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夜。
家の中は、息が詰まるような静けさに包まれていた。
誰もテレビをつけていない。
物音ひとつしないのに、空気だけが重い。
🌸と🎮は同じ部屋で、布団の上に座っていた。
🍵はその間にぎゅっとくっついている。
📢、👑、🦈も部屋に集まっていた。
🦈「……今日の朝」
🦈が小さく言う。
📢「完全に疑ってたな」
👑もうなずく。
👑「確信に近いと思う」
🎮の手が震える。
🎮「……どうしよう」
🌸はその手を握る。
🌸「……大丈夫って言いたいけど」
言葉が止まる。
📢が低く言った。
📢「……今日は、特に気をそのとき。」
そのとき
廊下から足音。
どし、どし。
重たい音が近づいてくる。
全員の呼吸が止まる。
ドアの前で、足音が止まった。
ガチャ。
ドアが開く。
父が立っていた。
👱🏻「……全員、ここにいるのか」
低い声。
📢が一歩前に出る。
📢「……話ならここで聞く」
父はゆっくり部屋の中に入る。
👱🏻「ちょうどいい」
👱🏻「まとめて聞く」
空気が凍りつく。
父は六人を見回した。
👱🏻「学校で、何を話した」
誰も答えない。
沈黙。
🎮の呼吸が浅くなる。
👱🏻「……言え」
声が少し強くなる。
🌸は震えながら言う。
🌸「……何も」
父は一歩近づいた。
👱🏻「嘘だな」
その言葉に、🍵がびくっとする。
👱🏻「最近の様子」
👱🏻「先生からの連絡」
👱🏻「お前たちの態度」
一つ一つ、ゆっくり言葉を重ねる。
👱🏻「全部、おかしい」
📢はにらみ返した。
📢「……だから何だ」
父の目が細くなる。
👱🏻「口の利き方に気をつけろ」
👑が静かに言う。
👑「俺たちは、普通に生活しているだけです」
🦈も続ける。
🦈「それ以上でも、それ以下でもない」
父はしばらく黙っていた。
その沈黙が長い。
突然。
机を、強く叩く音。
ドン。
全員がびくっとする。
🎮が小さく声をあげる。
🎮「……っ」
🍵は思わず🌸にしがみついた。
🍵「……こわい」
父は低く言った。
👱🏻「隠すな」
👱🏻「全部、見えてる」
🌸の目に涙が浮かぶ。
でも、声は出ない。
そのとき。
📢が一歩前に出た。
📢「……もうやめろ」
部屋の空気が張りつめる。
📢「これ以上、追い詰めるな」
父は📢を見た。
👱🏻「……お前が一番、邪魔だな」
👑がすぐに言う。
👑「やめてください」
🦈も前に出る。
🦈「これ以上はだめだ」
🍵も震えながら言った。
🍵「……やめて」
父は六人を見回した。
その目は冷たく、鋭い。
👱🏻「……いいだろう」
意外な言葉。
でも、その声には感情がなかった。
👱🏻「好きにしろ」
そう言って、背を向ける。
ドアへ向かう。
でも、最後に振り返った。
👱🏻「……ただし」
全員の体が固まる。
👱🏻「後悔するなよ」
その一言だけ残して、部屋を出ていった。
ばたん。
ドアが閉まる音が、大きく響いた。
🎮の力が抜ける。
🎮「……こわかった」
🌸がすぐ抱きしめる。
🌸「大丈夫」
でも、声が震えている。
🍵は泣きながら言う。
🍵「……もういや」
👑は静かに言った。
👑「……限界を超えてる」
🦈もうなずく。
🦈「明日じゃ遅いかもしれない」
📢ははっきり言った。
📢「……今すぐ動くべきだ」
🌸が顔を上げる。
🌸「……今?」
📢「うん」
📢「夜でも関係ない」
🎮も小さく言う。
🎮「……助けてほしい」
🍵はぎゅっと手を握る。
📢「……いこう」
六人は立ち上がった。
怖い。
でも、それ以上に――
このままここにいるほうが怖かった。
ドアの前で、📢が言う。
📢「……絶対、離れるな」
みんなうなずく。
そして――
静かに、部屋を出た。
この夜、
六人は初めて「動く」決意をした。
逃げるためじゃない。
生きるために。