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今日の星はいつもに増して綺麗な気がする
君と離れてもうどれくらい経っただろうか
君は急に僕の前から居なくなった
なんで居なくなったんだろ
心に穴が空いたみたいだよ
君と初めて出会ったのは10年前の冬だね
君は凍えていたね
僕の事を最初怖がっていたよね
そうだよね突然目の前にこんな僕が現れたら怖いよね
あの時は怖がらせてほんとにごめんね
僕と君は少しづつゆっくり仲良くなって言ったよね
いっぱい寝たり、いっぱいご飯食べり、遊んだり楽しい思い出がたくさん
でも、ある日
体調を崩し、僕は君を病院に連れていった
病院の先生から告げられたのは
もうあと、長くない
その言葉だけだった
僕は何とか助かる方法は無いのか、薬は無いのか色々先生に聞いた
それでも、先生は長くない、この子の為を考えるなら。
僕は受け入れたくなかった
受け入れてしまったらダメな気がした
僕は自分なりに長生き出来るように色々考えた考えたけどダメだった
病院に連れて行って数週間経った頃
いつもは、僕とあまり寝てくれないのにその日は僕のベッドに入ってすりすりしてきた
僕はただ甘えてくれていると思った
けれどそれが、僕への最後の挨拶だった
朝起きるともう君は冷たくなっていた
涙が止まらなかった、もっと何かしてあげられたらよな、もっと、もっと一緒に居たかった
君と出会ってから沢山の思い出が出来た
本当に僕の所に来てくれてありがとう
大好きだよ
天国でも元気に暮らすんだよ
他の子達とも仲良くするんだよ
またどこかで会えたらいいな