイヤホンを取り出して気分の上がる曲を音量MAXで流し始めた。これで気が紛れるかと思いきや周囲の音が聞こえないことで認知機能が視覚だけになり更に怖くなった。自分が見えている範囲には誰も居ないが、背後には誰かがいるかもしれない。そうやって妄想を広げていると本当に後ろに誰かいるような気配がしてきた気がする。振り向いてみるがもちろん誰もいない。ほっと胸を撫で下ろし、そろそろ帰ろうかと缶を持ち立ち上がった。
____ヒタッ
📢 「ピィャァァァッ!?!?!?!?」
立ち上がった瞬間頬に何かが触れてどこから出してるかも分からない情けない叫び声を上げてしまった。反射で振り返るとそこには狐と狼が混ざったような動物の仮面が目の前にありまた叫んでしまった。
📢 「ぎゃあああああああ!?」
🍍 「あははww俺だよ俺w」
📢 「え?なつさん!?!?」
🍍 「まさかこんなに怖がるとはww意外とビビりなんだなwww」
📢 「こんなの誰だって驚きますよ!」
この人はいつも突然だ。本当に心臓に悪い。
📢 「なつさんはなんでここに?てか何その格好…」
謎のお面に白くてぶかっとした和装。足にはほぼ裸足じゃんって感じの紐みたいのを巻いていてしゃんしゃん鳴っていた音の招待であろう楽器らしきものを片手に持っている。
🍍 「どう?似合ってる?」
📢 「似合ってるってか…まぁ、はい」
🍍 「いるまはお参り?」
📢 「まぁ…はい、、いつも来てるんで」
🍍 「…知ってる」
📢 「え?」
🍍 「俺ここで働いてるから」
📢 「なるほど…」
格好からしてなんとなく分かっていたが、なつさんはここで働いているらしい。なつさんはおどおどして何から話せばいいか分からずにいるようだ。神社関係の仕事なら秘密事も多いのか?こさめは実家の手伝いって言ってたけど、それとなんの関係があるんだか。
📢 「無理に話さなくていいっすよ、こういう職場だと機密事項とかありそうだし」
🍍 「あ…ありがとう、、俺遊び人ってこともあって神社の方に迷惑かけたくなくてなるべく仕事のことは黙ってるんだよね」
📢 「こさめは実家の手伝いとか言ってたけど…」
🍍 「あー…それはね、ここ住み込みだからかな」
📢 「…なるほどってことはここがなつさん家!?」
🍍 「ここの隣にある建物に住んでるよ」
📢 「まじかよ…」
🍍 「いるまいつも熱心に拝んでるから神様信じてるタイプの人かと思ってた」
📢 「そんなんじゃねぇけど…てかなつさんが俺のこと知ったのって大学じゃなくて神社!?」
🍍 「君が受験生の時から知ってるよ」
📢 「まじかよ…いや〜はじぃー」
🍍 「毎週来てるけど、何か願い事でもあるの?」
📢 「もうないよ」
🍍 「もう…?過去にはあったってこと? 」
📢 「受験受かりますようにって」
🍍 「なるほど…なんでまだ来てるん?」
📢 「まぁ…習慣みたいな?」
🍍 「へぇ…w」
久しぶりのなつさんはやっぱり疲れて見える。たまに連絡が取れなくなるのはおそらく神社が忙しい時期だったからであろう。でも、神社が忙しいのって大抵年末から年明けにかけてじゃないのか?まぁ、一般人が知らない大変さとかがあるのだろう。
🍍 「いるまはもう帰るの?」
📢 「はい。参拝は終えたし、なんだかんだ今日は結構居座ってるので」
🍍 「…そっか、、」
📢 「あの…なつさん疲れてません?」
🍍 「え…?」
📢 「前回も忙しいって言ってた時めっちゃ疲れてた感じがするし、今も顔色悪いですし…」
🍍 「あー忙しいのもあるけどそれより……」
📢 「…?」
🍍 「ねぇいるま…今日一緒に寝てくれない?」
📢 「え…」
なつさんの部屋に入った途端寝室に連れ込まれ押し倒された。それから俺を丸ごと食らうかのような深いキスをされた。なつさんと会っていなかった間彼以外を抱く気になれず、ずっと自慰行為だけで済ませていた。久しぶりのなつさんに下半身がいつもより反応してしまう。
🍍 「いるまのココ…いつもより反応してる…」(スリ…
📢 「ちょッ…!」(ピクッ
🍍 「あはッ…今ビクってしたwかわい…舐めてあげようか?」
📢 「…それもいいすけど、今日はもう我慢できない…俺もお預け食らってたんで…」
🍍 「なら…もう挿れちゃう?」
📢 「…あんた久しぶりだからちゃんと解さないと」
🍍 「……いるまは優しいね」(ボソッ
ヌプゥ…♡
指を1本入れてみると久しぶりだからかすごく狭くなっているのを感じた。まずは浅いところをじわじわ攻めていく。反応が良くなってきたら少し奥の方のなつさんが好きなところをくりくり擦ってあげると前の方の反応も大きくなってきた。そろそろいいかなと2本目を挿入する。
🍍 「…いるまぁ、、ッ…は、はやくぅぅ♡」
📢 「まだだめです…もう少し」(トントンッ♡
🍍 「う”ッあぁッ♡ん…ぅ”ッ、んッ♡/// 」(ビクッ
🍍 「も”ッもう無理ぃ…♡」
俺も余裕がないって言うのにこの人は気持ちいので頭がいっぱいになってすぐ俺を求めてくる。その顔、仕草、全てが可愛いものだから自分を押さえつけるのに苦労する。俺が焦らせば焦らすほど気持ちいいのがお腹にたまってくるのかどんどん俺を求めて俺にピッタリくっついてくる。自分で腰をヘコヘコ動かして俺の腹に擦り付けて来る。もう俺の理性も限界を迎えていた。
🍍 「あッ…あ”ッ♡ッ〜!!!いッィぐッぅ”ぅ♡」
📢 「イっていいですよ笑その方が後々楽です」
🍍 「やだ…ッやだぁ”ッ!!!」(ビクッ♡ビクッ♡
📢 「良い子だから…ほら」(グリッ
🍍 「ッ〜ぁ”〜!!!!!/////」(キュウッ♡
🍍 「おッ…お願いぃ”♡…俺の身体…全部あげるからぁ”ッ!!!…俺を死ぬほど気持ち良くして…?♡」
バチュンッッ!!!♡
🍍 「お”“ッ!?!?!?!?♡」(ビュルッ♡
俺の気持ちなんて知りもしないで散々煽って…!!自分がどんだけ魅力的か分かってねぇだろ!!そんな可愛い顔でそんな言葉で…全部俺にあげるって…そんな言葉を軽々しく口にするんじゃねぇよ!!…くそッ!!!
久しぶりだからいつも以上に優しくしたかった。疲れを忘れさせてあげたかった。けど、これじゃあなんの意味もない。ただただ自分の欲望のままに腰を打ち付けている。こんなことをしたかったんじゃない。ゆっくり、ゆっくり、デロデロに甘やかしてそのまま深く眠って欲しかった。この人が気持ち良く寝ている隣で眠りたかった。でも…俺はもう後戻りができないほどこの人に恋焦がれてしまったのだ。
薄れ行く意識の中、彼の苦しそうな顔を見た。久々な俺を気遣ってくれていたらしいが、俺にも待つ余裕なんて無かった。たくさん気持ち良くなってこいつの隣で眠りたかった。こいつの隣はよく眠れる。
目が覚めるともう正午になっていた。いつもはなつさんの方が早く起きるので今日は彼がまだ寝ている姿に少し驚いた。いつもは見れない寝顔が見れて実に幸運だ。昨日はなつさんが途中で飛んでしまった。ただでさえ疲れていたのに無理をさせてしまって申し訳ない。
昨夜から何も食べていないとなると流石にお腹がすいていて、とりあえず何かないかと冷蔵庫を漁ろうと布団を剥いだ。すると起きてしまったのか隣で寝ていたなつさんが唸り声をあげ始めた。
📢 「あ、起こしちゃいました?」
🍍 「う…ん、、、」
📢 「お腹空いたんすけど、何かありますか?」
🍍 「…ない、、」
📢 「じゃあ俺なにか買ってきます」
🍍 「ん…やぁだぁ〜…」(ギュ〜
📢 「え、あッ…ちょ、なつさん?///」
🍍 「…スーzzZ」
なつさんは俺の腰に抱きついたまま寝てしまった。こういう可愛い行動は心臓に悪いから本当にやめて欲しい。申し訳ない気持ちもあるが、なつさんも空腹だろうしコンビニに向かうためにそっと手を解いて外に出た。
スマホを見ると先輩から連絡が来ていた。大学を休むことを簡単に伝えスマホをポケットにしまい俺は近くのコンビニへと歩き出した。
コンビニから戻るとなつさんは部屋からいなくなっていた。もしかするとと思い窓から神社を見てみるとなつさんの姿があった。誰かと話しているようだ。相手はなつさんと同い年くらいの男性でやけに親しげに見える。そのままぼんやり眺めているとその男がなつさんの頬に手を伸ばしそのまま口付けをした。
…なつさんの忘れられない人って…
俺はそのまま逃げるように部屋を後にした。
咲かせた花を枯れさせないためにはどうするのが良いと思いますか?
____たくさん可愛がってデロデロに甘やかしてあげましょう。
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役9000字お疲れ様でした…こちらの作品久しぶりの投稿ですみません!
どうでしょうか面白い作品にできてますか!?感想待ってます( > <。)
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