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オリキャラあり
キャラ崩壊
文才&語彙力皆無
それでも大丈夫な人は見てくれ!
(今回はちょっと短め)
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「…あと1分。」
鏡花は時計を見てそう云った。
その言葉で隣に居る敦の緊張も高まっていく。
指定場所は街灯すらも乏しい、少し広めの路地裏だった。
高い建物同士の隙間に、敦と鏡花はポツンと佇んでいた。
敦は緊張に包まれた雰囲気に、今にも押し潰されそうになっていた。
不安が積もりながらも、2人は辺りを警戒する。
__ふと、上方にカツンと足音が響いた。
緊迫していた2人は、音が鳴った瞬間思わず上を見上げる。
するとそこには、膝を抱えて座る少女が”1人”居た。
「Hello,both of you?」
口元で嗤う様な笑みを浮かべ、猫の仮面を付けた少女はそう云った。
「ふふっ、御免ね?
もう直ぐで相方が来るから、もう少し待って貰うよ。」
その間何しようかなぁ、と首を傾げながら少女は愉しそうに云った。
その姿は正に遊びを考える子供の様だ。
そんな少女を敦は思わず凝視した。
鏡花も警戒心を強くさせて少女を視る。
その眼はまるで、獲物を狩ろうとする眼だった。
すると、2人の視線に気付いた少女は2人を見据えた。
仮面から覗く翠色の瞳は、深く惹き込まれる程に闇が濃かった。
思わず息を飲む2人に少女は笑みを深くする。
そして云った。
「質問が有るとしても応えないよ。
まぁもしあの子が良いって云ったら、話は別になるかもだけどね。」
「あの子って…。」
その時、少女の後ろで影が1つ伸びた。
彼女と瓜二つの影は、彼女と同じ仮面を付けていた。
「あ、大丈夫だった?」
「うん。この2人以外に来てないみたい。
意外だったね。」
「まぁ、それ程信頼してるんでしょ。」
翠色の瞳をした少女と同じ、ソプラノの声が辺りに響いた。
何処か無機質で可憐な声。
髪の長さ以外殆ど同じ少女2人が、上から敦と鏡花を見据えていた。
「それじゃあ情報提供といこうじゃあないか、武装探偵社の新人君達?」
暗い闇に少女達の愉しげな声が響いた。
敦は冷や汗が頬に伝うのを感じる。
少女達の声には敵意も邪気も無い。
唯有るのは、子供が新しい事を楽しむ様な__
__高揚感だった。
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最後まで見てくれて有難う!
ちょっと不自然な終わり方だったかな?
そうだとしたら御免ね。
面白いなと思った人や、続きが見たいって人はいいねやコメント宜しく!!
何時もいいねをくれている人は本当に有難う!