私「卓、早く準備しないと学校に遅れるよ!?ほら、早く準備して!」
私の声で、弟の卓が布団から顔を出す。
卓「んあー・・・もう少しだけ寝かせてくれよ姉ちゃん・・・どうせまたの校門が閉まる30分前くらいだろ?」
私「・・・時間、見てみなさい。 」
私がそう言うと、卓は面倒くさそうにテーブルにおいてあるスマホを取り、顔が青ざめる。
卓「8時25分・・・お、おい姉ちゃん!!なんでもっと早く教えてくれなかったんだよ!あ、あと5分で支度しなきゃじゃん!?」
私「高校生になってからのあんた、私に起こされないとずっーーーーと眠ったままだからお灸を添えようと思ったのよ。ほら、こんな事話してないで支度しなさい!カバンには必要なもの全部入れといたから早く着替えて!」
卓は大急ぎでクローゼットの中に入っている制服と学校指定の靴下を取り出し、着始める。着替えてる最中、地面に置いた制服を踏んで足を滑らせそうになる。
卓「じゃ、じゃあ行ってくる!姉ちゃんもリモートの授業忘れんなよ!」
私「私は卓みたいな怠け者じゃないから忘れないわよ!いってらっしゃい。」
私は駅に向かう卓に向かって手を振り、玄関の扉を閉める。
これが私の日常だ。こんな日常は暇しないし、とても楽しい。
でも・・・たまに、卓から腐敗臭?みたいな匂いがするんだよね。まぁ、気にしなくていいや!
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