テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
235
1,585
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
朝。
リビングの空気は、いつもより重かった。
父はテーブルに座り、コーヒーを飲んでいる。
新聞は開かれているのに、ほとんど読んでいないようだった。
🌸と🎮はキッチンで朝ごはんを準備している。
手が少し震えていた。
🍵は二人のそばに立って、小さな声で言う。
🍵「……だいじょうぶ?」
🌸は無理に笑った。
🌸「うん」
でも、その笑顔はすぐ消えた。
👱🏻「……おい」
父の声。
三人の体が固まる。
👱🏻「こっち来い」
🌸と🎮はゆっくりリビングへ行く。
🍵もついて行こうとした。
👱🏻「……お前はいい」
父の言葉に、🍵は止まる。
胸がぎゅっと苦しくなる。
🍵(なんで……)
父は二人をじっと見ていた。
👱🏻「昨日の電話のあと」
👱🏻「学校から、もう一度連絡があった」
🌸の心臓が跳ねる。
🎮の手が小さく震えた。
父は続ける。
👱🏻「最近元気がないようなのでだと」
低い声。
👱🏻「……何を話した」
沈黙。
時計の音だけが聞こえる。
🌸は答えた。
🌸「……何も」
父はテーブルを指でトン、と叩いた。
👱🏻「嘘だな」
その音に、🎮がびくっとする。
そのとき。
玄関のドアが開いた。
📢「おはよー……って、あれ?」
📢だった。
後ろに、👑と🦈。
父は顔をしかめる。
👱🏻「……何しに来た」
📢は平然と言う。
📢「一緒に学校行く約束」
👑もうなずく。
👑「最近そうしてます」
🦈は🌸と🎮の表情を見て、すぐ状況を察した。
🦈「……早く行かないと遅れます」
父は全員を見回した。
その視線は、疑いでいっぱいだった。
👱🏻「……妙だな」
誰も答えない。
父はゆっくり立ち上がった。
足音が、やけに大きく聞こえる。
👱🏻「最近」
👱🏻「お前たち、変わった」
🎮の目に涙が浮かぶ。
🎮「……そんなこと」
父はすぐ言った。
👱🏻「ある」
そして続けた。
👱🏻「もし、外に何か言ってるなら」
言葉が途中で止まる。
でも、その沈黙が一番怖い。
🍵は思わず言った。
🍵「……言ってない」
父は🍵を見た。
その目は冷たい。
👱🏻「……本当か?」
🍵は少しだけ震えながら答えた。
🍵「……うん」
📢が前に出る。
📢「遅れる」
父はしばらく全員を見ていた。
長い沈黙。
やっと言った。
👱🏻「……行け」
外に出た瞬間。
🎮の足が止まった。
🎮「……ばれてるかも」
🌸は首を振る。
🌸「まだ……たぶん」
🍵は二人の手を握った。
🍵「🍵、こわい」
👑は静かに言う。
👑「時間の問題かもしれない」
🦈も真剣な顔だった。
🦈「先生たち、早く動いてほしい」
📢は前を見たまま言う。
📢「……今日、もう一回話す」
🌸が驚く。
🌸「先生に?」
📢「うん」
📢「状況が悪くなってるって」
🎮は小さくうなずいた。
🎮「……お願いしたい」
六人は並んで学校へ歩いた。
でも――
家の窓から、父がこちらを見ていることに
誰も気づいていなかった。
その目は、はっきりと疑っていた。
嵐は、すぐそこまで来ていた。