注意
ナチス×日帝要素あり
その他々あるよ
「先輩って国なんですか?」
ふと日帝から聞かれたこの一言
だが、俺が1番気にしていることだった
だから俺は言った
「なわけないだろ」
と
俺は国ではない政党だ
正式名称は国民社会主義ドイツ労働者党
俺がよく呼ばれる名前はナチスだが、
俺の名前にはナチスなんてついていない
時代や政党の化身は通常国と対等に話せるわけがないのだ
だから、俺はずっとこれを隠している
俺が国か?と問うてきた日帝の方をチラリと見ると
日帝は少し悲しそうに
「そうですか、、、そうですよね」
「貴殿の様な方が国じゃないはずないですよね」
俺は少し疑問に思った
何故、日帝は俺が国かどうか気になったのだろう
そして何故、そんなことが思いつくのだろうと
そして俺は一つの答えが思いついた
「日帝は国じゃないのか?」
日帝はこれでもかってぐらい目を見開いて
怯えるような絶望のような顔でこちらを見てきた
日帝は震える声で
「はぃ、、、いや違います」
一瞬はいと言ったな
これは黒だろう
日帝は俺に国じゃないとバレるのを怖がっているのか?
まあ、それもそうか
基本的に国の言うことは時代や政党、国民であっても絶対なのだ
たとえそれが自国の国じゃなくとも
ハハw
こいつも国じゃないのか
「日帝、お前は今嘘をついたな?」
「だが、さっき俺も嘘をついた」
「俺は国ではない、だがそれはお前も同じであろう?」
日帝はまたものすごく目を見開いたが今回は表情が柔らかく嬉しそうだった
コメント
2件
国が絶対か、、、だが歴史上、それに耐えきれず必ずいずれクーデターが起きる。そしてまた国ができる。いやー深いわー。