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若井side
「僕知ってる若井が末期がんなこと。」
俺はそう言われた時自分の無力さを感じた。元貴には敵わないんだ。
「何で知ってんの。俺話したことないけど、、」
「見ちゃったんだよ、、若井宛に届いた封筒。」
何でだろ。自分を失いそうだ
「何で見んだよ!(怒鳴)俺だってなりたくなかったん”だよ!」
あーあ言っちゃった。でもね元貴俺は心から愛してるよ
「そんなつもりは無かったよ”!」
元貴が声を荒げてるのは久しぶりだ。
バタンッ
元貴が部屋を出てってしまった。俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ。
大森side
もう嫌だよ。失いたくないよ。涼ちゃんも失った、神様って酷いよ。
過去
「もしもし?涼ちゃんもう〇〇駅着いたよー」
「僕もそろそろ着くから待ってて!」
「りょうかーい」
プツ
「元貴〜!!」
涼ちゃんが手を振りながら走ってくる
ドンッッッ
目の前で涼ちゃんが轢かれた
人生で聞いたこともないような鈍い音だった。
俺は自分を責めた。俺のせいだって。
若井side
なんでだよ自分も涼ちゃんも失って元貴はどうすんの。
神様は不平等だ。あんだけ頑張った元貴頑張った報われないなんて。
でも最後だけ言わせて欲しい。
「元貴。 や ん、、、」