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オリキャラあり
キャラ崩壊
文才&語彙力皆無
それでも大丈夫な人は見てくれ!
(因みに今回は少し短めかも)
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No side
辺りは闇に包まれたかの様な黒い空に覆われていた。
密かに聞こえる虫の音だけが、夜の街に反響している。
時は23時40分。
とある建物の4階は、未だに光を放っていた。
そこに写り込むのは2つの影。
少年__敦と、少女__鏡花だった。
「…もう直ぐだね。
確か深夜0時に指定場所に行けば、『cat walk』に会えるって国木田さんが云ってた…筈。」
敦の表情は緊張の色で染まっていた。
気弱に発せられた言葉に、鏡花は頷く。
「返事も来たから問題は無い。唯その時間までに指定場所まで迷わず行ければいい。」
淡々とそう云った鏡花の表情は変わらない。
そして敦をチラッとだけ見て、再度口を開く。
「一番の問題は、どれだけの情報を掴めるか。
結局の処、依頼をした目的を知られては元も子も無い。」
「うん…そうだよね。絶対に疑われない様にしないと。」
そう云って、少し決意を固めた顔をした敦。
だがその表情は一瞬で曇った。
「でも、あの依頼内容で本当に上手くいくのかなぁ。」
「…そこは気にしたら負け。」
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「準備は出来た?鳰。」
「バッチリだよ。あ〜、でも喉の調子が悪いや。」
体を伸ばしながら気怠けにそう云った鳰に、苦笑を零す夕。
2人は本来の淡桃色の髪を月の光に晒して、夜風に当たっていた。
光に反射する紅い瞳とエメラルドグリーンの瞳が静かに交わる。
「今回の依頼者は格別だね。」
「うん、確りと闇の世界へ御招待してあげなきゃね。」
2人は嗤う。
何もかもを見通す様な眼で、夜の街を眺めながら。