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赤side
目元が赤くなった黄ちゃんに
ブランケットをかけてあげる
散々泣いて
でも最後まで話してくれた
流石に疲れたのか
涙を流しながら寝てしまった
桃「赤」
赤「ん、?」
優しくて
かっこいい声が俺の名前を呼んだ
桃「今から青んとこ行ってくる」
赤「ぇ、」
桃「黄のことよろしく、じゃ」
赤「ちょっ、まって!」
そう言い、
桃ちゃんの腕を引っ張る
桃「あいつと話してくるから」
赤「だめだよ、今行ったら……」
行ったらダメ
黄ちゃんが壊れちゃう
青ちゃんも責任を感じちゃう
もっと関係悪くなっちゃうかもしれない
黄ちゃんは青ちゃんのこと
こんなに好きなのに、
桃「だいじょーぶ、」ナデナデ
赤「ん、でもっ、」
桃「あいつの気持ち聞いてくるだけ」
桃「黄のこととは別として、あいつの話も聞かねーと」
赤「そ、うだけど、、」
桃「青に黄の気持ちは話さないから、」
赤「……ほんとっ?」
桃「うん」
桃「だから、赤は黄と一緒にいてあげろ」
赤「……わかった」
青side
コンコン
12時を回っているというのに
ノックの音が聞こえる
誰かと思い
ふと、
黄くんだったらな
という考えがよぎる
そんな願望も
扉を開ければ水の泡
桃「よぉ、」
桜の季節じゃないのに
彼が来ると桜が咲いたかのように
周りが華やかになる
なんて言われてる奴が
真っ暗な僕の部屋の前にいた
青「なに」
桃「冷た、怖いて」
そんなふうに微笑みながら
半ば強引に僕の部屋に入る
そして、何もかも知ってるかのように
桃「黄に何した?」
青「……」
話すことなんてない
僕が悪い
黄くんに、気使わせて
僕が勝手に引き離して
桃「黄から聞いた、ビジネスだったんだな」
青「ッ……」
桃「でもさ、黄を泣かせるのはないだろ」
ん?
泣かせた?
青「何言ってるの、」
桃「だーかーら」
桃「黄が泣いてんの」
青「そんなこと、知らないし」
桃「お前、最低だな」
青「元々でしょ」
桃「で、何したわけ?」
青「しつこいなぁ、」
桃「話すまで帰らねぇからな」
これは話すしかない
青「黄くんの気持ち考えずに色々やらかしたの」
桃「具体的に」
青「……襲った」
桃「おぉ、、」
いや、正確に言うと
襲おうとした
かな
と後付けをして
桃くんの方を見る
青「何回か試した」
桃「全部断られたってことか」
青「そーゆーこと」
青「ファーストキスも強引にした、押し倒してそしたら叩かれて……」
青「僕のこと嫌いなんだよ、黄くんは」
桃「アホか」
はいはい、
アホですよ僕は
黄くんのこと傷つけて
最低なのくらい
自分で分かってる
桃「青は黄のこと好きじゃねぇの?」
青「……」
好き、大好き
マフィアの時の黄くんと
学園での黄くん
どっちもずっと前から見てた
大好き
何もかも
大好き
だから、関わりが作れて
凄く嬉しかった
なのに
桃「好きなんだったら、尚更最低」
青「……わかってるよ!!」
桃「分かってるなら動けよ、意気地無し」
青「だって、」
桃「言い訳はいらねーから、今やらなきゃ行けないこと考えろ」
桃「好きなの?黄のこと」
青「僕は……」
ピロンッ
通知音が鳴る
沈黙が少し続き
2人してスマホをとる
青「任務だ、、行かないと」
桃「俺も、てか共同じゃね」
青「……うん」
桃「赤達もじゃん、4人か、」
4人、
黄くんも?
ボスぅ、、、
黄side
はぁ、よりによってなんで4人で任務なの、、
そう思いながら仮面を手にとる
赤「かっこいいっ、、」
黄「赤のは?」
赤「まだ貰ってないんだよねー」
どうやって任務に連れていけと言うのか、
初めての任務なので
裏口から出ろと司令があり、
校長室に来ました
青「ぁ、」
桃「来た、行こーぜ」
青「そのまま行くのかよ、無理無理」
赤「俺らも仮面付けなきゃいけないんだってー!」
結「おぉ、来たか」
黄「ボスっ、」
桃「俺らの仮面はー?」
結「そこにあるから好きなの選べ」
そう言われて
赤と桃くんは仮面を選んだ
赤「準備完了っ!」
桃「ま、戦えるかは知らねーけど」
戦えるかわかんないのね、
やめて欲しい
寧「お、人数増えてる、にぎやかぁ」
寧「慶と琉、お世話よろしくな」
慶「分かってるって」
琉「そういえば、コードネームどーする?」
赤「えー」
そういい、顎に手を当てる赤
結「出来れば簡単に呼べるのがいい」
桃「じゃ、おれ翔(しょう)」
赤「俺はっ、、、」
赤「蓮(れん)で!」
翔と蓮
確かに呼びやすい
赤と桃くんの名前にも関係無いし
多分バレることもないから大丈夫
慶「翔と蓮ね、早く行くよ」
蓮「ちょ、まってまってー!」
琉「元気なやつ、、」
翔「ま、行こーぜ」
結「琉」
琉「ッ、!」ビクッ
琉「慶となんかあったみたいだが、大丈夫か……」
琉「大丈夫、気にしないで」
琉「任務は任務、もう行くから」
慶「……」
蓮「暗、こわ、」
慶「そんなんでビビって戦えんの?」
蓮「うるさい」
そんなコント?をしている
慶と蓮だが、
翔「まじわかんねぇ、これどう使うの、、、」
自分で選んだ銃を眺め、
使い方を確認する翔
ほんと大丈夫か?
琉「着いた」
結『琉、』
なんかこれで話すの久しぶりな気がする
琉「……なに」
結『ここの……』
まーた役に立たない説明し始める
とりあえず聞いてるふりをしといた
蓮「だれ、?」
琉「ぼす」
慶「早く行くよ、」
琉「分かってる」
翔「かっこよぉ、、」
慶「ボスからの命令」
慶「翔と蓮は見てるだけ、とにかく自分の身を守れ」
蓮「えぇー!」
翔「俺ら来た意味ないー!」
琉「うるさい、入るよ」
慶「了解」
ガチャッ
慶「暗い、」
琉「電気は?」
慶「知るか、とりあえず家の散策を……」
電気を見つけるため
壁を触りながら
歩き始めた時
ドンッ
蓮「うわっ、、!」
翔「蓮っ!」
蓮「大丈夫、」
慶「無理するなよ」
ただ転んだだけだったらしい
少し安心をしていると
慶「琉!右っ!」
琉「ッ、!?」
敵「くそっ、、」
バンッ
敵「う”ッ、」
翔「はぁッ……」
蓮「!?」
琉「翔っ、!」
慶「……ありがと、」
翔「ん、」
そんなこんなで任務が終わり、
それぞれ自分の部屋に帰ることになった
赤「ね、ほんとに怪我ないの、?」
桃「大丈夫だってば、」
桃赤はさっきからずっとこんな感じ
よほど心配なんだろう
でも……
青「……」
黄「……」
きまずいって、!
どーすんの!
好きって分かったら、
青ちゃんの顔も見れないっ!
桃「ぁ、そーだ青に用があるんだけど」
青「なに、?」
桃「ちょっとここでは……」
赤「俺らどっか行くね、黄ちゃん行こ」
黄「ぁ、はい、」
続く